簡単な方と難しい方、選択に迷ったら難しい方を選べ、というのが表題の「難きを取れ」
の意味です。Aを選べば努力をしなくてもラクラクできるが、Bを選ぶと日々相当な研鑽を
重ねないとできない。そんな場面です。
Aは確かにラクラクできるかもしれないけれど、満足感や達成感、成長という喜びは
得られないでしょう。人生は選択の連続。Aか?Bか?
さて、そこまでの話ではありませんが、オレの山一迫での出来事です。
「オレの山一迫」には、2つのため池があり、マガンが30羽~50羽ほど休んでいます。
地道に笹藪刈を繰り返していき、ようやく1つのため池はこのとおり視界が開けました。
右側に見えているのが第2のため池。この周りの笹藪を刈り払う時の話です。
右回りルートは笹がかなりの密度で立ちふさがり、1m先が見えないほどです。
一方の左回りルートは、過去にしっかり草刈りを繰り返したからでしょう。
ある程度先の方まで見通すことができる状態です。
皆さんだったらどっちから刈り進めていくでしょうか?
これが実は表題の言葉がポイントでした。
この言葉を最初から意識していれば右回りルートを選んだのでしょうが、安易に簡単そう
に見えた左回りルートを選びました。
確かに最初は見通しが良くて順調に進んだのですが、結局しばらくすると大藪に行く手を
遮られました。
そこから山カンでこっちの方だろうと刈り進めていきましたが、後で気づいたのですが、
見当違いの方向を刈り進んでいました。
右回りルートの場合、最初1時間くらい乗り切れば、その後は見通せそうな感じでした。
まあ、そんなこともあるさ(笑)。
(後日談)実際に右回りルートを刈り進んだら、30分で視界が開け、そこからは目的の
ルートが見晴らせて、短時間で終了しました。