年々増加傾向にある中古住宅に対し、国土交通省は平成22年度に「中古住宅・リフォームトータルプラン」を策定しました。このことにより、瑕疵保険のついた購入支援や、物件探しからリフォームローンまで対応するワンストップサービスも登場し、40歳未満の若い世代を中心に中古住宅を購入する人の割合も増加するなど中古物件の販売市場が広がりつつあります。 そこで今回は中古住宅の購入を検討するにあたってのアドバイスを、山形県不動産鑑定士協会会員の月田真吾様にお聞きしました。
中古住宅を購入する場合は新築住宅と比べると割安で購入できる分、何点か妥協せざるを得ない点が出てきます。それでも納得できなかったり、迷ってしまう場合はちょっと自己資金を捻出してリフォームするという手もあります。 購入を検討する際には、値段、所在地などの優先順位を決め、実際にその中古住宅で生活していくビジョンをしっかり持つこと、考えることが重要になります。