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ハモコミ通信2013年11月号

  • ハモコミ通信2013年11月号


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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


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◎ 耳の痛い話

誰しも人から褒(ほ)められれば、嬉しいものです。

逆に、批判や忠告を受けると、落ち込んだり、腹が立ったり、反発心が生じたり、相手を恨(うら)んだりしてしまうこともあります。

昔から、「耳の痛い話ほど、本音が語られている」といわれます。

自分にとっては不快であり、不都合な話であっても、冷静に考えると、核心をついたことを第三者が語ってくれている場合があります。

<率直に耳を傾けることは、自分にとってマイナスではなくプラスだ> と前向きに捉(とら)えれば、耳の痛い話も、大いに自己の向上に役立つでしょう。

どのような話も、取捨選択の決定権は自分自身です。

しかし、その時は理解できなくても、後になってみれば、<あの忠告が自分のためになった>と思えることは少なくないものです。

耳の痛い話を自己の成長に役立てる、心の深さを保ちたいものです。


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今月の私のテーマがちょうど、「耳の痛い話に対処する」だったので、このコラムはあまりにタイムリーで驚きました。

ここで言われているとおりですね。

耳の痛い話に対して、同じ対処法をやっていると、また時を経て同様の耳の痛い話が何度も繰り返しやってくるのだと思います。

自分の受け止め方、対処の仕方を変えない限り。でも、それがとてもむずかしい。特に夫婦間では。。。


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◎ 負けました

小学校教師の安次嶺隆幸さんは、日本将棋連盟の学校教育アドバイザーとして、将棋の持つ教育的意義を提唱しています。

一時はプロの棋士を目指したこともあるだけに、安次嶺さんは「礼」を大切にする将棋の魅力を次のように語っています。

「負けを自ら宣言しなければならない将棋は、日本人が忘れかけている大切な心に気づかせ、それを自然と身につけることができるメソッドを内包していると言っていいでしょう」

「負けました」と宣言することは自分の弱さやミスを受け止めて、悔しい気持ちを折りたたみ、負けの責任を自分でとることになる。

それは「弱い自分に打ち勝ったぞ」という能動的宣言である、と安次嶺さんは言うのです。

負けるのは悔しいことです。しかし、負けをきちんと受け止めてこそ、その先の成長があるのでしょう。

「悔しいからやめた」ではなく、逃げずに向き合うことから、次の一歩が始まるのです。


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負けをきちんと受け容れる=弱い自分に打ち勝つという捉え方がおもしろいですね。

さっきのコラムと共通しているのは、逃げていてはダメ、正面から受け止めよ、ということですね。


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2013.11.05:壱岐産業:[事務局ノート]

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  • 仙台市内の快適な足 DATE BIKE !
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何よりいいのは、全車電動アシスト自転車であること!

駅前駅裏や県庁市役所はもちろん、Kスタや大学病院など市内網羅で使い勝手◎

観光客などのために、1日1000円乗り放題(登録不要)というコースもあるようです。

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2013.11.05:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2013年10月号

  • ハモコミ通信2013年10月号


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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


 

◎ 心をつかむ伝え方

 「DJポリス」と称された、警視庁の警察官の話術が話題になりました。

 今年六月、サッカー日本代表が、来年ブラジルで開催される、ワールドカップ出場を決めた夜のことでした。

 東京・渋谷駅前のスクランブル交差点に、歓喜するサポーターたちが殺到し、騒然となりました。

 そこへ登場したのが、警視庁第9機動隊広報係に所属する、二十代の男性隊員でした。
車両の上から拡声器を握って、お祭り騒ぎの群衆に呼びかけました。

「サポーターのみなさんは12番目の選手でもあります。ルールとマナーを守ってフェアプレーで今日の喜びを分かち合いましょう」

「怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではワールドカップ出場を喜んでいます」

 これらの軽妙な言葉を聞いた若者たちから、笑いや喝采の声が上がり、暴徒化を防ぐことができたのです。

 相手を思いやる優しさと、ユーモアに溢れた言葉が、見事に人の心を動かしました。

 言い方によって、相手を不快にさせずに言葉を伝えることができるのです。

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 警察官の従来の考え方からすれば、暴徒などというのはけしからん連中であり、権力を持って抑え込む、というのが常識だったと思います(今も大半がそうでしょう)。

