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上杉文華館 ~身近な贈り物~

  • 上杉文華館 ~身近な贈り物~
本日28日から『身近な贈り物』というテーマで上杉文華館の展示を展開しております。
 戦国時代や近世初頭の贈答には、現代の我々にとっても生活に欠かせない品物が見られます。そのような贈答について国宝「上杉家文書」から紹介しております。
 画像はその中の一つ、『黒金景信書状』です。
 上杉景勝の家臣黒金景信が景勝に泉沢久秀を介して、景勝の近況を見舞い、また領国の無事や警護に関して報告した書状です。当時景勝は上洛の途に着いており、景信は春日山に留守居として留まっていました。景信はあわせて蝋燭100挺を贈っています。蝋燭は中世における越後の特産品とされ、上杉氏から京都などへの贈答品としてよく見られる品物です。これらの蝋燭を上洛した景勝が、贈答に使用した可能性も否定できませんが、この場合は景勝自身や家臣たちが日常で使用した可能性も高いと思われます。景勝らは、毛利輝元の上洛を待っての儀式などを経て、八月に帰国します。その間、秀吉から京都一条に戻り橋下に屋敷を与えられます。長引く京都滞在の中でこの蝋燭が景勝らの生活を照らしていたかもしれません。(展示解説より)
「身近な贈り物」は3月25日(日)までの展示となります。

3月3日(土)にコレクショントークを行います
コレクショントークをお聞きになる際は常設展示室のチケットが必要となります。
当館学芸員による解説をぜひ聞きにいらしてください♪∩`・◇・)

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.02.28:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館

上杉文華館は2月27日に展示替えを行います。
28日から『身近な贈り物』というテーマで展示を展開!
コレクショントーク3月3日(土)です♪
コレクショントークをお聞きになる際は常設展示室のチケットが必要となります。
当館学芸員による解説をぜひぜひ聞きにいらしてください☆
お待ちしております(*・Θ・*)

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.02.27:denkoku:[博物館情報]

「武家として」武器・武具

  • 「武家として」武器・武具
今回は、上杉文華館の展示品をひとつご紹介いたします。
『国宝「上杉家文書」足利義昭書状』です。
 足利義昭が上杉謙信に上洛の援助を求めてきた書状。武田信玄・北条氏康との和睦を成立させ、義昭の上洛に力を尽くすように命じています。義昭は永禄八年五月の兄義輝の横死以後、将軍を継ぐべく運動を展開していました。各地の大名にその援助を命じていますが、運動開始直後、謙信はいち早く援助を求められました。謙信に対する期待の大きさが分かります。当時義昭は越前朝倉氏を頼って一乗谷(福井市)にいたこともその背景にあると思われます。それを示すためでしょうか、義昭は太刀と腹巻(甲冑)一領を贈っています。甲冑の贈答もよくみられますが、謙信の出兵を促しているようにも思われます。腹巻は実用性が高いと思われますが、謙信の体格に合わせて作らせたのでしょうか。(展示解説より)
 ハラマキドウゾ!∩`・◇・)ノ■ Σ(‘艸‘*+$)アラ!?
コレクショントークは明日、2月4日(土)にあります!
お聞きになる方は、常設展示室の入館券をお買い求めの上、ご参加ください☆。

<観覧料> 一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円
 ( )内20名以上の団体料金

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.02.03:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館展示替え

常設展示室内の上杉文華館は1月30日に展示替えをいたしまして、
31日からは『「武家として」武器・武具』というテーマで展示を展開しております。
コレクショントークは2月4日(土)です!
コレクショントークをお聞きになる際は常設展示室のチケットが必要となります。
当館学芸員による解説をぜひぜひ聞きにいらしてください☆
お待ちしておりますo(=´∀`=)o

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.01.31:denkoku:[博物館情報]

企画展「よみがえる赤羽刀」

  • 企画展「よみがえる赤羽刀」
本日より開館10周年記念企画展よみがえる赤羽刀 ~米沢ゆかりの刀剣~』を開催いたします!!
展示室には刀がズラァァーーーーーっと… Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!
展示室入ったときは刀の威圧感におされますが、ひとつひとつ見ていくうちにだんだん刀の魅力に引き寄せられますよ♪
さて、今回も展示品をご紹介させていただきます。

 画像は譲与された時の包紙未修理の赤羽刀です。包紙は、錆を防ぐために防水紙で包み保管されていました。国での管理番号が付与されています。この番号は刀の茎(なかご)にも記載されており、当館では赤羽刀の修理にあたって、歴史背景を裏付けるものとして残したままにしています。未修理の赤羽刀は長年のさびや汚れが付着しています。
見えにくいかもしれないのでアップにしてみました
  ↓ ↓ ↓ジャンッ!!

地鉄や刃文がまったく見えません。(-公-;)ムムム…
この未修理の刀を見た後に今回の修理した赤羽刀を見ると違いは歴然!
画像ではなかなか伝えきれないのでぜひ実際に見ていただきたいです。
刀に興味のある方、必見です!お見逃しなく!!

開館10周年記念企画展『よみがえる赤羽刀 ~米沢ゆかりの刀剣~』
期 間 2012年1月28日(土)~3月4日(日)
観覧料 一般400(320)円・高大生300(240)円・小中生200(160)円
    ( )内20名以上の団体料金
休館日 毎週月曜日
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
お問い合わせは米沢市上杉博物館 0238-26-800
2012.01.27:denkoku:[博物館情報]