蔵高宿(ぞうこうじゅく)

柿がたわわに実る頃『干し柿を作るべ！』と
飲み会での店主のひょんな一言から
チーム蔵高一同にわかに盛り上がり、
翌日早朝、店主夫人美知子さんのご実家へ
勇んで柿もぎに参りました。

上伊佐沢にあるその庭先には、数本の大きな柿の木があります。
さらに、そのすぐ傍には清水が湧き、
実はこの清水を使って蔵高宿の“そばつゆ”は作られています。
贅沢ですね。

二手にわかれ、柿の枝ごと切り落とし、
下で柿の実を軸を切らないように小枝を払いながら
カートンに貯めて行きます。
ざっと、4カートンほどの柿を収穫しました。
各自、干し柿御殿の野望を胸に抱きながら、
ホクホクと帰路につきました。

あっという間に箱は柿でいっぱいです。

5日後、蔵高宿の2階ベランダには
見事な干し柿のカーテンがかかりました。
見栄えを優先し、荒縄で柿を縛っています。
くくるのが大変だったけど、見た目には大満足。

大量の柿を剥く際には、白鷹の干し柿職人ご夫妻を
講師としてご参加頂き、プロの技を伝授して頂きました。
（加藤ご夫妻、その節はありがとうございました！！）