2008年友師百期会 旧5組 土開智佳

 去る平成20年1月2日,御屠蘇気分もそのままに,友師百期会に参加いたしました。前々日からの大雪で,会場へ向かう道中は米沢の冬の風情たっぷりでした。雪で埋もれた米沢の歩道に悪戦苦闘した一日でもありました。
 今回の参加は,初回からかぞえて皆勤の3度目になります。初回参加のきっかけは,高校在学中にはほとんど交流の無かった他のクラスメートたちと,卒業後に友人になる機会に恵まれたことです。年に数回食事をしていたところに会への参加の話が出てまいりまして,めでたく3年連続出席の運びとなったのでした。
1回目の参加の際には,とても緊張していたのをよく覚えています。それも当然で,まだうら若かった高校生のころの私は今より激しく人見知りだったと思います。(では無かったですか?)その時の記憶が強く,ほとんど会話を交わしたことの無い方々と15年もの久しぶりにうまく話せるかしらと不安でした。が,そこは年の功と同級生の妙で,あっという間の楽しい時間を過ごすことができました。
 同級会の醍醐味は,お互いの15年以上の足取りを気取らずに語れることだと私は感じております。社会に出て10年も経ち,当たり障りの無い会話で濃いコミュニケーションを避けがちの私ですが,そんな私でもたった3年間ともに過ごしたという共通項だけで,皆さんと味わい深いたくさんの会話をさせていただけました。また,いろいろな仕事を持ち,それぞれに家庭を持ち,色んな風に年を重ねた同級生の方々に接していますと,わが身の立ち位置も見えてきましてまた感慨深いものです。そんな豊かな時間が心地良く,毎回参加しております。
 ただ女性の方々の参加が少なく残念です。忙しい仕事や育児の合間に,米沢でタイムトリップしてみるのも良いのではないでしょうか?皆さま,今度お会いできるのを楽しみにしております。
2008.05.07:友師百期会:[2008年会報]

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