4月5日、今年の米づくりがスタートしました。
種にする種もみの芒取り(のげとり)。
種もみにピョロッと伸びているしっぽの部分を芒(のげ)と言うのですが、
その部分を取り除く作業です。
買った種籾だけならば必要ない作業ですが、
自家採種もする我が家にとっては、これが米作りの第一歩。
なぜ芒を取るかというと、
おひげが伸びたままだと、無精に見えるので…
いえいえ、そんな理由ではなく、
種まきの時に芒が機械に引っかかってしまい、播きムラが生じてしまうのです。
芒取りには、脱芒機(だつぼうき)という機械を使います。
これは緩~い精米機のようなもの。
籾と籾を擦り合せることで芒の部分を取り除きます。
うーん、簡単な機構!
ただ、なかなか小難しい作業で、
全部の芒をしっかり取ろうとすると、
もみ殻全部が剥けて玄米になっちゃうんです。
食べるなら良いのですが、種としてはヨロシクない(^。^;)
様子を見ながら剥けてしまった玄米を取り除きながら、
妥協点を図って仕上げていきます。
玄米取りは、子供の作業。
今年は、三女の日向子がパートナーを務めました。
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