山寺芭蕉記念館

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奥の細道マイスターの会主催

第2回「山寺甘蕉(ばなな)倶楽部」開催しました。

放送大学山形学習センター長・山形大学名誉教授 山本 陽史氏、山形大学教授・山形大学附属博物館学芸研究員 佐藤 琴氏をお迎えして、第2回「山寺甘蕉(ばなな)倶楽部」が開催されました。

世界で注目される俳句について、また俳句だけでなく国宝2件、重要文化財16件を残した「奥の細道図屏風」の作者 与謝蕪村について、皆さん熱心に聞き入っていました。

 

◇と き:令和8年1月31日(土)

〇与謝蕪村「奥の細道」図屏風を知る

  山形大学教授・山形大学附属博物館学芸研究員 佐藤 琴 氏

〇世界で注目されるHaiku(俳句)を知ろう

  放送大学山形学習センター長・山形大学名誉教授 山本 陽史 氏


「松かざり」発句短冊 一幅 杉風 筆 江戸時代中期 山寺芭蕉記念館蔵

 

Matsu Kazari (Pine Decoration), haiku poem on tanzaku pape

Sugiyama Sampu

17th–18th century

Ink on paper

37.0×6.0 cm


松かざりはや花鳥をいそぐなる 杉風


[解説]

正月の松かざりに、もうすぐ春の花鳥を賞でる季節がやってくることを予感した句。
杉山杉風(1647-1731)は、鯉屋と称し、幕府に魚類を納めるのを業としていた。江戸小田原町に住する。芭蕉が伊賀から江戸に下るとともに入門し、芭蕉庵を提供するなど、経済的にも芭蕉を助けた。


去来宛芭蕉書簡等貼交幅 一幅 紙本墨書 松尾芭蕉、他 筆 元禄四年(1691)〔芭蕉書簡は右上〕

 

〔解 説〕

芭蕉が門人去きょら い 来にあてた書簡、蕉門の重鎮森川許六の「甲路記」、蕉門俳人や芭蕉にゆかりの俳人の発句二十二句の色紙・短冊が貼り交ぜられた一軸である。去来の門流に伝来したものと考えられている。


「ちりうせぬ」句文懐紙 一幅 紙本墨書 松尾芭蕉 筆 元禄二年(1689)〔句〕本館蔵

〔解読〕

印(不耐 )
むさし野は桜のうちに
うかれいでゝ白かはの
関はさなへにこえ、たけ
くまの松はあやめふく
比になむなりぬ

ちりうせぬ松は二木を
三月ごし
芭蕉庵桃青
(芭蕉・桃青)

 

〔解説〕
元禄二年、奥州武隈の松での吟。『おくのほそ道』には「桜より松は二木を三月越シ」の形が見えるが、推敲の過程で改めたもので、掲出句が初案であろう。門人挙白の『四季千句』(元禄二年刊)には初案で収める。挙白の餞別句「武隈の松みせ申せ遅桜」に応え、桜は散ってしまったが、散ることのない二本の松を江戸出立から三月越しにようやく見ることができた、との意で、初案の方が挙白の句意とよく照応している。

 


奥の細道マイスターの会主催

第2回「山寺甘蕉(ばなな)倶楽部」開催します!

 

◇対 象:中学生、高校生、一般の方

 

◇と き:令和8年1月31日(土)10時受付

��10:15〜11:00 与謝蕪村「奥の細道」図屏風を知る

  山形大学教授・山形大学附属博物館学芸研究員 佐藤 琴 氏

��11:15〜12:00 世界で注目されるHaiku(俳句)を知ろう

  放送大学山形学習センター長・山形大学名誉教授 山本 陽史 氏

 

◇ところ:山形市民活動支援センター

    霞城セントラル23階 高度情報会議室

 

◇参加費:無料

 

◇申し込み・お問い合わせ

山形市文化スポーツ部部活動地域移行連携室

��023-641-1212 内線925.364


「馬に寝て」句文懐紙 一幅 松尾芭蕉 筆 貞享元〜四年(1684〜87)〔推〕 山寺芭蕉記念館蔵
 (附芭蕉翁図 月僊 筆)   


         ばせを
(馬)

□に寝て残夢
  月とをし
    ちやのけぶり         

〔解説〕
句文は芭蕉が貞享元年(1684)8月『野ざらし紀行』の旅の途次、東海道の小夜の中山に至った時の感懐を述べたもの。「馬に寝て」の句文は芭蕉自身好んだらしく、いくつかの真蹟が伝わる。当画賛はそれらのいずれとも小異がある。

 



「世にふるも」句文懐紙 芭蕉 筆

山寺/松尾芭蕉像

山寺/曽良像
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