コウホネサクラ

  • コウホネサクラ

高畠町糠の目小其塚地区、(矢の目の可能性があります。矢の目であれば米沢市)
鬼面川(おものがわ)に沿ってはしる道路脇に
なんとも大きくて美しい桜の木が一本、
人知れず咲いているのをご存じですか?

この桜の名称はこの土地に咲くコウホネにちなんだものなのでしょうか?
手書きの看板なのでこの土地の方がみんなこの桜をコウホネサクラと呼んでいるのかどうかは不明



巨大な桜の木です
広大な農地が広がるこの土地にただ一本だけが存在します
遠くからでもすぐにわかります

近くなるにつれ、この大木(たいぼく)の大きさに驚愕することでしょう・・・


以前、黒井半四郎忠寄翁の石碑をしらべていた土地です
黒井半四郎翁は上杉鷹山の時代にこの土地に水を流し田畑を潤して下さいました

その約200年後
現代も土地の改良がおこなわれ、平成19年に完成したばかりです

竣工を記念した石碑が建っておりますので近くにいらした方は是非立ち寄ってみてください
現代の勇士の姿が書かれております




※コウホネ(川骨)とは、黄色い小さな花で、小其塚周辺に植生している漢方の花です
昔は群生していたようですが
重なる土地改良によりその数も激減し、なんとか保護できないかと「コウホネの会」を作り、移植に成功
大事に保護されております


参考: みどりネット米沢平野ぶらり探訪より

場所はこちら旧黒井半四郎堰の近くですので、行くとわかります
2010.05.01:umai:[高畠の文化]