HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

桜の穴場

長井市の桜情報が、続々と告げられているが開花はまだ四、五日
はかかりそうである。

弊社の周りにも、沢山の桜の木々が存在するが桜回廊本道より、少し
離れているので、万開時でも見学客はほとんど訪れない。

野川縁北側の桜並木は、すばらしいが静かに咲き、静かに散っていく
弊社社員たちの独占的花見のようで、これも贅沢な景色鑑賞となる。

市街地より比較的近くて隠れた桜鑑賞の穴場であることは、間違いない。
自転車で散歩がてらに、子供ずれで訪れるのも悪くない。

除雪車続々と帰還

長井市の除雪車、業者に除雪作業委託で貸し出されていた除雪車
冬季間の役目を終了し、本日駐車基地に続々と帰還してきた。







4月15日月曜日

朝の目覚めが悪い。心地よい布団の中でいつまでも居たい。
"春眠暁を覚えず"とは正にぴったりの此の季節。

孫の「言ってきます」の登校する挨拶の声に、あわてて起床し、
朝食もそこそこに、車で三分の会社に出かける。
今日からの一週間、外部会議の予定が一日おきに続く。

「ブログの内容老境になってきたな」

先日友人たちと酒を酌み交わしていたときの、いつも私のブログを
読んでてくれる友人の一言、「ブログの内容老境になってきたな」
一瞬ドキッとしてしまう。

「年とともに角が取れてきたのさ」と切り替えしたが
言われてみれば、孫のこと、日常の愚痴っぽいことなど多くなっているの
かも知れない。希望や夢、仕事に関する建設的な考え等、考えることが
少なくなってきてるのかも知れない。

親しいスナックのママからは、「会長くらいの年で遅くまでいつも飲んでいる
人は、此の地区ではいないよ、少しはもっと年相応に枯れたら」
体を心配しての言葉だろうが、ついつい「うるさい客で悪かったな」と
言い返してしまう。

なんだかんだ言われながらも、人といつまでも飲みにケーションできている
事の幸せはまた格別の生き方だと、頑固に思っている。

金融効率を考える

今地域金融機関間で、ちょっとした旋風が巻き起こっている。

貸し出し金利が今や史上最低とも言われるくらい、低利で行われていると聞く
日銀の大幅な緩和計画が、発表の中でお金が市場に大量に今後出回ってくる。

地域銀行はもとより銀行業界では、経営指標の一つに預貸率(よたいりつ)
と呼ばれるものがあり、銀行が集めた預金のどれだけが貸し出されているか
を、示す%を言う。

集めたお金を全部貸し出せば預貸率100%で、すばらしく効率の良い経営と
成るわけですが、リスクを恐れ安定を望み
各銀行ごとにその%は違う。現在の%は大きく違っていて
いずれの銀行も60%~最大で80%どまりで、預貸率の低下は利払いが加算し
利益の圧迫を生み、企業活動への圧迫を生み、長期の景気低迷につながって
来ているのが、現状であると見られる。

日銀の総裁が黒田氏に変わって、インフレ率2%を目指して様々な施策を
大胆に発表してから、ちょっと銀行間の動きも変わってきて、今までリスク
の少ない日本国債購入を主たる資金運営に、してたものを預貸率を上げ
民間企業への貸し出しにも、積極的姿勢を見せてきた感じがする。

過剰預金を効率よく運用できれば、多少の低利率であっても資金効率を
考えれば、十分にペイする運用になると思われる。
我々中小企業にとっても、貸出金利の低下は設備意欲にも火がつくのは
間違いないと思われる。

銀行間の営業競争にも、今後火がついてくるのは間違いない現象になると
思われる。