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鼠持古墳

  • 鼠持古墳
場所は高畠町元和田の山肌に沿った鼠持(ねずもち)という部落に位置します



看板を見ると古墳としては最後の古墳のようです

中に入るのが大変な位、入口が狭かった
中も狭く、立てません。

古墳の入口の上に皿がのっていたので、もしかすると何かお供えでもする方がいらっしゃるのかもしれません
入口に10円玉が落ちていたので、この皿に乗せてきました

付近には軍手が落ちていたり、ビニールが落ちていたり、あまり手入れがされておりません
この山自体を守っていると思われるロープが張られていたので、勝手に入っては行けない場所だとわかります(すみません、勝手に入っちゃいました)



鼠持公園から山に入って約400メートル程行くと左側にあります
コチラです
2010.05.05:umai:[高畠の史料]

日向洞窟

  • 日向洞窟
場所は高畠町屋代地区時沢に行く手前です

ブドウ園が広がる山の中にあります
道路からしだれ桜がちらっと見えたので、誘われるままに入山すると家が並び、その奥に壮大な歴史を伺える岩山があります

ぽっかり空いた洞窟、それが日向洞窟です



この石碑の手前に昔の生活がわかるパネルも飾られており、
この辺りでどのような生活がなされていたか、すぐにわかるようになっているので
手ぶらで探検に来ても面白いと思います

土地名にもなっている日向(ひなた)
さすがにしだれ桜が咲くには少し早いだろうと思いましたが
高畠町の他の地区では桜がまだ満開になっていない時期に普通の桜が散り始めておりました


初夏の洞窟です


入口からはしばらく直立できる程天上が高いのでぶつかるのを気にせず進んでいくことができます

急に天上が低くなり、体をかがめても入って行けないのですが、

縦が30cm位になった所で、人間はおそらく入れません
  ※手前が緑色になっていますが、ここまでは太陽の光が届いています。



ですが奥の方にライトを当てると広くなっているのがわかります

特に右側

ライトが届かず画像を撮ってこれませんでしたが
もしかしたら
長い年月を経て土が溜まり入って行けないだけで、この中にも入れたんじゃないかと思うんです
または、昔昔の人は体が小さいと言われているので、昔の人のサイズでは入れたのかもしれません

中からの外の景色です

土は湿っており粘土状。
手をつくとペッタリと吸いつきます



場所はこちらです
グーグルマップで確認
2010.05.05:umai:[高畠の史料]

清水前古墳

  • 清水前古墳
R113そばにあります
こんもりした山が二つ並んでおりますが、入口がいずれも南側を向いているので、R113からはその様子が見ることができません


東側
入り口は大きいが中が狭い
腰を折り、直立できない


西側
入り口は直径1メートル四方
狭いが中がやや広め
髪の毛が天井に触れる程度なので高さは165センチちょうど

西側の古墳の中から外を撮影してみました


町で作った石碑は見られず

代わりに昭和41年11月20日に高畠町教育委員会がたてた 山形県指定史跡と書かれた大きな石碑があります


場所はグーグルマップで確認



小話・・・
古墳の上に登って、景色を見ようと思いましたが
あまりにも車が通るR113そばなので・・・目立ちすぎ、恥ずかしくなり
さすがに古墳の上ではしゃぐことはできませんでした

観光にいらっしゃった方の忘れものなのか、風化したお菓子の袋が古墳の中に捨ててあり、嫌な思いをしました

落ちただけかもしれませんが、全く不似合いな忘れ物を見て、がっかりしました
もちろん拾い持ち帰りました
2010.04.22:umai:[高畠の史料]

志田館跡

  • 志田館跡
志田館(しだだて)

長井氏領時代(14世紀末)は
春日義治の城(砦)と伝えられている


その後、16世紀末
17代独眼竜政宗の父輝宗はこの志田館を陣屋にし、この辺から最上に出馬していると言われている



場所はグーグルマップで確認しよう


2010.04.22:umai:[高畠の史料]

高畠城跡地

  • 高畠城跡地
高畠城(高畑城、鐘ヶ城、屋代城)


西が丸く、東がとがっており鐘の形をしていたことから、別名を鐘ヶ城と呼んだ

承安年間(1171~1175)に藤原秀衡の従兄弟樋瓜季衡が築城した
伊達家9代目政宗は父と共に1380年に置賜に侵攻し、長井氏を滅ぼして置賜を手中に納めた。その時に改称屋代城と呼び、居城する。
その後、上杉家がこの土地を納めるようになると、直江兼続家臣春日元忠が居城することとなる

この9代目伊達政宗は、伊達家中興の祖と讃えられました
後に活躍する17代独眼竜政宗の名前は9代目にあやかったものだそうです。

参考:戦国期の東北
  


高畠城をグーグルマップで確認
2010.04.18:umai:[高畠の史料]