里山の森の整備作業を進めるにあたり、ベースとなる屋根のあるスペースは必須です。
「オレの山築館」(2023年度レンタル完売)の場合は、大型のタープテントで代用して
きました。
これはこれで悪くありませんが、風に弱いのと、紫外線で生地がもろくなり、やがて張力
に負けて破れてしまうので、経済的とは言えません。
「オレの山一迫」では、ログハウス、と言いたいところですが、百歩譲って簡単な
丸太小屋を作りたいと思っています。
敷地内に植栽されているスギのうち12本を間伐木として指定。
皮むき間伐なるやり方で、イベント仕立てで実施しました。
この塩おにぎりと枝豆のトレイとなっているのは、剥いたばかりのスギの皮(ラップで
くるんでますが)。
「皮むき間伐」とは、夏場にスギやヒノキの樹皮(表皮から形成層の部分)だけを剥ぎ、
1 年間切倒さず、 立ったままゆっくりと枯らす間伐手法です。
こうすることにより、伐採する時には木の水分がすでに抜けている状態なので、
軽々持ち運べるという利点があります。
夏場、というのがミソで、樹皮の下に水分をたっぷり含んでいるので、ツルツルツルッと
気持ちよく?けるのです。秋になると少しずつ水分を吸い上げる量が減っていくため、
ツルツルとはいかなくなります。
実はたった1週間の違いでそれを実感しました。
イベントを実施したのは9月10日。
その中で7本できたのですが、残り5本を翌週9月18日に一人でやりました。
1週間前は、子供達でもラクラク剥けたのに、実に剥け方が悪くなっちゃってました。
汗だくだく(笑)。
いずれにしても、1年後の伐採~小屋づくり、楽しみです!
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