だんご下げは、一年の豊作や無病息災を願って、もち米で作った
だんごをさし、ふな菓子をさげ、家で一番太い大黒柱や神棚の近くに
飾るという伝統行事です。
だんごの木はミズキ。枝の色が赤みを帯び、雪上では火のように
目につきやすく、また、名前の通り水をよく吸い上げる性質がある
ことから、火伏の木としても知られています。
そんなだんご下げの由来を子ども達なりに受け止めた様子で、
心を込めて作っただんご下げ飾り。
子ども達は、飾る日をとても楽しみにしていました。
毎年お世話になっている「畑の先生」より、今年も大きく立派なミズキを
届けていただきました。
「芽摘み」
だんごがさしやすいように、また、悪い芽が出ないようにという意味も…。
どんな飾りを作ったのかな?みんなの前で紹介します。
年少いちご組 「牛だるま」
*台紙はクラスカラー、牛乳びんがゆらゆらさがっているよ。
年中ぶどう組 「福獅子」
*獅子の折り紙に挑戦!体の唐草模様は自由にアレンジしました。
年長かき組 「縁起物づくし」
*しめ縄作りにも挑戦!七福神ってどんな神様?
どの枝にしようかな。踏まないように気をつけて、枝とだんごの
感触を確かめながら願いを込めて付けているようでした。
ようやく取り付け完了!!
養蚕農家ではだんごを繭(まゆ)に見立てて飾り、豊作を祈るそうです。
ご来園の際はぜひご覧下さい。お子さんの飾りを見つけて下さいね。