カンナくずで断熱材に。
詰め詰め
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肥料運び
4月12日
隣町へ、今年使う肥料を取りに行ってきました。
有機肥料を使う近隣市町の農家15軒くらいで取りまとめて
幹事役をしてくれているお宅まで
大型トラックで ドーンと運んでもらっています。
軽トラ2台満載してきても載せきれないので
後日取りに行こうっと。
この肥料は、うちで6年くらい前から使っている
石巻で作られているバイオノ有機という肥料。
石巻で水揚げされたイワシの煮汁を米ぬかで固めたもの。
もともとは、ペットフード用だったものを、肥料に転用したとのこと。
そんな話を聞いたのは、3年前。
バイオノ有機を作っている工場の工場長さんらお二方が、我が家へいらしたとき。
その縁で、我が家の枝豆などをご注文してくださるようになり、
ご家族の方とも電話やFaxなどで お付き合いをさせていただいていました。
港に程近かった、バイオノの工場。
皆さん、津波から逃げられたのでしょうか
震災後、工場とご自宅とお電話したものの不通。
避難所名簿を検索しても、見つかりません。
どうぞご無事でいらっしゃいますように。
隣町へ、今年使う肥料を取りに行ってきました。
有機肥料を使う近隣市町の農家15軒くらいで取りまとめて
幹事役をしてくれているお宅まで
大型トラックで ドーンと運んでもらっています。
軽トラ2台満載してきても載せきれないので
後日取りに行こうっと。
この肥料は、うちで6年くらい前から使っている
石巻で作られているバイオノ有機という肥料。
石巻で水揚げされたイワシの煮汁を米ぬかで固めたもの。
もともとは、ペットフード用だったものを、肥料に転用したとのこと。
そんな話を聞いたのは、3年前。
バイオノ有機を作っている工場の工場長さんらお二方が、我が家へいらしたとき。
その縁で、我が家の枝豆などをご注文してくださるようになり、
ご家族の方とも電話やFaxなどで お付き合いをさせていただいていました。
港に程近かった、バイオノの工場。
皆さん、津波から逃げられたのでしょうか
震災後、工場とご自宅とお電話したものの不通。
避難所名簿を検索しても、見つかりません。
どうぞご無事でいらっしゃいますように。
米づくり 2011 浸漬
浸漬(4月7日~29日)
またまた遡り 米づくりレポ
種籾が一斉に発芽できるよう、水をしっかり吸わせます。
温湯消毒で温まった種籾を、しっかり冷やす必要もあり、
このときの水温が、低ければ低いほど良い苗が出来ると思っていたのですが、
なんと
最初に冷水に浸してしまうと、発芽率が悪くなるという研究が出ました。
ガ~ン(*_*;
去年の発芽不良の一因を発見。
雪を入れて氷水にしてましたから。
日々 勉強です。
浸漬はじめの8時間だけでも、10度以下にしないことを目標に、
お湯やヒーターを用意して、温度管理 (^^)b
その後も毎日、水温を計り
10~15度になっているか、確認・調整しながら、
20日強、浸漬。
1~2日おきに、水を換えて酸素補給もします。
水桶は、400リットル容器なので、ひっくり返すのは ちと無理。
ホースを使って、サイフォンの原理で排水させます。
ホースの一端を水に入れ、反対側から フーッッと息を吐き ブクブクッとさせて
パッと落とすと水がジャーと出てきます。
この光景だけ見ると、魔法のホース。
子供が、まねをしてホースを突っ込んでみて首を傾げる様子が可愛いかったのですが、
長女もこのサイフォンが出来るようになり 魔法が技術に変化しちゃいました。
水温10度なら12日間 浸漬すればOKなのですが、
田んぼの雪が消えず、苗代準備が出来なかったので、
種籾さんには、水の中で待機してもらいました。
なにせ4月24日でこの状況でしたから…
苗代用地だけ、除雪をしたこともありましたが
それだと、結局 水温が低すぎて苗がビックリしちゃうようで。
今年は、焦らず無理せず、雪解けを待つことにしました。
