TRIAL;LaBlog

京都では竃のことを「おくどさん」と呼びます。
ハシリは、中戸から奥に続く土間。その片方に流し台、続いて竃、井戸、ニワ戸棚が並びます。
つまり、ハシリは台所。上部は吹き抜けで、もし竃の火がハシリへと燃え移っても火は吹き抜けを通って上へと上がりますから、隣家への延焼を防ぐため防ぐために火を閉じ込めるということから「火袋」と呼ばれます。
町屋でも特にダイナミックな構造美を見せる空間で、大工が腕を振るうところです。
機能的には採光の天窓、通風と喚起、そして煙り出しの引窓もあるダクトスペースとなってます。
2005.10.03:trial05:[メモ/Photo Diary]


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