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旧学年主任 小野隆夫

  • 旧学年主任 小野隆夫
昨年に続き今年もまた友師百期会に参加させていただき,有難うございました。私のように定年退職をしてからこういう会に参加し,昔を想いだしながら若い皆さんと,話をすることは大きな楽しみになっています。
昨年は,発会の年でしたので当然ですが,今年もまた,高校卒業以来16年ぶりでお会いした人も数名おりました。皆さん,それぞれの立場で活躍されている由,なによりと思っています。
さて,当日挨拶の中でも,触れたことですが「友師百期会」の命名について「師」という一字を入れていただいたことに,昨年の会報で御礼を申し上げましたが,私達も皆さんの仲間に入れてもらった会であるのに,今年は私と石黒先生の二人だけの参加でした。会の命名の意味を理解し今後できるだけ多くの先生方にも参加してもらうよう努力したいと思ったところです。
もう一つ,これも当日,話をしたことですが,我が興譲館高校の同窓会の会費は学年ごとにまとめて収めることになっています。平成になってからの卒業学年で昨年きちんと収めたのはこの友師百期会だけということでした。それはリーダーの存在が大きいのです。皆さんに呼びかけてこういう会を主催するということは本当に大変なことです。そういう意味でもまとめてくれる幹事の皆さんには心から感謝したいと思います。
幹事の皆さんの努力に報いるためにも一人でも多くの仲間を誘って次年度は参加するように協力してもらいたいものだと思っているところです。
退職して6年目になりましたが,ゴルフやソフトボールの仲間に入れてもらって活動をしていますが,昨年から私の父,母の介護生活にも入りました。
父母の介護生活の中に自分の生活をいかに充実させていくかという新しい課題に挑戦し模索している毎日です。人間である限り必ず死と向き合い時が来ます。死期を目前にした老人を介護しながら,充実した生活を送るためもがいている日々の生活です。人生その時々に,身に降りかかる課題があるものですが,今,私はそういう課題を克服すべく努力しているところです。
皆さんもそれぞれの職場や,家庭等でいろいろな課題に挑戦していることと思いますが,いつも前向きな思考ということを忘れないで進んでいただきたいと思います。
また来年の再会を楽しみにしています。
2007.01.06:友師百期会:コメント(0):[2006年会報]

旧2組 眞鍋由布

未履修問題が取り沙汰される中,敢えて禁断の果実に触れるようで恐縮ですが,誤解を恐れずに言うならば,無駄な(失礼ながら)授業にこそ,珠玉の逸話が散りばめられていたように思います。出張先の海外で,例えばフランスへ渡ればサッカーワールドカップの話題を,ポルトガルへ行けば何気なく聞いた長襦袢(ながじゅばん・和装の下着)の名を,ポーランドでは回し読みしたエカテリーナ二世の漫画のことなどを思い出したりしました。
在校当時は先生のお話が脇道に逸れると,教科書の進まないのに気を揉み,席を後ろに移してはこっそり自習したものです。もっとちゃんと聴いておけばよかったな,今となってはカルチャースクールでお金を払っても叶わないのですから。
卒業してからの,クラスや部活動を超えた仲間との交流。これもかけがえのない財産となっています。私の身体を気遣い亜鉛の栄養不足を指摘してくれた友,スキーの検定合宿に誘ってくれた友,ある時は家を新築するのにアドバイスを請うたり,ある人からは投資の話が聞けたりと(我が家には当面無縁ですけれど),本当にありがたいことです。
私事,四年前に勤めていた会社を退職し,現在は札幌で専業主婦をしております。海の幸,大地の幸あり,四季の移ろいも美しく,なかなか住みよい街です。雪祭りに加え,夏のビアガーデンも楽しいですよ。微風と木漏れ日の公園でビール,なまらうまいっしょ。
2007.01.06:友師百期会:コメント(0):[2006年会報]