「人に望ましい行動をとってもらうにはどうすればいいか?」

 という発想の大切さを、DJポリスが教えてくれていますね。

 


 

◎ 見方を変える

 日常に起こる困った事柄を、私たちはどのように受け止めているでしょうか。仕事一つ取ってみても、ある程度の困難はつきものです。

「平成二十二年六月に地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。小惑星イトカワで試料を採取し、七年間の宇宙の旅を終えて大気圏に突入しました。

 その際、満月の二倍の明るさを放ち、機体を激しく焼き尽くして砕け散ったのです。

 美智子皇后陛下は翌年一月、その瞬間を歌材にした御歌を発表されています。

 その帰路に 己れを焼きし「はやぶさ」の 光輝かに 明かるかりしと

「はやぶさ」は、資料が入った耐熱カプセルを地球に持ち帰り、自身はバラバラになりながらも任務を確実に果たしたのでした。

 探査機の無私の働きが明るい輝きを放ったと、皇后陛下が感嘆された様子は、私たちにも置き換えて捉えることができるでしょう。

 苦しみの渦中にある時に、自身が輝いているとは思えないでしょうが、「苦難は人を最も輝かせる応援団である」と胸に刻み、前に進んで行きたいものです。

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皇后陛下の優しいまなざしが感じられますね。

稲森和夫氏は、幸運に恵まれることもまた試練である、とおっしゃっていました。ゆるんでダメになりやすい、と。

苦難にめげず幸運に溺れず、一意専心ということですね。

 


 

<最近耳にした いい言葉>

「ロープウェイで来た人は登山家と同じ太陽を見ることはできない」フランスの思想家 アラン氏

結果は同じのように見えても、プロセスが違えば満足度はまったく別物となりますものね。

「大きな努力で小さな成果」イエローハット創業者 鍵山秀三郎氏

世の中ではこの言葉の逆がいいと思われているが、氏はそれは危うい、とおっしゃいます。

「行動の成功は、その手段によるよりも、心の純粋さによる」京セラ名誉会長 KDDI最高顧問 稲森和夫氏

JALのV字回復を成し遂げた稲森氏。事にあたる時、私心がないか? 大義であるか? を常に問うそうです。

 




<編集後記>

知らず知らずたまっているストレス。

私は全くたまってない、とずーっと思ってました。

しかし、試しに受けてみたストレス診断結果は、11段階の6。

11が一番悪いそうで、真ん中とはいえ、自分の予想とは大きく違ってました。

ホメオストレッチという施術を毎月1回受けるようになって、毎回毎回、脳の中がスッキリクッキリになって快調です!

お近くにあればお試しくださいね。

2013.10.07:壱岐産業:[事務局ノート]

風頼り、風待ち

  • 風頼り、風待ち
先日、息子が国体に出るというので、
東京の若洲というベイエリアで1日のんびり過ごしながら
生れて初めてセーリング競技なるものを眺めてきました。



セーリングという1つのくくりの中にヨット5種類とウィンドサーフィンがあり、合計男女6つの種目の合計得点で競うもののようです。

四方を海に囲まれた日本ではありますが、これらの競技はメジャーじゃないんだなぁ。
特に女子の場合、エントリーしてない県が結構あったのは驚きでした。

いずれの種目も当たり前のことですが、風頼り、風任せ。
あいにくこの日はあまり風がなく、午後の競技は中止かも、とささやかれてました。

特にウィンドサーフィンの場合、風がないと悲惨です。
セールをうちわのようにパタパタさせて、なんとか風をつかみながら進む感じでした。
こうなるとまさに体力勝負、イメージとは裏腹に女性にはキツイ種目だなぁと思いました。



ちなみに去年の国体(和歌山)はこんな感じだったようです。
風によってまるで全然違うスポーツのようです。

2013.10.04:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2013年9月号

  • ハモコミ通信2013年9月号


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月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


 

◎ モヤシのごとく

 野菜炒めや焼きそばの具材などに使われるモヤシ。光が足りない中で成長している芽生えの極端な姿から、ひ弱さの象徴語として使われることがあります。

 しかし「モヤシはひ弱な植物ではない」と主張するのが、農学博士の田中修氏です。氏はモヤシについて、次のような説明をしています。

「モヤシは、栽培箱の暗黒の中で、『何とか光の当たっているところに出よう』 と思って、太陽の光を探し求めて、すべてのエネルギーを背丈を伸ばすことに注いでいるのです。太陽の光を見失った暗闇の中で、『太陽は上にある』 と信じ、けなげに背丈を上に伸ばし続ける芽生えの姿がモヤシなのです」

