最上義光歴史館

白露を過ぎて朝夕はだいぶ涼しくなりましたね。
日中はまだ暑い日もありますが、夏の日差しとは違ってきたように感じます。


Kスタッフの力作ペーパークラフト第3作の伊達政宗が完成!
伯父甥揃い踏みでお待ちしております。


第4作の片倉小十郎も完成!こちらは伊達家の双璧でお出迎えです。


「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクションより、今回はねずみ尽くしでお送りします。
鼠の意匠は吉祥のデザインと干支、動物のテーマに展示されています。
なぜ吉祥のデザインに展示されているのかは会場の解説をご確認ください!


鐔 甲子正月図
注連縄の奥の大黒天に三方を供えてかしこまる裃姿の鼠。
鼠の前には扇子、線彫りの室内表現、左上には線彫りの雲と象嵌の太陽と
絵のような構成です。


縁・頭 甲子図(大黒鼠)より頭のみ
大黒天が掲げる「寿」の掛け軸と鼠。鼠の表現がリアルです。


目貫 鉗鎚鼠図
スタッフお気に入りのうちのひとつです。
「鉗」は金ばさみ、「鎚」は金づちの意で、どちらも鍛治の道具です。


縁 七福神図
鼠はおりませんが、大黒天つながりでこちらの1点。
持ち物それぞれで七福神が表されています。
日が落ちるのが日々早くなっていくような気がします。
その前の9月21日は8年ぶりに満月と重なった中秋の名月、
好天が続いたこともあり連日見事な月が昇っておりましたね。


「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクションより、今回は秋らしい意匠をご紹介いたします。


小柄 月見狸
スタッフ一押しの一点、秋草を背景に腹鼓を打つ狸の姿。
銀象嵌の月の下でご満悦な顔です。



鐔 葡萄透し


縁 葡萄図
葡萄は豊穣や子孫繁栄を象徴する吉祥文様として用いられました。
また「武道」に通じることから武家に好まれた意匠です。
皆さま大変お久しぶりです!
待ちに待った令和4年4月1日、
歴史館の再開の日をやっと迎えることができました!
バナー…のぼり…何もかもみな懐かしい…



本日は午前中から多数の来館者をお迎えして、
久々に活気にあふれた歴史館でした。



特設展示「山形城ゆかりの絵画−居室を彩った大画面」にくわえ
常設展示もリニューアルしておりますので、
リピーターの方々、久方ぶりや新たにお越しになられる方々、
心機一転した歴史館およびスタッフ一同で
来館記念をご用意してお待ちしております!


春の心はのどけからまし…と思う時期が巡ってまいりました。
4月11日に桜の開花宣言が出た霞城公園、
翌日も初夏のような陽気でもう七分咲き〜九分咲きです。


北門〜東大手門に続く歩道沿いの桜並木が見事です。
お花見に訪れる方々が続々入園されていて公園内の駐車場は満車でした。


弓道場の近くにある梅林の一角では梅と桜が一度に咲いています。
濃い色の梅と淡い色の桜が咲き揃っていっそう華やかです。


歴史館の南側にある桜並木も満開間近です。
桜の散策がてら、歴史館にもどうぞご来館ください。
歴史館へ連日多くのご来館、大変ありがとうございます。
来館される方々がありますと活気があって明るい雰囲気になるなあと
再開して改めて感じております。


歴史館の枝垂れ桜もだいぶ花が咲いてきました。



東大手門に向かう道路沿いの桜もお堀の桜もほぼ満開です。
桜を眺めていると、雀や鶯などいろいろな鳥のさえずりが聞こえてきます。


本日は米沢で長く愛されている餅菓子「ほうさいもち」をいただきました。
戊辰戦争時には兵糧として用いられた記録が残るそうです。
きりっとしょっぱいゆべしのようなお味、ごちそうさまでした。
開花から2日で満開になったと全国ニュースでも話題になった山形の桜、
山形城の桜は今週末も見事に咲いております。


16日の午前中はぐずついていた空ですが、午後からは一転して快晴となり
夜には見事な月が上りました。


東大手橋周辺は行きかう人々とカメラを構える人々とで大賑わい、
東大手門広場周辺も人出が多くなっておりました。
ライトアップされている紅枝垂は人気のフォトスポットです。


霞城公園のすぐ東側を走る電車は毎年桜の季節に徐行運転が行われます。
車窓からも楽しみたい、見事な夜桜の眺めです。