居心地
昨年の大会は仙台ゾウ・プロジェクトの宣伝を兼ねた参加だったのですが、
結果してこれが実行委員みんなの結束力を決定的に高めてくれました。
その真髄を今年選手として参加してよ~くわかりました。
全力を出し切った時のすがすがしさ、リレーをする楽しさ。
松林の中にあるサイクリング専用コースは、普段は親子連れで和やかなのでしょうが、
この日ばかりは猛スピードでかっ飛ぶママチャリレーサー1500人超で埋め尽くされました。
1周4kmのコースを8人交代で8時間。
我々のチームは1人当たり6周でした。
昨年は初対面の実行委員も多かったのですが、今年はみんな最初から仲間たち。
居心地の良さをみんな喜んでました。
居心地。
人が集まる時にとっても大切なキーワードですね。
これをキープできないと長居はつらいのです。
20km走りました!
その中間目標として、10月松島ハーフマラソンを制限時間内(2時間30分)に走る、
というのがあります。
速いランナーにとってはなんということもない時間でも、
あっぷあっぷランナーには結構しんどい。
というか、まずその距離を走れるか? という問題と直面します。
31歳の時、ホノルルマラソンを走ったのが最初で最後のフルマラソン。
当時、一緒のツアーで49歳の人が参加してたのですが、
正直、大丈夫かなぁ? と余計な心配をしたものでした。
自分がその年になり、友人の誘いを手頃な挑戦ととらえての参加です。
ホノルルのときの経験から、1年間の練習でなんとか完走できるという結論はでてました。
ところが・・・。
ひざ痛により1年前の始動ができず。
歩きながらひざを騙しダマシスタートしたのが今年3月。
少しずつ距離を伸ばし、10km超は5回ほどなんとか走れるようになりました。
そこで今日、思い切って20kmに挑戦してみたという次第です。
それもこれも、別府針灸接骨院さんのおかげです。
何しろ、週3~4回も練習すると、
痛めた膝をかばおうと、体のあちらこちらにひずみが生じるのです。
これをほぼ毎週通って取り除いてもらっているのです。
毎度非常に丁寧なマッサージ。
電気と合わせると1時間以上もかけてやってくれます。
ホント、感謝感謝です。
今、窓から入り込んでくる風がとっても心地いい。
ああ風。 さすが風。
ソーシャルビジネス
アレ? 一体何歳になったのかな?
というふざけた疑問が大真面目に起きました。
49歳だったかな? 50歳だったかな?
指折り数え、49歳であることが判明(^-^)
100歳まで生きるつもりなので、ほぼ半分。
他人と比べない、ということが唯一の得意技。
人は人。自分は自分。
いずれにしても、自分が理想としている姿にはまだまだです。
ある人が言いました。
理想とは北極星のようなものだ、と。
つまりそこに届きはしないのだけれど、それがないと北がどっちかわからない。
おっと、そんなことを書くつもりではなかったのです。
そんなことまで語りだすと夜が明けそう。
ソーシャルビジネスについてです。
実は、ついさっきまで、みやぎソーシャルビジネスネットワークのプレオープンイベントに参加してきたのです。
そもそも社会性を伴わないビジネスはビジネスじゃない、という前提は認めた上で、敢えて通常のビジネスとは少し距離のあるゾーンとして存在しています。
代表例として徳島県上勝町の葉っぱビジネス「いろどり」が例示されました。
弊社が昨年25周年企画として行った「仙台ゾウ・プロジェクト」も当初はこのソーシャルビジネスの領域になるはずでした。
しか~し、この話になると夜が明けそう(^-^)
いずれにしても、どのような形にせよ社会性の強い事業を行っていければいいな、と思っています。
大空広く吹きわたる風のように。
ハモコミ通信2010年9月号「先入観 その2」
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先入観 その2
ハモコミ通信4月号で、『第一印象が悪い場合、
それを払しょくするのがいかに大変か』という話をさせていただきました。
我々の脳の構造がもともとそうなのでしょう。
一旦こうだ、と刷りこまれた情報を覆すのはなかなかむずかしい、ということですね。
今回のテーマ「先入観」は、生化学的に考えれば「大脳への刷りこみ」問題。まあしかしむずかしい話は抜きにして、事例を見ながら、先入観というものについて、客観的にみてみましょう。
青汁のCMで、「まず~い、もう1杯」っていうのがありましたね。普通、まずかったらもう飲みません。それなのに「もう1杯ほしい」がおもしろい。
人は先入観を覆されたときに、「やられた」っていう一種の爽快感を味わうのかもしれません。マジックショーなんていうのはまさにそれですよね。
こんな小さな箱に人がいるわけがない、のに美女が飛び出してきたり、耳からピンポン玉、ハンカチから鳩・・・。
さて、少し話は変わりますが、アフリカ展というパネル展を開催した時のこと。エチオピアの難民などが問題となっていた時期だったと思います。
ですから、多くの人が、アフリカ=難民、貧しい、悲惨、という先入観を持っていました(今でも?)。