 仕事において、どうにもならない状態に立たされることがあります。このような時、私たちは希望を失い、落胆し、我を失ってしまいます。それでも 「希望はこの先にある」 と信じて、歯を食いしばることが大切なのです。

 逆境に立たされた時こそ、「きっと良くなる」との信念を忘れず、現状をニコニコと受け止めて、モヤシのごとく上に向かって成長することが大切なのです。

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 そうだったのか! モヤシ!

 考えてみれば人間が勝手に作った過酷な環境の中で、持っているすべてを出し尽くしているんですよね。

 モヤシについての見方が大いに変わったと同時に、まだまだ偏見で見ていることが多いんだろうな、ということにも思い至りました。モヤシに負けずがんばるぞ!

 


 

◎ 未知なる自分との遭遇

 バラエティー番組で世界中を飛び回り、リポーターとして活躍しているイモトアヤコさん。その姿は 「チャレンジすることの大切さ」 を教えてくれます。

「未体験のことをやれと言われた時は、まずは一回挑戦してみます」 というイモトさん。

 危険な海外の仕事なども、あえて断らずに引き受けてきました。そうすることで、「今まで知らなかった自分」 に出会えるのだといいます。

「自分にはできない。自分には関係ない」 といった固定観念から、上司や先輩、同僚からの提案やアドバイスなどを、拒んでしまうことがあるでしょう。しかし、それは自身の可能性を大きく閉ざしてしまうことになるのです。

 業務以外の場合も同様と考えられます。食事や旅行などの様々な誘いがあった時、自分にとって興味のないことでも、まずは一度受けてみることです。そこから新たな価値観が生まれ、それが自身の業務にも活きてくるはずです。

 今日から迷わずに「ハイ」と受けて行動しましょう。そこに新しい自分との出会いが待っています。

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 私などはどちらかというと、「ハイ」「ハイ」受けすぎて、絞り込む勇気が必要だと感じてます(笑)。

 でもそのことが様々なアイデアの源泉になっていることは確かかもしれません。

 一方、選り好みはしていないようでしているかもしれません。イモトさんに学ぶ点ですね。

 


 

太陽の塔から見えたもの

 あれからもう43年にもなるんですね。大阪万国博覧会。行かれた方はいらっしゃいますか?

 私は当時小学3年生。行きたくて行きたくて、ガイドブックをすり切れるほど眺めては、各パビリオンの写し絵を描き、様々な想像を巡らせていました。

 今回、記念公園を訪ねて感じたことをホームページに書きました。お時間あるときにご笑読いただければうれしいです。

http://www.iki-sangyo.co.jp(「壱岐産業」で検索)

 

2013.09.02:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2013年8月号

  • ハモコミ通信2013年8月号


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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


 

◎ 見えない教育

 自分の仕事振りや口調が、共に働く先輩や上司に似てくるといったことはないでしょうか。それは一般的にいって、四つの種類があるといわれます。

 新人教育のように意図的に仕事のスキルなどを教え導くことを「教化」、尊敬する先輩の姿を積極的に真似る「模倣(もほう)」、上司や経営者の強い願いが部下や社員に浸透する「感化」などが挙げられます。

 そして教える側も教わる側も、まったく意図しないで成り立つ教育が「薫化(くんか)」です。冒頭の一例も、この機能が働いたとみることができるでしょう。

 薫化は、いわば見えない教育です。それによって、会社独特の空気、社風、企業イメージといった、企業の見えざる価値が作り出され、継承されていきます。

 見えないものだからこそ、後につないでいく難しさはあります。しかしそれだけに、作り出された価値は非常に高いものといえるでしょう。

「部下や後輩にどのような影響を与えているだろうか」と自らの言動を見つめ直し、良き影響を与え合う職場人でありたいものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 仕事ぶりや口調というのは、その人の習慣そのものですから、付け焼刃でどうこうなるものではありませんね。良き影響を与え合う職場人として、常に習慣を磨くこと、時には客観的に自分を眺めてみること、が必要なのでしょう。特に上に立つ人は心しておきたいですね。

 


 

