お米は、収穫・脱穀して乾燥するとすぐにお米として食べられるのではありません。
その段階は、籾(もみ)。種にするのは、この籾です。
籾から籾殻を取り除く「籾摺り(もみすり)」という作業を経て玄米にすると、やっと米粒。
その後、お好みに応じて精米します。
我家では、だいたい玄米にして冷蔵保存しておきますが、籾で貯蔵してあるお米もあります。
ただいま「天日干し むすび米」が籾の状態。米粒が品切れ。
冬に販売する量を見越して、雪の季節前に籾摺りしておいたのですが、思いのほか天日干し米のご注文をいただき、籾摺りしてあるお米が早くも足りなくなってしまいました。
そして、頂きましたご注文!
取り急ぎ籾摺りしようと思いきや、障害が。
貯蔵場所の関係上、天日干し米の前にもう一種別のお米を籾摺りしなくちゃいけません。
粛々と作業を進めていたら、ふつうの「はえぬき」のはずがポツリポツリと黒い影…
あちゃぁ、前回摺った黒米が機械の陰に潜んでいたようです。
籾摺りには二つの機械を使いますが、その両方を念入りに再度掃除し再開。
順調、順調!
と、しばし主人に作業を託して持ち場を離れた2分後
「優子~!ちょっと来い!」
と呼び戻されました。
え~~!
なんと、お米が機械の出口からではなく入り口から溢れ出てる。
( ▽|||)
モーターから作業部に動力を伝えるベルトが切れて、突然動かなくなってしまったのです。
ご注文いただいたお客様、大変申し訳ございませんが、もう少しお待ちください。
明日か明後日にはベルトが入荷する予定です。
皆さまどうぞ機械の早い復調をご一緒にお祈りくださいませ。
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日本一おいしい米コンテスト金賞受賞
浦田農園
http://noukaurata.com/
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