自分を駆り立てるもの
12月11日に東京へ出張したついでにセミナーに参加してきた。 エニアグラムをご存知だろうか? 9つの性格分類からなる人間理解の手がかり、とでもいったらよいだろうか。 詳しくは「 日本エニアグラム学会 」のホームページを見て欲しい。 私は、数年前に受講したキャリアカウンセラー養成講座でエニアグラムと初めてであって、こつこつと勉強を続けている。 メールマガジンでいただいた内容が目にとまった。 「自分を駆り立てるものを探る」とあった。 たまたま求職者の方と東京出張面談日にあたっていたのを幸いに、受講を申し込んだ。 江東文化センターを会場に行われたワークショップには、30数名。 余り広くない研修室に椅子だけおいて、目一杯。 それがまた受講者の熱気を際立たせる。 ちなみに、参加者の内訳は次のとおり。 タイプ1: 5人 タイプ2: 1人 タイプ3: 6人 タイプ4: 6人 タイプ5: 7人 タイプ6: 0人 タイプ7: 1人 タイプ8: 5人 タイプ9: 5人 最初はアイスブレークも兼ねて、3人組になってのモノローグ。 テーマは「お気に入りの一日」 2回目のテーマは「不本意な一日」 私は男性3人組。MさんとNさんと私。 私も山形からの参加だが、Nさんも名古屋からの参加だという。 それを聞いたMさんが一言「このセミナーはそんなに価値あるの?」 東京ではあたりまえに受講機会があっても、地方はそうはいかない。 さて、次はいよいよ本題。 ワークシートⅠ 「駆り立てられるもの」とあり、設問が5つばかりある。 こんどはペアになってのワークである。 「日頃あなたは何駆り立てられますか?」と繰り返し何度も聞かれる。 そのたびに自問自答して、答える。自分との対話である。 さらに、ワークシートⅡへ。。。 ワークを通じて、タイプ別の認知の歪みや世界観等を認識していくものであった。 ちなみに私はタイプ9であるが、それぞれ次のとおりだ。 ■認知の歪み: 葛藤は少ないほどよく、苦しみをさけるためにはあまり考えすぎないほうがよいと考えている。したがって葛藤を避ける帰結として保守的な考えを是認しそれに従う。 ■世界観: 何事にもよい面と悪い面がある。 ■ものの見方: 物事をさまざまな角度から検討する。そのため、なかなか決断ができない。 ■モットー: 波風を立てない。 自分を知り、他人を知る。 他人を通じて、自分を知る。 なんとも果てしない旅である。 毎回、気づきがあるのが楽しい旅である。
2010.12.15