◎ N氏はカエルが苦手

 N氏が仕事から帰ると、玄関の入り口にオタマジャクシが大量に水槽に入っているのが目に留まりました。N氏はカエルが大の苦手なのです。

 <息子の仕業に違いない>と確信したN氏は「すぐに逃がしなさい」と叱りました。しかし、小学二年生の息子は「絶対に嫌だ」と一歩も引こうとしません。

 オタマジャクシが成長してカエルになることを想像したN氏は、息子を怒鳴りつけますが、息子も負けじと応戦するのです。

 結局、その場は決着がつきませんでした。その夜、一連のやりとりを見ていた妻から、胸に突き刺さる一言を言われました。

「たとえ子供でも、最初から頭ごなしに言われるのは嫌なものよ。あの子も一所懸命捕まえたのだから、いっぱい取れたねと一言褒めるのが先でしょ」。<大人気ないことをしたものだ>とN氏は、その日は一睡もできませんでした。

 職場でも部下に同様の態度を取っていたN氏。一所懸命仕事をしている部下に「いつも助かるよ」の一声もかけていない自分を思い知ったのでした。

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「いっぱいとれたね」そのひと言がすんなりと自然に、しかもいつも出てくるようになれば本物ですね。なかなか本物への道は険しいなぁ。

 

新人 大下諭司 です

 6月に入社した大下です。生まれも育ちも東北です。

 趣味は、楽天イーグルスの応援と旅行に行くことです。楽天に関しては、現在19試合応援に行って14勝5敗の成績です。今年は30試合以上応援に行きたいと考えております。今年の夏は「東北グリーン」といった緑のユニホームを着て球場で応援しております。

 旅行に関しては、あまり行ったことがない土地に行くよう心掛けてます。最近は大阪に行ってきました。年内、札幌と福岡に行くのが目標です。HPのスタッフレポートに掲載しておりますので、時間がある方はご覧頂けると嬉しいです。

 担当は、秋田・山形・新潟になりますが、会社にいる時は電話にも出ますので、よろしくお願いします。まだまだ未熟ですが、一生懸命頑張りたいと思いますので是非大下を覚えてください。

2013.09.01:壱岐産業:[事務局ノート]

太陽の塔から見えたもの

  • 太陽の塔から見えたもの
1970年の大阪万国博覧会を観に行かれた方はいらっしゃいますか?

私は当時小学校3年生。
行きたくて行きたくて、ガイドブックを擦り切れるほど眺めては、
各パビリオンの写し絵を描き、様々な想像を巡らせていました。

特に印象的だったのは、ソビエト館とオーストラリア館。外観がとってもユニークでした。
そしてもちろんお祭り広場の中心にそびえていた太陽の塔です。

これは本当にシンボルという名にふさわしい強烈なインパクトがありましたね。
ご存じのとおり岡本太郎氏の作品です。

最近岡本太郎氏についての記事を読んだことがきっかけで、
この太陽の塔に無性に会いたくなったのです。
京都で会合があったついでに足を延ばしてみました。


今でも圧倒的な存在感をもってそびえていた太陽の塔。
背面に過去を象徴する「黒い太陽」というのが描かれているのはご存知でしたか?



<手前のモニュメントはイサム・ノグチ氏の「月の世界」>


下調べなどせずに行ったので、EXPO70パビリオンなどという施設があるとはつゆ知らず、こりゃ儲けもの、とさっそく入ってみました。


館内を眺めていると、当時のガイドブックやニュースで見たことが、ありありと蘇ってきました。

桜の花びらを模った日本館、月の石のアメリカ館、変わった形のスイス館、みどり館、動く歩道、太陽の塔の内部にあった生命の樹などなど。

資料によれば、総来場者数がなんと6000万人!
6か月間ですから、月平均1000万人。一番多かった日は83万人ということですから、
それはそれはすごいイベントだったわけです。
当時は娯楽も情報も少なかったし、すべてが珍しく新鮮だったことでしょう。

興味をそそられたのは、当時の様子のビデオ放映。
開門と同時にお目当てのパビリオンに走る人たちのみなぎるチカラ! 
そのエネルギーこそが高度経済成長を支えたものだ、と感じました。

今なら事前に整理券などをゲットしたり、スマホの情報などを駆使して、実にさらりとスマートに行動することでしょう。
それも悪くはないけれど、エネルギッシュな70年代を懐かしく羨ましく感じました。


