山中神明宰

  • 山中神明宰
天明3年の大不況の時に

山中太郎右衛門さんが

独断で上米蔵(年貢米を収納する蔵)を開き、
お米を施したとして郷土の村民を救ったそうです

これが幕府にバレちゃって、江戸に行くことになったんだけど、
幕府をも動かす民情あふれる至誠に

租税が免除されるという恩命が下りました


一切の責任は自分にあると断言し、
旅立った彼への感謝と感激を後世に遺すべく
安久津、新宿(二井宿)、竹森、深沼の村民達が報恩碑を建てたというわけなんですね


素敵ですね



場所は、安久津八幡宮内


2009.08.14:umai:[高畠の史料]