その他にもアフリカならどこの国にもゾウやキリンやライオンがいる、っていう感じ。
アフリカ展は、まさにそういう先入観を取り除ければ、ということで、「アフリカの普通の暮らし」をテーマに、青年海外協力隊OBが企画したものでした。
パネルでは、人々は笑い、なごみ、日常生活を楽しんでいます。もちろん実際もそうなのだから。
あるご婦人がこんな質問をしてました。
「この笑顔はヤラセじゃないの?」「ヤラセでこんなに素敵な笑顔になると思いますか?」「う~ん、でもおかしい・・・」
年配の女性はケニアの首都ナイロビの高層ビル群をみてつぶやきました。
「アフリカじゃない写真も混じってるのね」
村おこし、地域づくりに必要なのは、「キレ者」「ヨソ者」「バカ者」などと言われますね。バカ者というのは、一生懸命やってやってやり抜く人、という意味ですが、ヨソ者の存在が、先入観で凝り固まった発想をCHNGE! させるのですね。
会社も同様でしょう。そんなことできるはずない、という先入観を打破するには、しがらみのないヨソ者との交流による気づきと目覚め。そして最終的には、やってやってやり抜くバカ者の力です。
2010年夏の暑さ
「いや~、この暑さ、いつまで続くんですかねぇ?」
一応記憶にとどめておくために敢えて書いておこう。
きのう新潟県村上市から笹川流れを抜けて山形県鶴岡市へ移動。途中絶景ポイントで車を止めて、しばし眺めよう、と思ったのだが・・・。
暑いっ。 熱風だ、いや熱波だ!
せっかくの景色もこんなに暑くちゃ楽しめないなぁ。
今日は9月1日。
ズラリ並ぶ30℃超の予想最高気温。
いつになったら涼むのか・・・。
雨ばかりだと日照りがほしくなり、晴ればかりだとひと雨ほしくなる。
やっぱり人は贅沢だなぁ。
新しい酒は新しい革袋に
2004年3月18日に旧ホームページを開設し、以来約6年半に渡りご愛読いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
弊社の扱う「コミュニケーションツール」が活躍する場面を想定し、『ハモコミがつくる 売れるサイクル』と題して、月刊ニュースレター「ハモコミ通信」を軸としたホームページでした。
これまで営業の軸としていた、「安全ツール」と「コミュニケーションツール」に加えて、「環境ツール」を3つ目の柱に据えました。
HP上の図でも示されているように、安全と環境をコミュニケーションがつないでいる、という構図です。安全には安全コミュニケーションという分野があり、環境にも環境コミュニケーションという領域があります。
この円が交わっている部分をとりわけ大切にしながら、ツールの企画販売を通して、地域社会に貢献していきたいと思っております。
平成22年8月吉日
㈱壱岐産業
長谷川 嘉宏
ハモコミ通信2010年8月号「先入観 その1」
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先入観 その1
あたり前のことですが、人は100人いれば100通り、1000人いれば1000通りの人格があるものです。
しかし、便宜上パターンとして認識しておくと楽なので、そうすることが多いですね。
例えば、日本人は生真面目だ、とか、ラテン系の人は陽気だ、とか、女は泣き虫だ、とか、近頃の若者は携帯電話ばっかり覗いている、などなど。
確かにそういう人が多いのかもしれませんが、実際にはそうでない人も多いわけです。先入観或いは偏見という色眼鏡によって、真実を曲げて勝手に解釈してしまうことがあり、注意したいものです。
先日、自分の先入観に気づかされたことがあったので、皆さんにも一緒に考えてみていただければと思ったのでした。
こんな話です。
ラテン系A国人労働者を雇うM県の某工場が閉鎖となった。仕事を失ったA国の人たちの大半が派遣会社の斡旋もあり、隣県の工場に突然勤めることになった。その数は家族も含めて約500人。そのため、ある集合アパートでは、40世帯のうち14世帯がA国人となった。もちろん彼らは家族と一緒に暮らしている。A国の人達が住み始めて1ヶ月もたたないうちに自治会長さんのところには次々と苦情が届くようになった。
さて、ここで問題です。
以下の苦情は、日本人からのものと、A国人からのものが混ざっています。どれがどちらからのかを当ててみてください。
① 雪かきをしない
② タイヤを駐輪場に置きっぱなしにしている
③ 夜遅くまで外で声高に話をしている
④ ゴミ出しのルールを守らない
⑤ カーステレオの音がうるさい
⑥ アパートの自治会費を払わない
⑦ タバコのポイ捨てをする
⑧ 踊り場におもちゃを放置している
⑨ 月1度の清掃に参加しない
⑩ 出会っても挨拶しない
本当は「素」の状態で考えていただくほうが面白い結果になると思うのですが、今回はすでにタイトルで、そして前置きで先入観について語ってしまいました。
さて、解答を見てみましょう。
日本人からの苦情 ②③⑤⑥
A国人からの苦情 ①⑦⑧⑨
双方からの苦情 ④⑩
いかがでしたか?