「進歩と調和」がテーマだったEXPO70。
すでに43年という年月が過ぎ、まさにめまぐるしい進歩を遂げた現代。
これからの技術的進歩は加速度的であり、問われるのはまさに調和のほうでしょう。

このキーワードから外れると、大きな問題が発生するのが常です。
つまり問題こそが調和を教えてくれる先生なんですね。
そんなことを思い起こした1日でした。
2013.08.31:壱岐産業:[事務局ノート]

『 ストレスコーピングレパートリーをみんなで増やそう!企画 』

  • 『 ストレスコーピングレパートリーをみんなで増やそう!企画 』
ストレスとくれば、ケアとか解消法とか、そういう言葉はよく聞きますが、コーピングって耳慣れない言葉ですね。

「 意図的な対処(対処法) 」なのだそうです。

どんなコーピングが望ましいかと言えば、

 ①効果がある!(当たり前ですが)
 ②低コストである!(これが重要!)

世にいうストレスに強い人、っていう人は、たぶん、①と②を両方満足するような、望ましいコーピングのレパートリーをたくさん持っているハズ

(最低30個、できれば100個持ちましょう by 洗足ストレスコーピング・サポートオフィス代表伊藤絵美先生)

 
●お金がかからない ●時間がかからない ●健康に害がない ●後で自分が後悔しない ●人に迷惑をかけない ●人間関係を損なわない など、対処法のいいやつをぜひ教えてほしいのです。

そして、上手にコントロールできていない方へのヒントとして、ぜひぜひ一肌脱いでいただきたいのです。

と、弊社ニュースレターハモコミ通信でお願いしたところ、以下のとおり快くご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

まだまだ集めております。重複があってもまったくかまいませんので、ぜひぜひお送りくださいまし。 yoshihiro@iki-sangyo.co.jp

「なるほど、それは使えそう」 誰かがそう思ってくれたら本望ですよね。


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まずは人身御供として不詳私のから

<ストレスコーピング 認知編>
 ・命までは取られない、と思う
 ・いずれ良くなる、と思う(根拠はないけど)
 ・「なんとかなる(一休禅師)」と思う
 ・戦争のころよりましなはずだ、と思う
 ・目標は7割できれば上出来、というルーズベルト大統領の言葉を思い出す
 ・「三歩進んで二歩下がる♪」というのはよくあることだと思う
 ・空や山など大きなものを眺め、地球という天体の悠久の歴史を考える
 ・夜空の星と月を眺め、宇宙の広大さに、自分の悩みのちっぽけさを思う
 ・自分は運がいい、という思い込みを楽しむ
 ・生まれてきた意味を思い出す
 ・不安は何も生み出さない、と理性的に考える
 ・他人と比較している自分を外から眺めてみる
 ・「なかなかでまだまだ」と思う
 ・人生100年の中のまだ半分だと思う
 ・真摯に行動していくうちに妙案に恵まれると信じる
 ・「そもそも耐えられない問題はやってこない」という信念
 ・「やってくる問題は自分を成長させてくれるものである」という信念
 ・太陽に顔を向けてその熱を受けて生きてることに感謝する
 ・雨の日、歩きながら、傘のおかげで濡れずに歩けることに感謝
 ・雨の日、下水システムによって、大量の雨がうまく処理されていることに感謝
 ・寒い日、あったかいコートのおかげでそんなに寒くないことに感謝
 ・暑い日、靴のおかげで地面の熱を足に感じないことに感謝
 ・通勤の途中、鳥のさえずりが聞こえて、やすらぎを与えてくれていることに感謝
 ・家々の庭に緑がいっぱいあるおかげで、気持ちがやわらぐことに感謝
 ・電気やガスや水道や道路など、当たり前のようで当たり前じゃないインフラとそれに従事している人に感謝
 ・食べ物を作ってくれる農家の人はもちろん、その流通や販売などにかかわっている人のおかげでおいしいものを食べれる幸せに感謝
 ・おいしいものを作ってくれる妻に感謝
 ・お客さんからの感謝の言葉をありがたくいただく

