早いもので、今日から９月。夏から秋へ、水泳から運動会へと活動も変わっています。運動の秋、読書の秋、食欲の秋と言われます。それだけいろんな活動が行いやすい気候だということなのでしょう。国語や算数等の教科学習もしっかりできる時期です。さて、昨日３１日に１年生の授業研究会が行われました。入学から５か月、いろんなことができるようになった１年生です。文字を書く、計算をするといった学習の基礎中の基礎をしっかり身につけていきます。算数では「大きさくらべ」の学習を行っています。一番驚いたのが、４５分間しっかりと授業に集中して取り組むことができる姿でした。そこには授業をする担任の先生の様々な工夫がありました。１．自分で「比べるこつ」を発見できるような提示の工夫。実物を使いながらこれだとできる？じゃあこれは？次々と示す中で、子供たちは大事な肝に近づいていきます。２．自分で実際にやって確かめる場の設定。言葉で言ったことを実際にできるか自分のえんぴつを使って比べています。３．友達と教え合う。聞くよりも、実演、さらに人に教えることでよくわかり、定着率も挙がるという研究データがあります。目・耳・手・口と体全体を使って、自分の座席で、時には隣の友達と、そしてクラスのみんなの席へ動いて学びを深めています。見事な仕掛けと工夫です。