最上義光歴史館

さて、切り抜き作業の続きです。

全13枚ですから、それなりの数のパーツになります。

満智羅↓


肩当て↓



なんという再現の細かさ…素晴らしい(;´Д`)



この籠手の柄なんて凝りまくっちゃってますよコレ。
そのこだわりにシビれる憧れる。


前回のようなことがないように、慎重に慎重に…


で、一通り切り終わった結果がこれ↓


すごく…多いです…


次回は折ったり張ったりしますっ!
ご無沙汰しておりましたひねもす記、久々の更新です。
いつの間にか梅雨が開けたと思っていたら連日の猛暑、いよいよ夏ですね。


さて歴史館では7月7日(水)より新たな展示が始まりました。

「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクション

中山町の旧家・柏倉惣右衛門家から山形市に寄贈された甲冑・刀装具
約400点のうち、吉祥の図柄や動物・植物の意匠を選び展示しています。
会期は11月7日(水)までの予定となっております。

植物の意匠の中から1点ご紹介します。

鐔 垣透し朝顔図   夏らしい意匠を選んでみました。

会期中はスタッフ好みのデザインをこちらでご紹介していきます。
皆さまも歴史館でお好みのデザインを見つけてみてください。
最上義光歴史館ではグッズ販売を再開しました。
Kスタッフの力作ペーパークラフト、最上義光と伊達成実がお出迎えです。



クリアファイルやピンバッチ、ペーパークラフトなどなど
ご来館の記念にいかかでしょうか。


開催中の「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクションより、今回は…


縁 鯰図   展示では確認しにくい角度から撮影してみました。
目と口がかわいい鯰の顔が見えますでしょうか。


目貫 蟹獲図   ポーズも表情もなんとも味のある蟹を獲る人。
スタッフの推しは獲られた蟹と次の獲物(?)のふくふくした蟹です。

蟹の意匠では涼しげな目貫も展示されております。
会期は11月7日(水)まで、ぜひご覧ください。
白露を過ぎて朝夕はだいぶ涼しくなりましたね。
日中はまだ暑い日もありますが、夏の日差しとは違ってきたように感じます。


Kスタッフの力作ペーパークラフト第3作の伊達政宗が完成!
伯父甥揃い踏みでお待ちしております。


第4作の片倉小十郎も完成!こちらは伊達家の双璧でお出迎えです。


「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクションより、今回はねずみ尽くしでお送りします。
鼠の意匠は吉祥のデザインと干支、動物のテーマに展示されています。
なぜ吉祥のデザインに展示されているのかは会場の解説をご確認ください!


鐔 甲子正月図
注連縄の奥の大黒天に三方を供えてかしこまる裃姿の鼠。
鼠の前には扇子、線彫りの室内表現、左上には線彫りの雲と象嵌の太陽と
絵のような構成です。


縁・頭 甲子図(大黒鼠)より頭のみ
大黒天が掲げる「寿」の掛け軸と鼠。鼠の表現がリアルです。


目貫 鉗鎚鼠図
スタッフお気に入りのうちのひとつです。
「鉗」は金ばさみ、「鎚」は金づちの意で、どちらも鍛治の道具です。


縁 七福神図
鼠はおりませんが、大黒天つながりでこちらの1点。
持ち物それぞれで七福神が表されています。
日が落ちるのが日々早くなっていくような気がします。
その前の9月21日は8年ぶりに満月と重なった中秋の名月、
好天が続いたこともあり連日見事な月が昇っておりましたね。


「武士好みのデザイン」〜吉祥の表現と動物・植物の意匠〜
柏倉惣右衛門コレクションより、今回は秋らしい意匠をご紹介いたします。


小柄 月見狸
スタッフ一押しの一点、秋草を背景に腹鼓を打つ狸の姿。
銀象嵌の月の下でご満悦な顔です。



鐔 葡萄透し


縁 葡萄図
葡萄は豊穣や子孫繁栄を象徴する吉祥文様として用いられました。
また「武道」に通じることから武家に好まれた意匠です。
皆さま大変お久しぶりです!
待ちに待った令和4年4月1日、
歴史館の再開の日をやっと迎えることができました!
バナー…のぼり…何もかもみな懐かしい…



本日は午前中から多数の来館者をお迎えして、
久々に活気にあふれた歴史館でした。



特設展示「山形城ゆかりの絵画−居室を彩った大画面」にくわえ
常設展示もリニューアルしておりますので、
リピーターの方々、久方ぶりや新たにお越しになられる方々、
心機一転した歴史館およびスタッフ一同で
来館記念をご用意してお待ちしております!