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米沢上杉まつり コンセプト

米沢上杉まつり コンセプト

米沢上杉まつりは
次のコンセプトを基に開催いたします。

「敬」・・・米沢の礎を築いた上杉家とその初代当主の謙信公を敬う

「楽」・・・米沢の春の訪れを市民を挙げて喜びまつりに参加し楽しむ。

「伝」・・・地域の歴史と文化を後世に伝承する。

「招」・・・多くのお客様をおしょうしなの心であたたかくお招きし、観光の振興を図る
2014.02.21:事務局:[コンセプト]

武てい式 ~戦は己の欲のためにあらず~

  • 武てい式 ~戦は己の欲のためにあらず~
武てい式
日時:平成26年5月2日(金)18時30分から19時30分
場所:松川河川敷

武てい式軍団行列
日時:平成26年5月2日(金)16時30分から
場所:上杉神社・上杉家廟所

上杉謙信公はその生涯において、70余度ほど自ら陣頭に立って戦ったと伝えられています。また部下の諸将に命じて出陣させたものを加えれば数え切れないほどです。

その出陣の度に武てい式と称する儀式を行い、神仏に戦勝を祈りました。
この儀式は神仏に代わって不正不義を討つという強い信念に基づいたものです。

この日は、武てい式保存会の会員によって史実どおりに再現されます。
赤々と燃える篝火の中で、五沾水(ごてんすい)の儀・軍神勧請の儀などが約1時間にわたって荘厳にとり行われ、つめかけた観客をしばし戦国の世へ誘います。


武てい式《Story》



武てい式の前に、謙信は護摩堂に入り五壇護摩を行う。
五壇護摩とは、五大尊明王(不動明王・隆三世明王・軍茶利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王)に祈祷する事で、これによって自我を払い精神を統一し、神仏の啓示を得る事が出来るというもの。

上杉謙信が合戦前に必ず行ったという、軍の守護神を降ろす為の儀式の再現。会場に用意された護摩壇で五段護摩を行い、自我を払い精神統一し神仏の啓示を仰ぐ。

武てい式に先立ち、謙信公と甲冑軍団が上杉家廟所を参拝する。その後、市内中心街を行進し会場へ向かう。武てい式会場では、開式宣言・軍団集結・軍神勧請・五沾水の儀・賜旗・出陣が行われ儀式は終了する。


◆ 開会宣言

武将の集合を告げる「総登城」の太鼓が打ち鳴らされ、二十八将が駆けつける。
登場人物(参加武将)一覧


◆ 軍団集結

軍奉行が謙信に全軍団の集結を告げ、侍組の子息達からなる「青龍隊」による演武、続いて「馬廻組槍隊」による槍舞が行われる。




◆ 軍神勧請

軍神を招き迎える儀式、伶人・神官により奏楽と警蹕が行われ、次に軍奉行の 「軍神勧請」の声で、上杉太鼓が打ち鳴らされる。
謙信は、軍師を従えて神前に進み祈祷を行い、神前に供えてある水(五沾水)水筒に移す。
  

◆ 五沾水 (ごてんすいの儀)

五沾水は神の水であり、これをを受ける事で神に代わって敵を討つ信念が固められる。各武将は、五沾水を軍奉行から受け、最後に軍奉行と軍師がそれを受ける。




◆ 賜  旗

謙信公によって先手の大将に「刀八毘沙門天」の旗、二の見の大将に上杉家家宝「八幡の御弓」、僧侶に帝から賜った「天賜の御旗」が渡される。
出陣を前に、お能衆によって謙信の読んだ和歌が朗詠される。


◆ 出  陣

謙信公の出陣の号令で、上杉太鼓・軍螺が打ち鳴らされる。
軍奉行の抜刀の号令と謙信公の掛声により、武将達はそれに応え、上杉軍団は降壇行進を行い、武てい式は終了する。
2014.02.21:事務局:[武てい式]

米沢上杉まつり開催概要

上杉まつりイベント主な日程(予定)

◆4月29日(火)
  上杉神社例大祭
  民踊流し
  ステージイベント

◆5月2日(金)
 武てい式 《謙信公出陣の儀式》
 ・・会場 松川河川敷

◆5月3日(土)
 上杉松岬両神社神輿渡御(鼓笛隊含む)
 上杉軍団行列
 ・・会場 市内一円

 川中島合戦
 《上杉・武田両軍の一大合戦絵巻》
 ・・会場 松川河川敷

共催・関連催事
・4月28日(月)餐霞館趾例祭
・4月29日(火)上杉神社例大祭 
・4月30日(水)松岬神社例大祭
・4月30日(水)献華祭
・5月1日(木)鯉供養祭
・5月2日(金)献茶祭
・4月29日(火)~5月3日(土)生け花展示

協賛事業
・第10回髭面コンテスト
 (主管:米沢市観光キャンペーン推進協議会)
・JR奥羽本線車両前面ヘッドマーク
・5月3日川中島合戦会場・5月2日武てい式会場での桟敷席設置
 (主管:米沢観光物産協会青年部)

