2週間ほど前の学習のことです。新型コロナウイルス感染症の流行の関係で、消防署には見学に行くことはできません。消防署の方々のお話をお聞きし、直接体験もしたいという願いを汲んでいただき、学校まで特殊工作車という消防車を持ってきていただきました。子供たちは感激でした。子供たちのお礼の手紙にもその感動と喜びがあふれています。「先日はお忙しい中消防署の仕事について教えてくださりありがとうございます!!私のお父さんは消防団をしているんですけど、消防署の仕事では何をしているのかはわからなかったので、こんなに命をせいいっぱいまもってくれているとは思いませんでした。」「~6分で全部家がなくなってしまうから、1.5t(の水)で5分もつのでその間に火を消さないといけないから消防車を急いで動かさないといけないと分かりました。さんそボンベは20分だけなので~」湧き出す思いにあふれています。「かけがえのない命を守る」「急ぐのはそのため」「限られた時間で」すべて理由があり、子供たちの胸にしっかりと残りました。直接お話をお聞きすること、直接この目で見ることは、教師がどんなに勉強したとしても伝える力が及びません。地域の方々のお力を借りて学びを深めています。