そんなはずはない、などとお感じになりませんでしたか? でもこれが事実なのです。
ちなみに私は⑧⑩だけがA国人から、と思いました。
冷静に考えてみると、「雪かきをしない」「掃除をしない」「自治会費を払わない」などというのは、
日本全国どこのアパートや町内会でも頻繁に問題になっていることですよね。
文化の違いを感じるのは③と⑤くらいのもので、あとはどちらでも起こりうることだなぁ、と改めて気づかされました。
A国人のほうが、むしろコミュニティ意識が強く、その自治は、お金というよりは労働でまかなうという習慣があるのかもしれませんね。
いずれにしても、これはたまたまそこにいた人達の事例であるに過ぎず、一部を見て全部を判断することの危険性も感じました。
先入観で勘違い、という程度ならいいのですが、それが偏見になってしまうとこわいなぁ、と改めて感じました。ニュートラルな感覚を持ち続けたいものです。
今回は、偏見につながる先入観の怖さ、という視点で先入観について考えてみましたが、次回では、発想の柔軟性という点からとらえてみたいと思います。
人びとの先入観を突き崩すところに、商品として、或いは広告宣伝として、驚きと魅力が生まれる、といったあたりのことです。乞うご期待。
ハーモニーのあるコミュニティ(略してハモコミ)づくり
1.(やりがいのある)仕事
2.(十分な)お金
3.(心身共の)健康
4.(余裕のある)時間
5.精神的な豊かさ
6.(家族、近所、仲間、職場での良好な)人間関係
どれか一つうまくいっていればいいや、っていう問題じゃないですよね。
できれば全部相応に欲しい!
誰もがそれを願うハズ。
特に、人間関係がうまくいってないと、
気分は重く、晴れ晴れしないのは言うまでもありません。
人と人との良好な関係の場をつくる上でも、ツールが役立ちます。
「その場がいい雰囲気」 → 「そのいい関係が長続きする」→ 「相響き合う関係」
そんな願いから「ハモコミづくり」という考え方が生まれてきたのです。
ハモコミは、既存客を大切にする考え方です。
その関係を育てていくという発想です。
深い相互信頼の元に、垣根を越えたビジネスが展開されていく、という理想です。
当然ツールだけでは、なし得ません。でもツールは名脇役として、様々な場面でそれを後押しすると考えています。「売れるサイクル」の中の、重要なひとコマでもあるのです。
ハモコミ通信2010年7月号「風になりたい」
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風になりたい
私たちの夢は、風になる、こと。
風は、人を優しく包み、うるおいを与え、その気にさせ、楽しい気分にします。
良い便りを届け、受粉を助け、お月さまを覆う黒い雲を追い出します。
ヨットを走らせ、渡り鳥の渡りを助け、こいのぼりを泳がせます。
人を困らせるような強すぎる風や冷たい風などもあるけれど、私たちのなりたい風はもちろんそういう風ではありません。
あくまで人の喜びを大きくするようなものなのです。
風になれるなら死ぬのも悪くないし怖くない。
ああ風! 風になりたい!
「そんなになりたいなら、なるがよい」
おやっ、天の声だ。
そうか!
よく考えてみると、本当の風にはなれなくても、風のような生き方、風のような仕事をすることはできそうだ!
ありがとう、天の声よ。いいことに気づかせてくださいました。
今行っている様々な事柄を、風になぞらえて整理して、
もっともっと人に好かれ、
もっともっと人のためになる、
“熱く” “優しく” “楽しい” 風になれるよう、
残りの半生を賭けよう!
そんな大きな思いを持って、
♪あの大きな空を~♪吹き渡っていきます!
