山寺芭蕉記念館

山寺芭蕉記念館
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山形市指定有形文化財 「会式」懐紙 一幅 松尾芭蕉 筆 元禄期(1688〜94)
 

俳諧における連衆の心得を書いたもの

俳諧は和を重んじ、尊卑の別なく交わるものなので、俳席では無礼にならない程度に世間的礼儀を省略する。・・・

 

〔解 読〕
 会式
印( 不耐?)
諸禮停止
出合遠近
但 聲 先
月華一句
  又曰
 麁食麁茶
 あるにまかせよ
 酒乱に及
 事なかれ
   芭蕉庵桃青書
      印 印( 芭蕉・桃青)


7月9日、本県出身の細谷喨々先生をお迎えして、第66回全国俳句山寺大会が開催されました。午後の講演では、「古き俳諧の種こぼれて―芭蕉と澁谷道―」と題して、新庄ゆかりの俳人・澁谷道の俳句についてお話しくださいました。

札幌市をはじめ県内外から66名の方に参加していただき、大会は成功裡に終了しました。

来年も皆様の参加をお待ちしています。

 

 


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多くの皆様よりご投句をいただきました第66回 全国俳句山寺大会は、各選者の選により、各賞が決定しましたので発表いたします。


7月2日(日)は、市制施行134周年記念事業として入館無料となります。
 (高校生以下、及び障がい者手帳をご提示の方は常に無料)
現在、企画展「絵画に見る芭蕉の世界」を開催中です。是非お越しください。


山形市指定有形文化財「世にふるも」句文懐紙 松尾芭蕉 筆

句:「世にふるも更に宗祇のやどりかな 芭蕉」

この世に生きるという事は、宗祇法師が「時雨の時の雨やどりの様だ」と詠んだ様に、本当につかの間のことよ。まことに無常だ・・・

句は、宗祇(15世紀の連歌師)の句「世にふるも更に時雨のやどり哉」へのオマージュ(敬意を示した作品)です。宗祇の人生は諸国へ旅に明け暮れました。芭蕉が目標とした詩人の一人です。
宗祇の句は「人生は、時雨(冬のはじめにさっと降って通りすぎる冷たい雨)に雨宿りをしているようなもので、ほんのみじかい時間に過ぎない」という意味です。芭蕉はその句の「時雨」を「宗祇」に入れ替え、自分も宗祇と同じ思いを持って旅をするよ、という意味です。
前書きの文では、中国8世紀の詩人杜甫や11世紀の蘇東坡の旅に思いをはせ、また、12世紀日本の歌人西行に倣(なら)って自ら旅の笠を手作りする、という旅で文学を深めた先達への思いを記しています。



Yo ni furu mo (Life in this World),
haiku poem and ommentary
Matsuo Basho

yo ni furu mo / sara ni Sogi no / yadori kana
life in this world / just like a temporary shelter / of Sogi’s*


 

 

 

企画展「芭蕉の周辺と蕉門 −芭蕉と江戸俳壇−」

 
 
    4月12日〜6月9日
         (休館日:4月24日、5月15日、6月5日)



 江戸時代の初期、芭蕉は俳諧宗匠として登場して間もなく、江戸俳壇に
新風をもたらし、当時の俳諧に大きな影響を与えました。更に芭蕉は、言
語遊戯であった俳諧を芸術の域までに高めることに成功しました。
 本展では、芭蕉の俳諧を紹介すると共に、芭蕉に影響を与えた北村季吟
などの俳諧の先達や素堂などの友人、芭蕉周辺の人々も紹介します。また、
その門下で切磋琢磨した�狆嵬膈瓩凌佑燭舛虜酩覆覆匹鮠匆陲垢襪海箸砲�
り、芭蕉が活躍した頃の江戸俳諧の魅力とその影響を探ります。



 
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)

 日 時  令和6年5月19日(日)午後2時から(約20分)
 参加費  入館料のみ(事前申し込み不要)

 

 

 



「世にふるも」句文懐紙 芭蕉 筆

山寺/松尾芭蕉像

山寺/曽良像
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