日本の荒れた里山の森。
これは、エネルギー革命以降、放っておけば自然の理と言えます。
かつて家々の煮炊き等の燃料が炭や薪だったころ、里山は宝の山でした。
その頃は薪炭材以外にも、里山の森で採れる山菜やキノコ、腐葉土としての落ち葉、
竹や笹なども上手に利用されていました。
戦後の復興需要の中で国産材スギヒノキも非常に貴重だった時代、山を持っていることは
大きな財産でした。住宅需要が非常に大きく、その頃は外材の輸入もわずかだったからです。
里山にとっては、住宅需要の飽和、安い外材の輸入で、国産材の価格が大幅に下落。
ほんの一瞬、ウッドショックで戻ったかに見えましたが、それはまさにほんの一瞬でした。
一方、材の伐り出しから加工を含めた費用は上がるばかり。
すでに50年60年生といった伐期を迎えたスギヒノキ林が全国あちこちにあります。
おっと、表題の話に至る前にいっぱい語ってしまいました(笑)。
タープテントサイトの右側は、薪を野積みしてブルーシートをかけていました。
そこを平らに造成して、イベントスペースを新しく作りました。
9月に初めてのソログルキャンイベントを開催します。
上の画像の少し上部に広いテントスペースも新たに造成したので、小さいテントなら
16張、大きなファミリーテントだと10張程度いけると思います。
みんなが里山の良さを味わってくれるのが何よりです。
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