  
春の上杉まつりとは
米沢の城下町・米沢の春は、米沢上杉まつりの
笛や太鼓の音にのせて訪れる。
長く厳しい冬に耐えてきた人々はこのまつりに
春を迎えた歓びを爆発させる。
 松が岬公園一帯には、金魚すくい、綿あめ、
射的など、むかし懐かしい露店が軒を連ね、
その中を子供達は走り廻る。
家庭の主婦はいそいそとウコギを摘み鯉を煮て、
祭料理に精をだす。
 上杉まつりは、上杉神社と松岬神社の春の大祭である。
期間中街は祭り一色に彩られ、多くのイベントに湧きかえる。
2014.02.21:事務局:[開催概要]

上杉行列(上杉軍団行列・みこし渡御)~川中島へいざ出陣~

  • 上杉行列(上杉軍団行列・みこし渡御)~川中島へいざ出陣~
上杉行列 川中島へ向けて いざ出陣!
・みこし渡御
・上杉軍団行列

5月3日、市内の目抜き通りを、威風堂々たる上杉軍団の甲冑行列と、絢爛豪華なみこし渡御が練り歩きます。
装飾山車や騎馬武者を含む約五百人の上杉軍団。
市内小学校の鼓笛隊とみこしから成るみこし渡御。
総勢千数百人、延べ約1kmに及ぶ大パレードが繰り広げられます。

◆みこし渡御・・南部小学校前 9時30分スタート


◆上杉軍団行列・・興譲小学校グラウンド 10時20分 出発式-スタート


●大沼デパート前で合流し米沢駅へ
  折り返し川中島合戦会場へ

◆上杉行列の編成 
みこし渡御(南部小学校前~)
・上杉太鼓車
・小学校鼓笛隊
・ミスモーゼスレイク
・稚児太鼓車
・上杉節舞台車
・上杉神社神輿
・上杉鉄砲隊
・直江兼続公山車

上杉軍団行列(まちの広場~)
・上杉騎馬隊
・稲富流砲術隊
・先手軍団
・前備軍団
・二の見軍団
・右備軍団
・本陣
・左備軍団
・後備軍団
・後押軍団
・少年二十八将
・女子薙刀隊

現在の予定ですので
上杉行列の構成等に変更が出る場合がございます。
2014.02.21:事務局:[上杉軍団行列]

米沢上杉まつりとは

平成26年度 米沢上杉まつりは
4月29日~5月3日まで開催されます。

上杉まつりが始まるころ、長く厳しい冬も終わり、米沢に春が訪れます。
米沢市民はこのまつりに春を迎えた喜びを感じてきました。
昔は「県社(上杉神社)のまつり」や「城下のまつり」といわれ、上杉神社の例祭日は従業員の公休日であったりと米沢の重要な祝日にもなっていました。

娯楽の少なかった時代から現在まで米沢の一大イベントとして市民の楽しみのまつりとして親しまれてきました。

この時期はちょうど松が岬公園の桜も満開になり、たくさんの露店が軒を連ね、公園内で花見を楽しんだり、そぞろ歩きを楽しむ人々で賑わいます。

 上杉まつりは、米沢上杉家の家祖である上杉謙信公を祀る上杉神社、名君上杉鷹山公、上杉景勝公、直江兼続公などを祀る松岬神社の春の例大祭として始まり、期間中市内はまつり一色に彩られ、多くのイベントに沸きかえります。
 4月29日には例大祭と開幕パレードで華々しく開幕いたします。
 米沢市内の舞踊集団、企業グループ学校などの方々が参加し千人もの踊り手が、色とりどりの衣装で満開の桜の下、華やかに踊り歩きます。
 
 5月2日の夕方からは、上杉謙信公が合戦前に必ず行ったという、軍の守護神を招くための儀式、「武てい式」が行われます。これらは武てい式保存会の会員の方々を中心に、忠実に再現され、赤々と燃えるかがり火の中で、約1時間にわた
って荘厳に執り行われます。

 5月3日午前中は、威風堂々たる上杉軍団行列と絢爛豪華な神輿渡御が市内の目抜き通りを練り歩く「上杉行列」が行われます。

 そして同日の午後2時からは、戦国史上最大の死闘といわれた上杉軍と武田軍が激突する「川中島合戦」(永禄4年秋)が松川河川敷を会場に再現されます。
 残雪の吾妻山を背に、火縄銃の発砲、上杉謙信公が単騎で武田軍に斬りこむ「三太刀七太刀」の名場面、全軍団による総がかり等両軍合わせ約700名もの武者が入り乱れての戦闘シーンは迫力満点 
 まさに現代に甦る戦国絵巻
 その迫力に幻想と興奮を感じ、戦国時代にタイムスリップしたような感動を味わえることでしょう。


このほかにも4月29日から5月3日までの米沢ではさまざまな催しが開催されます。
ぜひ米沢上杉まつりにお越し下さい。
2014.02.21:事務局:[上杉まつりとは]