2026年度の上杉文華館は「西からの手紙」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。
書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書も作られました。そこ には差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることもできます。
2023年度コレクション展および2025年度上杉文華館では戦国時代の上杉氏に主に東国の領主から送られた書状を、2025年度コレクション展では上杉謙信や景勝、その 家臣らが発給した書状について、書札礼や使用された料紙などについて検討し、展示しました。
2026年度の上杉文華館では、戦国時代に京都やその周辺、中国地方など、越後より西の地域の大名や領主から長尾上杉氏に送られた書状を対象に、書札礼や使用された 紙などについて検討し、展示していきます。東国の領主や上杉氏との相違なども意識しながら、その特徴などを明らかにしていきます。
第8回≪中国地方の大名≫
【展示期間】10月29日(木)~11月24日(火)
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第8回は、中国地方の大名の文書をみていきます。
越後にあった長尾・上杉氏は、室町幕府をめぐる政局に絡んで、山口を拠点に大きな勢力を誇った大内氏や、大内に代わって中国地方から九州にかけて大勢力を築いた 毛利 氏ら、遠く中国地方の大名と書状のやり取りを行っていました。それらの書状は概して長尾・上杉氏に丁寧な書き方をしていました。
紙の使い方は、斐紙を横切紙の形で使うという、戦国時代における全国レベルでの大名間の外交文書の基本的なものでした。
▼ コレクショントーク
日時:11月1日(日) 14:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
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皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001