あるヒラメキをもとに、この詩(?)を書きました。こっそりと、でも大真面目に。
「私」ではなく「私たち」としたのは、この詩に賛同する人がいればいいな、と思っているからです。
今月からHPのWINPROコーナーに「風のコラム」を書き始めました。よろしければお読みくださいね。
口に出して言い出すと、何かが変わりますね。
私も、風になりたい、ということを漏らした途端に、いろいろな情報が集まってくるようになりました。
日本に風の名前がいくつあるかご存知でしょうか?
なんと、2145だそうです! ホンマかいな?ですよね。定価15000円也の『風の事典』というのがあるのですが、そこに間違いなくそう書いてました。
どうやら奥深いものに首を突っ込んでしまったようです。もちろん望むところですが。
ハモコミ通信2010年6月号「本番に強くなる~緊張を集中に変えるプレッシャー克服法 その2」
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本番に強くなる~緊張を集中に変えるプレッシャー克服法 その2~
さっそく本題です。
本番で緊張している人に対して、3流コーチ(先生、先輩、上司、父親・・・)は「肩の力を抜け、リラックスしろ!」と言うだけ。
「どうやって?」と聞かれたら、「そっ、そんなこと自分で考えろ」という答えしか返ってきません。
そんな経験はありませんか?
先月号(弊社HPにバックナンバーあり)では、白石豊先生の著書から、本番の緊張に対する対処の仕方を抜粋させていただきました。
今回は、学生の面接指導を数多く行っている斉藤幸江先生のお話。斉藤先生は就職面接に臨む学生に対して、次のように指導しているそうです。
「緊張するっていうのは、意識が自分自身に向いている、ということ。相手(面接官)のことに思いを集中しなさい」と。
「えっ、どういうことですか?」
「ドアをノックする前に、まずその部屋の中にいる面接官のことをあれこれと想像するのよ。いったい何人いるのかな? カッコいい人かな? 奥さんはどんな人かな? 今朝何を食べてきたのかな?
っていう具合。あくまで好奇心でね」
「『意識』は一度に一つのことしか考えることができない」という原則があるそうです。
相手のことを強く思うことにより、自分のドキドキなどは遠ざかってしまう、というワケ。実に的を得た指導法ですね。
さらに斉藤先生は「相手のことを好意的に思いなさい」とも指導しています。その気持ちは表情に表れ、伝わり、印象がよくなることが多いからです。
この作戦がうまくいった場合、どうなるか?
面接官も人の子です。大抵の場合、好印象の相手には興味が湧くものです。
緊張して受け答えがシドロモドロになってしまった面接者に対し、面接官が興味がなければそこでおしまい。THE END。でも、興味があるのなら…?
面接者のことをもっと知りたいと思うので、質問を変えたり、時には面接官のほうからリラックスさせるように配慮してくれたり!
これはすぐにでも実行できそうですね。
さて次に、準備期間がある場合、本番の緊張状態に臨むことを想定して、どんな準備をすればいいか、について、白石先生の講演からまとめてみました。
次の図が端的に必要なことを表しています。
本番で力を発揮するためには、当然のことながらまず目的・目標を明確にするところからはじめることは言うまでもありません。
その上で、自信をつけること、セルフイメージを高めることに注意を払う、というわけです。
そもそも『練習をする』ことの本当の意味は「大丈夫、やれる!」という『信念をつけること』であるとも言われています。
白石先生曰く「自信は、試合や試験の後にではなく、先に持つべきもの」。
そりゃそうですよね。やって少しは自信がついた、ということはよく聞きますが、本当はその前についてないと本番で十分な力を発揮できないのですもの。
人は18歳までに平均15万回くらい否定の言葉を浴び続けると言われています。それにめげずにセルフイメージを上げるには、目標を紙に書いて、声を出して何度も読むことが一番だそうです。
得点王を取りながらも、ここ一番という試合に力を発揮できず、ガラスのエースなどと揶揄(やゆ)された女子バスケットボールの萩原美樹子選手。
白石先生の指導のもと、セルフイメージの改善に真剣に取り組んだそうです。シドニーオリンピックを前に行っていた彼女の「自己指示の確認書」なるものの全文を弊社HPに掲載しています。
これを5枚作成し、あちこちに貼って1日20回~30回も声に出して読み、イメージし、真のエースと称えられるようになったのです。
ちなみにその書き方のコツは以下の3点です。
1.すべて肯定文で書く
2.主語はすべて「私」
3.目標は「私は~である、~をやり遂げている」
のように現在形、または現在完了形で書く