7月25日~27日まで、栃木県にあるアジア学院というところの海外研修生がホームステイに来ていました。
アジア学院は、アジア・アフリカの農村地域からの草の根で活動する農村指導者を招き、 有機農業を基盤とした国際農村開発研修を行っているNGO(非営利団体)です。
彼らは、日本に9ヶ月間滞在するのですが、この時期、山形への実地研修があります。
うちには毎年、2人ホームステイに来ていたのですが、今年は3人。
それぞれインドネシア、フィリピン、ソロモンの3カ国から。
英語を使うのは、毎年このときだけ。
彼らの言っていることは大体分かるけれど言いたいことが言えないもどかしさ。
会話のほとんどは、アメリカ在住歴のある主人に任せて、聞き役です。
最初のころは、ずいぶん気位の高い人が来て困ったものでしたが、
このところ同じ目線で話せる人が来てくれるので、面白くなってきました。
今年も、地に根ざしたリーダーのようで、やる気のある&明るい3人でした。
ホームステイ
さまざまな問題
話の中心は農業のこと、地域社会のこと、それぞれが持っている問題について。
自国では農家が組織だっておらず、企業がすべて握っていて、
微々たる収入の元、栽培方法も与えられたやり方を取らざるを得ないので、農家の為の組織を作って、自主的に栽培・運営できるようにしたい。
といった話を、毎年聞きます。
今年は、問題の一つに地球温暖化の話が出てきました。
ソロモンは、ツヴァルの西隣。
年に4.5mmずつ海面が上昇しているそうです。
先週、ソロモンの自宅からの連絡で、キッチンが浸水したとのこと。
今までどの家も、土間暮らしだったのが、昨今は高床にせざるを得ないそうです。
先日、「不都合な真実」を観に行った直後ですが、
実際に、切実な局面に遭遇している人の話を聞くのは初めてでした。
自国では農家が組織だっておらず、企業がすべて握っていて、
微々たる収入の元、栽培方法も与えられたやり方を取らざるを得ないので、農家の為の組織を作って、自主的に栽培・運営できるようにしたい。
といった話を、毎年聞きます。
今年は、問題の一つに地球温暖化の話が出てきました。
ソロモンは、ツヴァルの西隣。
年に4.5mmずつ海面が上昇しているそうです。
先週、ソロモンの自宅からの連絡で、キッチンが浸水したとのこと。
今までどの家も、土間暮らしだったのが、昨今は高床にせざるを得ないそうです。
先日、「不都合な真実」を観に行った直後ですが、
実際に、切実な局面に遭遇している人の話を聞くのは初めてでした。
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