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こんな取組み、応援してます! №1
「山形地域資源活用・地域連携サポートセンター」プランナー派遣事例 №1をご紹介します。 ≪約20年ぶりに復活した朝市「鶴市」のロゴデザインなどの支援≫ 支援事業者 鶴市実行委員会(鶴岡市) ◆事業者の概要 かつて開かれていた朝市の賑わいを復活させようと、昨年、鶴岡市内の農業者5人と荘内神社が連携して実行委員会を立ち上げ、「鶴市」の開催に向け準備に奔走していました。 ◆相談内容 のぼり旗やSNS投稿等に用いる「鶴市」のロゴイメージについて助言してほしい ◆提案内容 鶴が羽を広げるイメージで市民に愛される「鶴市」のロゴデザインを提案 ◆結果 ロゴデザインは集客用のぼり旗やSNSの投稿などで用いられ、「鶴市」は、令和7年6月15日(日)に鶴岡公園二の丸広場で開催されました。当日は地元住民や観光客など約400人が会場を訪れるなど、生産者と触れ合い、賑わいを創出する場が約20年ぶりに復活しました。 「鶴市」は6月から10月までの毎月第2・第4日曜の午前6時30分から開かれる予定です。2025.06.25 -
こんな取組み、応援してます! №6
「山形農山漁村発イノベーションサポートセンター」プランナー派遣事例 №6をご紹介します。 ≪町の特産品を活用した新商品開発≫ 支援事業者 あべ工房 安部克子さん、利美子さん(白鷹町) ◆事業者の概要 代表の安部克子さんは、役場を退職後、味噌や漬物、惣菜などの加工製造を始め、町の在来野菜を使った「岡の台ごんぼ味噌」と「米沢牛入りごんぼ味噌」などを商品化、町内の直売所や道の駅などで販売してきました。現在、利美子さんへの事業継承を視野に、町や県西置賜農業技術普及課の協力を得ながら、「岡の台ごんぼ味噌」をベースにした若い世代向けの新商品開発にも取り組んでいます。 ◆相談内容 ・洋風の新商品2種(米沢牛にドライトマトとバジル入り、いちじくの甘露煮入り)の商品名、パッケージデザイン及び簡単なレシピを載せたリーフレットについて ◆提案・アドバイスの内容 ・商品の原料・用途から、商品名「ごんぼみそ(イタリア風みそ/いちじく甘みそ)」及びキャッチコピー「ごはんだけじゃない!パンにぬるみそ」の提案 ・容器・量目についてのアドバイス ・「ごんぼ味噌」を全面に打ち出したラベルデザインの提案 ・食品表示についてのアドバイス ◆結果 ・容器とラベルデザインを決定し、県西置賜農業技術普及課の協力で行った新商品の試食会とアンケート調査の結果を踏まえて販売価格を決定しました。 ・令和6年4月から町内の直売所や道の駅等で販売を開始したほか、簡単なレシピを載せたリーフレットを作成して商品PRを行っています。 ・今後は、自家生産のいちじくを用いた新商品開発を計画しています。2025.01.06 -
こんな取組み、応援してます! №5
「山形農山漁村発イノベーションサポートセンター」プランナー派遣事例 №5をご紹介します。 ≪地域交流の場・食堂「あねちゃの台所 風浦里」の立ち上げ等支援≫ 支援事業者 三瀬食文化研究会の有志5名(鶴岡市三瀬) ◆事業者の概要 山・海・川と自然豊かな地元三瀬地区を、「『食』の視点からもっと楽しく住み良い地域にしたい」という願いで発足したのが「三瀬食文化研究会」です。三瀬地区特産の孟宗を使ったレシピ作りをはじめ、山菜、海産物、野菜の食べ方や保存方法について研究を行っています。三瀬地区を訪れた観光客から、よく「近くに食事処はないですか?」と尋ねられることがあったため、地域交流の場を兼ねた食堂の立ち上げを研究会の有志5名で計画しました。 ◆相談内容 ・食堂開店に向けた営業上の注意点、保健所への許可申請について ・経営管理について ・情報発信について ◆アドバイス内容 ・営業開始に向けた注意点、食品衛生法上の施設基準と厨房の改装について ・失敗事例についての紹介 ・SNSを活用した情報発信について ◆結果 ・令和5年1月15日に「あねちゃの台所『風浦里』」を開店しました。 ・将来に向けて店舗を継続していくための体制づくり、収益を上げていくための原価管理や効率的な作業手順など、メンバー同士の話し合いを通して検討していくことにしました。 ・地域のWEBサイトへの掲載やGoogleの口コミ効果もあって、利用客は増加傾向にあり、地域の方々からは憩いの場として利用されています。2024.10.07 -
こんな取組み、応援してます! №4
令和5年度「山形農山漁村発イノベーションサポートセンター」プランナー派遣事例 №4をご紹介します。 ≪蜂蜜などの新商品開発≫ 支援事業者 大沼養蜂・農家民宿「はちみつ屋」 大沼 有一さん(真室川町) ◆事業者の概要 真室川町大沢地区で、天然蜂蜜とその加工品(ケーキ・酒・石鹸など)の製造販売を行っています。また、地域を活性化したいとの思いから、平成27年に農家民宿「はちみつ屋」を始めました。蜂蜜や加工品は地元の直売所や旅館で販売しています。 ◆相談内容 ・”クセのある”「百花蜜※」の商品化について ※蜜源となる花の種類やブレンド具合はミツバチ任せの蜂蜜。年や季節ごとに違う味や香りが楽しめる。 ・どぶろくの商品化とブランド化について ◆アドバイス内容 ・「百花蜜」による新商品開発とラベルデザインについて ・どぶろくの商品開発とブランディングについて ◆結果 ・クセのある百花蜜を「里山のはちみつ」として商品化しました。また、”和のミント”と称されるカキドオシから採取した蜂蜜についても「ミントのはちみつ」としてブランド化し、販売を開始しました。 ・引き続き、どぶろくの商品化に向けて準備を進めています。2024.09.02 -
こんな取組み、応援してます! №3
令和5年度「山形農山漁村発イノベーションサポートセンター」プランナー派遣事例№3をご紹介します。 ≪高級感のあるブランドすいかによる直販体制の構築≫ 支援事業者 株式会社EDEN 我妻 拓也さん・飛鳥さん(米沢市) ◆事業者の概要 法人化から4年目となる 株式会社EDENは、米沢市内ですいかを中心に、米、アスパラガス、寒中キャベツなどを栽培する会社です。特にすいかは、ブランドすいかとして、ネット販売のほか、自社の駐車場にテント式の直売所を開設するなど、直接販売に力を入れています。また、生産工程において、食品安全や環境保全など5つの分野の取組を行う「やまがたGAP」認証を取得するなど、食品の安全性向上や作業の効率化、農業経営の改善に取り組んでいます。 ◆相談内容 ・贈答用すいか「宝玉」のマーケティング強化について ・バックオフィス業務の効率化と直販体制の構築について ◆アドバイス内容 ・ネット広告による購入者の分析、広告の成果と検証について ・ネットショップへの移行について ・ホームページ来客数の増やし方について ・MQ会計(販売戦略会計)の活用について ◆結果 ・直販体制に力を入れ、MQ会計の考え方を取り入れた結果、すいかの注文が大きく増えました。 ・すいかは高単価で販売することができ、売り上げは前年を上回りました。 ・直接販売での注文数が増え過ぎた結果、対応が困難になるケースもあったため、今後に向けて直接販売と市場出荷割合の見直しを行うことにしました。2024.08.01 - ...続きを見る