それにしても早く融けないかなぁと、毎日田んぼと雪とにらめっこが4月末まで続きました。
参考
北野 順一, 中山 幸則, 松井 未来生, 大西 順平: “低温期育苗における水稲種子の発芽に及ぼす浸種水温の影響”. 日本作物学会紀事, Vol. 79, pp.275-283 (2010)
またまた遡り 米づくりレポ
種籾が一斉に発芽できるよう、水をしっかり吸わせます。
温湯消毒で温まった種籾を、しっかり冷やす必要もあり、
このときの水温が、低ければ低いほど良い苗が出来ると思っていたのですが、
なんと
最初に冷水に浸してしまうと、発芽率が悪くなるという研究が出ました。
ガ~ン(*_*;
去年の発芽不良の一因を発見。
雪を入れて氷水にしてましたから。
日々 勉強です。
浸漬はじめの8時間だけでも、10度以下にしないことを目標に、
お湯やヒーターを用意して、温度管理 (^^)b
その後も毎日、水温を計り
10~15度になっているか、確認・調整しながら、
20日強、浸漬。
1~2日おきに、水を換えて酸素補給もします。
水桶は、400リットル容器なので、ひっくり返すのは ちと無理。
ホースを使って、サイフォンの原理で排水させます。
ホースの一端を水に入れ、反対側から フーッッと息を吐き ブクブクッとさせて
パッと落とすと水がジャーと出てきます。
この光景だけ見ると、魔法のホース。
子供が、まねをしてホースを突っ込んでみて首を傾げる様子が可愛いかったのですが、
長女もこのサイフォンが出来るようになり 魔法が技術に変化しちゃいました。
水温10度なら12日間 浸漬すればOKなのですが、
田んぼの雪が消えず、苗代準備が出来なかったので、
種籾さんには、水の中で待機してもらいました。
なにせ4月24日でこの状況でしたから…
苗代用地だけ、除雪をしたこともありましたが
それだと、結局 水温が低すぎて苗がビックリしちゃうようで。
今年は、焦らず無理せず、雪解けを待つことにしました。
それにしても早く融けないかなぁと、毎日田んぼと雪とにらめっこが4月末まで続きました。
参考
北野 順一, 中山 幸則, 松井 未来生, 大西 順平: “低温期育苗における水稲種子の発芽に及ぼす浸種水温の影響”. 日本作物学会紀事, Vol. 79, pp.275-283 (2010)
土混ぜ
4/半ば
苗箱に入れる土を混ぜる日々。
今年は、去年の倍くらいの育苗土が要るので、なかなか終わらず。
しかも大工仕事を並行してやっていたので、
大工の合間に土混ぜ。
ダンナ、でんくん、私、長女 と、
手の空いた人が空いたときに、かわるがわる 混ぜ混ぜ。
このときは、末っ子の ひなこが肥料の計量補助員で登場。
私の後ろで次女が、種もみ浸漬水温の計測。
長女が、私とスコップ役を交代してカメラマン。
育苗土の材料は、
山土(焼き土)と、有機肥料と
自家製燻炭(お米のもみ殻を焼いて炭にしたもの)。
去年、苗の発芽揃いが悪かったのは
土のphが不適だったのかも??
と思い、
合わせた土を県の農業技術普及課に持って行って
phを測ったところ、ph=4.7
最適水準だわ。
ph悪玉説は、消えたのでした。
苗箱に入れる土を混ぜる日々。
今年は、去年の倍くらいの育苗土が要るので、なかなか終わらず。
しかも大工仕事を並行してやっていたので、
大工の合間に土混ぜ。
ダンナ、でんくん、私、長女 と、
手の空いた人が空いたときに、かわるがわる 混ぜ混ぜ。
このときは、末っ子の ひなこが肥料の計量補助員で登場。
私の後ろで次女が、種もみ浸漬水温の計測。
長女が、私とスコップ役を交代してカメラマン。
育苗土の材料は、
山土(焼き土)と、有機肥料と
自家製燻炭(お米のもみ殻を焼いて炭にしたもの)。
去年、苗の発芽揃いが悪かったのは
土のphが不適だったのかも??
と思い、
合わせた土を県の農業技術普及課に持って行って
phを測ったところ、ph=4.7
最適水準だわ。
ph悪玉説は、消えたのでした。