山寺芭蕉記念館

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「ちりうせぬ」句文懐紙 一幅 紙本墨書 松尾芭蕉 筆 元禄二年(1689)〔句〕本館蔵

〔解読〕

印(不耐 )
むさし野は桜のうちに
うかれいでゝ白かはの
関はさなへにこえ、たけ
くまの松はあやめふく
比になむなりぬ

ちりうせぬ松は二木を
三月ごし
芭蕉庵桃青
(芭蕉・桃青)

 

〔解説〕
元禄二年、奥州武隈の松での吟。『おくのほそ道』には「桜より松は二木を三月越シ」の形が見えるが、推敲の過程で改めたもので、掲出句が初案であろう。門人挙白の『四季千句』(元禄二年刊)には初案で収める。挙白の餞別句「武隈の松みせ申せ遅桜」に応え、桜は散ってしまったが、散ることのない二本の松を江戸出立から三月越しにようやく見ることができた、との意で、初案の方が挙白の句意とよく照応している。

 



奥の細道マイスターの会主催

第2回「山寺甘蕉(ばなな)倶楽部」開催します!

 

◇対 象:中学生、高校生、一般の方

 

◇と き:令和8年1月31日(土)10時受付

��10:15〜11:00 与謝蕪村「奥の細道」図屏風を知る

  山形大学教授・山形大学附属博物館学芸研究員 佐藤 琴 氏

��11:15〜12:00 世界で注目されるHaiku(俳句)を知ろう

  放送大学山形学習センター長・山形大学名誉教授 山本 陽史 氏

 

◇ところ:山形市民活動支援センター

    霞城セントラル23階 高度情報会議室

 

◇参加費:無料

 

◇申し込み・お問い合わせ

山形市文化スポーツ部部活動地域移行連携室

��023-641-1212 内線925.364



「馬に寝て」句文懐紙 一幅 松尾芭蕉 筆 貞享元〜四年(1684〜87)〔推〕 山寺芭蕉記念館蔵
 (附芭蕉翁図 月僊 筆)   


         ばせを
(馬)

□に寝て残夢
  月とをし
    ちやのけぶり         

〔解説〕
句文は芭蕉が貞享元年(1684)8月『野ざらし紀行』の旅の途次、東海道の小夜の中山に至った時の感懐を述べたもの。「馬に寝て」の句文は芭蕉自身好んだらしく、いくつかの真蹟が伝わる。当画賛はそれらのいずれとも小異がある。

 



「おもだかの」発句自画賛 一幅 与謝蕪村 筆 宝暦八〜明和初年(1758〜66) 山寺芭蕉記念館蔵

 

     文月八日

おもだかの橋は 引ずや銀河 蕪村(花押)

              

〔解 説〕 

 蕪村の宝暦から明和初年の筆跡の特徴がよく表れている作品。

沢瀉(おもだか)は水田に生える多年草。池辺の沢瀉の影が、昨夜の七夕には水面に映える天の川に渡す橋かと思えたが、八日の今日も昨夜の名残りを偲ばせつつ、季節を過ぎて衰残の姿をさらしているさまを、句・画両面から利かせたもの。



企画展「芭蕉と江戸時代の俳人たち」出品目録

★ダウンロード はこちらから→ https://ssl.samidare.jp/~lavo/basho/box/20251125105446.pdf

 

「これまで以上に、さらに見ごたえのある充実した展示ですね。」と山本陽史氏(放送大学山形学習センター所長・山形大学名誉教授)も大絶賛!(^^)/

是非、ご覧ください。

 

☆見どころ☆

〇山形市指定文化財3点を含む、松尾芭蕉の直筆10点(常設展示を含む)を公開します。

〇芭蕉真筆「世にふるも」句文懐紙も展示します。松尾芭蕉が過去の歌人・文人の旅に思いを馳せたもので、芭蕉の人生観もにじみ出た作品です。

〇芭蕉と門人森川許六の合作である「はるもやゝ」発句画賛も展示します。江戸時代の俳画の名品の一つです。

 



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第17回 山寺芭蕉記念館英語俳句大会 入選作品集

第17回 山寺芭蕉記念館英語俳句大会は、多くの皆様よりご投句をいただきありがとうございました。各賞が決定しましたので発表いたします。

※一部訂正がありましたので、12月4日付けデータを差し替えております。よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。




「世にふるも」句文懐紙 芭蕉 筆

山寺/松尾芭蕉像

山寺/曽良像
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