<ストレスコーピング 行動編>
 ・鏡の前で笑ってみる
 ・鏡の前で「大丈夫!」と言う
 ・鏡の前で「よし!」と言う
 ・鏡の前で「おはよう」と元気よく自分に挨拶する
 ・「人生は今日がはじまり きのうまではリハーサルです」 と唱える
 ・「楽すれば楽がじゃまして楽ならず 楽せぬ楽がはるか楽楽」(富山の薬売り七楽の教え)を唱える
 ・「人生1日1ミリ」と言う
 ・紙に書いて問題を整理する
 ・図にして関係性など客観的にとらえてみる
 ・風呂の中で「ああ、いい気持ち!(ぜいたく!)」と言う
 ・元気よく歩く
 ・仕事の中であれこれ工夫する
 ・もっとよくできないか?とさらに工夫する
 ・楽しい計画を紙に書きながらあれこれ思う
 ・PLAN DO DRINK(楽しい計画を立て、実行し、美酒に酔う)
 ・綿屋(宮城の地酒)純米吟醸をひとりぐびっと飲む
 ・気のおけない仲間とワイワイ飲む
 ・ホメオストレッチ
 ・休みの日にジョギングする
   こうしてみると、いろいろな人の言葉に支えられているなぁ、と改めて気づかされました。

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K.S.さん

<認知コーピング>
・山より大きい猪は出ない
・人生に遅いということはない
・なんくるないさ
・しょうがないなあ
・さあ、これから
・もうダメだと思った時が始まり
・悲観的に準備し楽観的に行動する
・生きているだけで感謝
・五体満足でいることに感謝
・健康であることに感謝
・仕事があることに感謝
・ご先祖に感謝
・家族に感謝
・友人に感謝

  ◎気づき 楽観+感謝=達観

<行動コーピング>
・まだ見ぬ世界の国に思いをはせる
・豪華客船世界一周のパンフレットをみる
・寄港地の情報を調べる
・現地にいる自分を想像する
・知らない土地を旅する
・沖縄に行く
・好きな本を読む
・風呂に入りながら本を読む
・巨人が負け、楽天が勝ち、ベガルタが勝つ
・ひたすら仕事に打ち込む

  ◎気づき 旅+本+仕事=人生

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N.O.さん

<認知>
・明日は明日の風が吹く
・なんとかなるさ~
・これを乗り切れば、楽になる。
・やってしまったもんはしょうがない
・謝れば人はきっと許してくれる。
・自分は自分
・ミスは繰り返さなければいい(実際は、繰り返してるけど)
・失敗はあきらめない限り失敗じゃない
・あきらめたらそこでおしまいだよ(by安西先生)

<行動>
・とりあえず寝る(どんな状況でも寝れます!)
・嫌なことは忘れる。
・違う楽しいことをやる。
・落語のネタを考える
・子供の寝顔を見る
・呑む!
・打つ!
・行けるとこまで行ってみる。
・迷わず行けよ行けばわかるさ(byアントニオ猪木)

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T.S.さん

<認知>

・自分はまだまだ成長の余地がある
・生きてるだけで幸せなんだ
・まだ修行中
・まだまだ恵まれている
・贅沢になっている
・完璧に出来たらお迎えが来てしまう
・昨日の私よりマシなはず
・元気でいるだけありがたい
・こいつには、私がわざわざ手を汚さなくてもいずれ天罰が下る

  などと考えます。または、この人がこうなったのは、きっとこの人のせいではない。今まで生きてきた中で、仕方なくこんな風になってしまったのだ。なぜこうなってしまったのか? と考え、よく話をすると、意外な過去やら考え方がわかり、理解できるようになる場合もあります。

  また、自分を大切にしてくれている仲間や家族の事を考える。負けてられないと思います。

<行動>
・そりゃやっぱり踊る事につきます!
  コツは、簡単ではなく、今の自分のレベルよりも少し難しいものに挑戦する事! 必死に集中すると、  
終わったらいろんなものから解放されている気持ちと体を感じます。
・その時々で考えつく方策を片っ端からやり続ける。
万策尽きる前になんとかなるし、何ともならなければ、キッパリあきらめる。
・お笑いを見て、沢山笑う
・ネコと遊ぶ
・友達と会って話したり飲んだり
ストレスの原因によって、その時一番会いたい相手は変わります

