名取からの手紙
宮城県に住むキャリアカウンセラー仲間から手紙を昨日(3月16日)受け取った。 震災前に投函した手紙が今頃遅れて届いたのかなぁ、と思って開封した。 内容を読んで、びっくり! あわてて封筒を見る。 【3.14 名取】と消印されている。 写真右の人物(左は筆者)は、3月11日の地震発生時、山形のとある大学でキャリアカウンセリングを行っていた。 そのまま交通機関がストップして帰れなくなり、我が家に二泊してもらったのだ。 写真は3月13日の仙台へ出発の様子。 (背中ににデイバッグ、さらに二つのバッグを袈裟懸けにして) わたしは、 「この写真、あの時、たいへんだったですよねー。って、使えるようになるといいですね。是非そうしましょう!」と送り出したのでした。 出発時点で、嫁いだ長女は避難所生活。 同居の奥さんと次女とは連絡が取れない状態。 おまけに名取ですから、津波がきたのかどうかも分からない不安の旅立ちだったのです。 10時のバスで出発、仙台に12時に到着したとのメールの後は、連絡がプッツリ途絶えて、心配していました。 ようやく、昨日になって早朝メールが娘の携帯がきて無事が確認できてほっとしてたら、夜、そんな手紙をみて、思わず笑ってしまいました。 本当に家族全員無事でいてくれてよかった。
2011.03.17