裏磐梯高原ホテルのブログ

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本日は、あいにくの雨模様となっている裏磐梯ですが、
私は昨日、休日を利用して雄国沼登山に出掛けて参りました。
これからピークを迎えようとしている「ニッコウキスゲ」の
状況についてもレポートさせていただきます。


まずはザックの持ち物をチェックします。
タオル、飲料水、チョコレート、マップなど。
今回は雄子沢口からの「せせらぎ探勝路」をルート
選択致しました。いざアタックです!


登山道は自然のトラップがたくさんあります。
大きく張り出した木の根や、浮石など注意深く
歩みを進めて参ります。


しばらくするとブナ林に入ります。
樹齢100年を超えるような大きなブナの木は
まるで森の守り神のような神々しさを放っています。


トレッキングコースの要所には「道しるべ」があり
コースマップをもとに現在地を確認することができます。


湿原に近づくにつれ、登山道も険しくなって参りました。
登山の場合、手袋をすることをオススメ致します。
転倒した場合や、なにかの拍子に手をついた場合でも
ケガをする確率が低くなります。


約70分ほど歩くと通称、三角小屋と呼ばれる休憩小屋に
到着致します。水分を補給したりトイレ休憩をしたり
昨日も平日でありながら、たくさんのハイカーに出会いました。
しかもビックリしたのは若い女性のハイカーが非常に多いことです。
これがウワサの「山ガール」ですね。と思いながら
木道を目指して再び歩き始めます。


途中、開けた場所から湿原をみることができます。
赤いレンゲツツジやコバイケイソウ、咲き始めたニッコウキスゲが
見事なコントラストで迎えてくれます。


タニウツギのトンネルを抜けて湿原に辿りつくと、レンゲツツジが満開でした。
ニッコウキスゲもようやく咲き始ったところです。この木道の両サイド、
グリーンの部分が見渡す限りニッコウキスゲで埋め尽くされるのは来週末から
7月上旬くらいがピークになろうかと思います。
今回は往復トレッキングを致しましたが喜多方市から雄国沼(金沢峠)まで
シャトルバスを利用して、手軽に湿原までくることもできます。
ぜひ夏の雄国沼へ遊びにお越しください。
最後に昨日出会った森の住人たちの画像をアップ致します。


咲き始めたニッコウキスゲ。満開が楽しみです。


ニッコウキスゲのやまぶき色が新緑に映えて美しく咲き誇ります。


淡いピンクのタニウツギが満開を迎えております。


レンゲツツジがピークを迎えておりました。ニッコウキスゲは間もなくです。


雄国沼の付近は明治の噴火を逃れた、手つかずの自然が残ります。


エゾハルゼミの鳴き声が夏山シーズンの到来を告げております。

2011.06.23:裏磐梯高原ホテル:count(960):[メモ/コンテンツ]
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