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M.T.さん

私のストレスコーピングは、洗濯です。どっちみち毎日するものですが、手洗いするとか、毛布などの大物を洗うとスッキリします。思えば、私は小学生の時から、ストレスがあると洗濯していました。家族で出かけて、何かですねてプイッと帰っちゃって、洗濯機を回すことが、何回かあったのを思い出しました。
基本的には、ストレスにはその原因にきちんと対処するのが大事だと思いますが、気持ちのモヤモヤ解決法として、洗濯をお薦めします。

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A.S.さん

ワタシの場合は、まず身近な人に話をする。とことん話していると、どうしてそうなったのか? 何がいけなかったのか? 気づいてきます。
でも、話もできない状況のときもあります。こんなときは、かなりくよくよします。凹みます。明るい未来など考えません(きっぱり)。これがとことんいくと、どこかで踏ん切りがつきます。人間そういつまでも悩んでいられるわけじゃないという自分を知っておかしくなります。
きついことをする人のことは、「あぁ、この人、人間初めてなんだなあ」と心の中で思います。きっとこの前まで虫だったんだ、とかね。
でも何よりなのは、ストレスやピンチをも、いい方向に変えていける友人達の存在が一番のコーピングですね!

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K.M.さん

・命に別条なければ、深刻に陥る必要ない。
93~4年、タイ電話通信会社立ち上げへNTTから派遣されました。当時ミャンマとの国境紛争があり、国境警備隊に車を止められました。折悪しく日本人の部下がパスポートの携帯なく無精ひげ、憲兵は1発銃を空中へ発射、もうだめかと諦めました。『とっさのタイ語で対応』、タイ人の部下へ電話させて貰い、軍隊のボスの態度が急変し「行け」と。その時からですね。お客さまに、上司に、なんと叱られようと「マア命に別条なければ」との心情で対処すると少し1段上から事の処理を考えらます。

・約束を守る
守らずひんしゅくを買ってストレスを覚えるより、約束時間の前に履行するよう心がけています。これも防衛策。
カンボジアでのシニアボランティア退任の際、郵電大臣より「村上、君は時間ルーズな我郵電省にあって、毎日きちんと勤務時間前に自転車でアンコール電話局へ出勤し、職員の模範となってくれた」日本では当たり前のことですが、びっくり。

・自分の発言に責任を持つ
私は、新想レベルの低い人間です。所掌外への発言については「これは部下のKの発案ですが」と断って発信します。但し、その件に関して最後まで責任をとる。もっともな事ですが、勘違いする人が、社内外で結構ありました。

・サービス提供相手客様
富谷シルバーセンターから派遣されて杜の都GCへ月の半ば作業に参加しています。ポーター作業、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の世界ですが、「お客様は神様」の気持ちで対処すると、何とか。厳しい事態も生じた場合は、最初の「命にかかわる事でなければ慌てること無し」の気持ちで対処すれば問題は生じないようです。

コーピングを処置する前の対策で終始しましたが、いろいろな日常の問題に遭遇した際、私の場合は、最終的には当初の事項に帰り、好きな焼酎をチョットたしなむと難しい行為はせずに解消します。

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J.S.さん

・人生が輝くのは 夢があるから
・全ての瞬間が 未来を変える
・本気になるほど チャンスが見える
・みんなのためにやるから みんなもやる
・できると思っていると うまくいかなくても疲れない できるかもしれないと
思っていると うまくいかないと疲れる
・自分が動くとすべてが動き始める 他人に期待すると 自分が動けなくなる
・人生にゴールはない 走ることを楽しむ
・何でもはじめからできる人はいない 何度もやれば できないことはない
・足りなければ探せばいい 沸かなければ聞けばいい 迷ったら進めばいい みん
なが君を応援している
・夢を描くことはワクワクすること 描ききることは実現すること
・成果が出ない時は やり方を変える それでも成果が出ない時は 生き方を変え

・見えるものが足りなくとも 見えないものは有り余るほどある
・本気とは 自分がまだ本気でないことに気づくこと
・手間がかかるほど 心がこもる
・人は制約条件の中でこそ 成長する
・いくら落ち込んでも いくら後悔しても いくら嘆いても 人間が大きくなるだ

