「アトリエ・コロボックルの森」のブログ

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「年の初めの白雪に 跳ねるうさぎは多幸の予感」

干支「兎」に因んで、球体関節人形の新作です。


球体関節人形制作��「着物を縫って・・・完成」
 着物を縫って着付けをして完成

球体関節人形14(髪を結う)
 貼りつけた髪を結う。この人形の場合は江戸時代後期の下級武士の妻たちとしての時代考証にて結い上げました。日本髪の歴史についての書を数点紐解いてみましたが、下級武士の妻の髪型について詳しく載っているものがなかなかありませんでした。ただ、町人たちと髪型そのものはあまり変わらないということと、華美にならないように心がけて結い上げてみました。(丸髷を基本にしてみました。)

球体関節人形13(髪を貼る)
 髪型に合わせて髪を貼る。この人形の場合は日本髪を結うことを想定している。

球体関節人形制作11(着色する・ここでは省略)・12(合体する)
 頭、手、足にピアノ線のフックを付け、ゴムを通して合体する。立つ、座るなどのポーズをさせてみて不具合がないか観る。


球体関節人形制作10(全パーツを揃えて微調整する)
 全パーツを揃えて微調整し、仕上げの磨きをする。

球体関節人形制作(手順6.足を作る)
 足は顔と同寸の大きさになるように作る

球体関節人形制作(手順9・体に関節をつける)
 三つ折れの場合は、二箇所をカットしてそれぞれに関節と受けをつける。三つ折れは上半身のポーズを付けやすい反面、正確に作らないと扱いが大変になるので要注意です。

球体関節人形制作(手順8.腕部に球体の関節を作る)
 腕部の付け根と肘に、球体の関節を作って取り付ける。

球体関節人形制作(手順7.脚部に球体の関節を作る)
 脚部の付け根と膝に球体の関節を作って取り付ける。
 大腿部の後に、正座をした時に納まりが良いように、凹状の受けを作る。

球体関節人形(手順5.手を作る)
 ワイヤーに綿を薄く巻いて5本づつに縛り、掌の箇所を粘土で固定して乾かし、粘土を何回か重ねて表情を作っていく。


球体関節人形制作(手順4・・発泡を抜いて整形する)
 乾燥した各部の発泡スチロールを抜いて、粘土で肉付けしたりカッターや彫刻刀などで削ったりして形を整え、乾燥させることを繰返して整形する。顔は眼を入れて表情を作っていく。
 ここでいつも、各部とも中に入れた発泡スチロールの骨格が正確であることの重要性を実感するのです。

球体関節人形制作(手順3・・粘土を巻いて、乾燥)
 練った粘土を発泡に均一に巻くが、顔はこの段階で目、鼻、口を形作る。
 乾燥は、あらかた自然乾燥(数日間)させてからコンロでしっかり乾かす。湿り気のないからっとした日は、絶好の乾燥日和!(今日見学なさったお客さんは、コンロ上の人形を観て、「人形焼きのよう」とおっしゃっておいででした。)
 これで完成ではなく、これからが本格的な制作になります。

球体関節人形制作(手順2・・発泡で各部骨格を作る)
 各部の骨格をカッターナイフ一本で削る。土台になるので、この状態でもそれなりの形を成すように削ります。(腕は未完成)
 たまたま見学されたお客さんは、土台から作る制法に驚かれていらっしゃいました。

球体関節人形制作(手順1・・発泡スチロールを準備する)
 人形の型があるわけではありません。全く0から制作することになります。まず、各部(頭部、体、脚、腕)の発泡を準備します。
 厚い一枚の発泡から各部を採寸通りにノコギリでカットするところから始まります。まっすぐにカットすることは木を切るより大変な作業です。
 

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