旧3組 佐藤真理

11月初旬の晩秋の候,卒業後17年振りに,懐かしい顔ぶれや先生方と再び出会うことが出来ました。
不思議なもので,17年という長い年月を経ても,あの時のまぶしかった若かりしき頃の思い出がついこの間の出来事のように思い出されるとともに,すでにおじちゃん・おばちゃんと呼ばれる年頃になっているのにも関わらず,当時のように“○○君”“○○ちゃん”と自然に呼び合ってることが,なんとも心地よく,優しさと安堵感を覚えた同窓会でした。
 私事になりますが,卒業後からずっと東京で暮らしており,来年でちょうど高校まで山形で住んでいた時間と同じくらいの年月を過ごしていることになります。東京がすでに,第二の故郷になってはいるのですが,毎年,高校野球のシーズンになると上ノ山球場で,受験を控えた高校三年にあったにも関わらず,授業をちょっとお暇(いとま)させていただいて無我夢中で応援した,暑くて熱かった夏の日を思い出し,1人テレビで応援に燃えている私がおります。
 特に今年は,ハンカチ王子の齋藤君やライバルの苫小牧の田中君(皆さん,3組の北村君に似てるとは思いませんでしたか?笑)の戦いが,あの時の“感動”と“若さ”まで?!呼び戻してくれたような気がいたします。
 故郷は遠きにありて想うもの・・・とありますが,この度の同窓会を機に,同窓の皆さまと,もっと身近なお付き合いをさせていただければ幸いでございます。
 最後に,今回の『友師百期会』を開催にまでご尽力してくださった幹事の方々に感謝いたすとともに,御礼申し上げます。ありがとうございました。
2007.01.06:友師百期会:コメント(0):[2006年会報]

旧4組 星野剛

秋も深まり銀杏の木々が冬支度を始める季節となりました。皆様に於かれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
先日の同窓会では懐かしい顔ぶれに会う機会を頂き本当に有り難うございました。ほぼ1年前に開催された第1回の友師百期会には私事の都合で参加できずに残念に思っていたところ,今年も2回目の同窓会があるとお聞きして喜んで参加させて頂いた次第です。
卒業して早10数年。気が付けば自分もオヤジと呼ばれる年代に入り,普段の生活ではなかなか思い出すことができない高校時代。とても懐かしく思い出す機会になりました。
予習,授業,復習,単語テスト,課題,テスト,追試・・・。ほとんど辛い勉強の思い出ばかりなのは気のせいでしょうか。ふと思い出すのは,高校3年生の最後の高校野球県予選。上山まで学校を抜けて応援しに行ったこと。剣道場だったか体育館だったかでみんな一緒に正座,説教・・・。懐かしいですね。集まった同窓生の方々と現況やら思い出などを話せるような機会は本当にいいものだと再認識しました。そして,高桑くん,名前を度忘れして思い出せませんでした,ごめんなさい。
最後になりましたが,お忙しい中この同窓会を準備して下さった幹事の方々,参加してくださった同窓生の方々に深く感謝したいと思います。今後とも旧交を温められればと思います。本当にありがとうございました。
2007.01.06:友師百期会:コメント(0):[2006年会報]

旧5組 高橋源浩

平成18年(2006年),無事に第2回が開催されました。
3年前,興譲館高校同窓会の学年幹事の選出に際し,在郷の十数人の間で押しつけ合いをしていた頃から考えますと,なんとも喜ばしい限りであります。
この度も事務局の方々には諸連絡・開催場所等の段取りとご尽力いただき,紙面を借りて感謝申し上げます。さて,今後の同会の動きも期待されるところではありますが,母校であります興譲館高校全体の同窓会においても,我々の今後の役割もありますので,簡単に紹介したいと思います。
既に1年前になりますが,我々平成2年卒の学年が,5学年で編成される幹事担当学年の1学年を担当することとなりました。執筆者他数名が,学年代表として,不定期に開催された打ち合わせに参加してきました。各学年で役割分担があり,計画に沿って同窓会懇親会の運営がなされます。昨年度は,平成2卒は当日の小道具運搬・チケット販売補助程度でしたが,上の担当学年となりますと,チケットの発注・管理,懇親会の企画・運営,母校並びにOBとの諸連絡など,より重要な役割を担っていくことになります。例年,当会は参加者総勢五百名を越える規模で開催され,会の運営には,OB同士の横の連携が欠かせません。
本年まで,平成2年卒は昨年と合わせて2回の学年内での同窓会が開催できました。ところで,平成2卒は学年全体でおよそ二百五十名を擁しておりますが,友師百期会で連絡先等を把握できている人数は百名に及びません。今後,全体の同窓会への取り組み,同窓会会費等のとりまとめ等を考えますと,さらなる連携の強化が必要になってきます。平成2卒の皆様方も,30代も半ばを越え,皆様それぞれが一組織の中で各個とした位置を築きつつあるものと思います。日々多忙な時間を過ごされているとは思いますが,個人や組織の利に埋没するのみでなく,社会を構成する一員として,時に自己が若き日に過ごした高校時代を懐かしみ,ご年輩となられた旧職員・OBや今を生きる在校生に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。きっとそこには自らが思い出せる以上の発見や邂逅が待っていることでしょう。
2007.01.06:友師百期会:コメント(0):[2006年会報]