・楽をしようとするほど辛くなる 人を幸せにしようとするとほど 楽しくなる
・自分が変わることを楽しむと まわりの人も変りたくなる
・次のひとこと何を言うか この一時間どう使うか 今どんな気持ちでいるか そ
れが人生
・どんなに落ち込んでも あなたには無限の可能性がある
・人は変る 変りたくなくたったら変る 変えようとしても変らない
・問題は信念に出会うと小さくなる
・山は苦労して登るほど 景色は美しく見える
・辛いことが起きるのは 他人に優しくなるため
・意識を変えれば 未来も変る
・他人をやる気にさせると 自分もやる気になる
・大きな視野を持つほど 大きな人になる
・できるかできないかは 能力よりも覚悟
・問題がもっとも嫌がるのは 信念である
・不満を見つけるより 感謝することを見つける
・目指していることがない人は他人を変えようとする 目指していることがある人
は自分を変えようとする
・人生は 夢の宝庫
・才能は夢とともに開花する
・限界と思ったら それから新しい自分に変身できる
・一日一生
・今こそ出発点
・気は長く 心は丸く 腹立てず 口慎めば 命長し
・ナルヨウニナル シンパイスルナ
2013.08.28:壱岐産業:[事務局ノート]

【新商品】 ♪こんなの出ました♪  卓上ミニ水槽

  • 【新商品】 ♪こんなの出ました♪  卓上ミニ水槽
インテリア小型水槽

夏の疲れも癒されます。

敷石
水草アクセサリー
USBケーブル・ACアダプタ
交換用フィルタ
魚引越し用ネット

これぜーんぶ込みなんです。


  ライトを照らして

   水の流れる音を聞きながら

    しばし頭を休めてみては・・・・・・




 
2013.08.21:壱岐産業:[事務局ノート]

安曇野ちひろ美術館

  • 安曇野ちひろ美術館
北アルプスを背景にした安曇野ちひろ美術館のガイドブックの写真。
美術館の展示内容に興味があったわけではなく、岩崎ちひろのファンでもなく、ただ景色を楽しめれば、という単純な動機でそこを訪れました。

曇り空だったため、お目当ての北アルプスの山々が見れなかったのは残念だったのですが、実は美術館そのものに魅了されてしまいました。

岩崎ちひろさんについての予備知識はゼロ。
絵は、絵本を通していくつか馴染みがあり、好きか嫌いかと言われれば、どちらかといえば好きな画風だな、という程度でした。

興味深かったのは、「ちひろの絵のひみつ」と「ちひろの人生」です。

7つの技法の組み合わせで成り立っている、と解説してあり、なるほど、大成する人の技というのは、やはり3つ4つでは足りないのだな、と自分に当てはめて感じ取りました。

ちひろの人生の中でとても興味深かったのは、「苦悩とそれを乗り越えた部分」です。

哀しい時しか書かないという日記に書かれた一文。

「本当に順調ななんのこしょうもない結婚生活の外観を整えた。けれど、私は主人のため子供のため、かせぎ働きすぎ、自分の絵をだめにしてしまった。
女流美術のこんどの絵も童画会の絵も、新しい感かくもせい力もだしつくした、ひからびた、いじけた古いものだ。もうさしえさえ自信がない。どこもたのみにこなくなった。」

まさに苦悩を赤裸々に綴っています。

その苦悩をどのように乗り切ったか?
決意を綴ったものがこちら。

「およばずながら、わたしも長い生命をもった、童画家でありたいと思う。さざなみのような、画風の流行に左右されず、何年も読み続けられる絵本を、せつにかきたいと思う。
もっとも個性的であることが、もっともほんとうのものであるといわれるように、わたしは、すべて自分で考えたような絵本をつくりたいと思う。」

新しい絵本表現を求め、さっそく2つの取り組みがなされたのです。

1つは、『絵で展開する絵本』(至光社)
従来の、物語に挿絵をつける絵本とはまったく違う取り組みだといいます。代表作は、「あめのひのおするばん」。そういえば我が家にもこれはあったなぁ。

もう1つは、『若い人の絵本』(童心社)
幼い子供対象ではなく、若い人に読んでもらいたい絵本ということで、「たけくらべ」、「万葉集」などを、モノクロームの世界で表現していったのです。

苦悩を乗り越えた後には、何か信念が生まれますね。
そういう意味では、芸術家の転機とその前後作品を見比べる、という鑑賞方法がありそうだな、と思いました。

私たちの仕事は芸術家とは違いますが、何かを提案する場合、そこにその人のその人らしさというのが必ず出ます。それを芸術性と考え、精進していきたいと心に誓いました。
2013.08.11:壱岐産業:[事務局ノート]