屋根塗装は
自分でできる?
自分でペンキ塗りを
するときの手順や
道具、注意点に
ついて解説!
~施工手順・費用編~

  • 屋根塗装は<br> 自分でできる?<br> 自分でペンキ塗りを<br> するときの手順や<br> 道具、注意点に<br> ついて解説!<br> ~施工手順・費用編~

DIYでの屋根塗装について、前回は自分で屋根塗装をする場合の材料・道具についてご紹介しました。
第二回目となる今回は、施工の手順と費用についてご紹介します。

 

※株式会社TOSyOKUではお客様自身による屋根塗装は安全の観点からお勧めはしておりません。
DIYでの塗装を記載はしておりますが、当記事に起因する事故等に関しましては、一切の責任を負いかねます。

 

 

●自分で屋根塗装工事を行う場合の基本的な手順
下記でご紹介するものは一般的な手順であり、具体的な状況によってはやや異なる場合もあります。

 

①安全確保:
屋根に登る前に、安全装置を使用して自分の安全を確保します。
必要に応じてヘルメット、安全帯などを使用しましょう。


②屋根の点検:
屋根の状態を確認し、修理が必要な箇所があれば事前に対処します。
屋根に障害物がないか、傷んでいる部分がないか確認します。


③クリーニング:
高圧洗浄機などを使用して屋根を綺麗にし、汚れやカビ、藻などを取り除きます。
これによって塗料の密着性が向上します。

 

④修理作業:
割れた瓦や傷んだ部分を修理します。
必要に応じてコーキング材を使用して、隙間や亀裂を埋めます。


⑤下地処理:
下地処理を行い、プライマーを使用して屋根表面を均一にします。
これにより、塗料が均等に塗りやすくなります。


⑥塗装:
塗料を選定し、指定された厚さで均一に塗ります。
下塗り+上塗りでの施工や下塗り+中塗り+上塗りの施工など、予算や屋根の状況によって選択します。

塗装については後ほどさらに詳しく説明します!

 


⑦作業場の清掃:
作業が終わったら、周辺をきれいに清掃します。


⑧仕上げ:
塗料が完全に乾燥するのを待ってから、仕上げとして追加の保護コーティングをすることもあります。


⑨廃棄物の処理:
使用した塗料缶や廃棄物を地域の廃棄物処理規定に従って処理します。


 

●屋根塗装の工程について

屋根塗装は、一般的に下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程で行われます。
各工程には特定の役割があり、これらを順番に行うことで耐久性や美観の向上が期待できます。

 

下塗り(プライマー)
役割:
下塗りは屋根の表面を均一に整え、塗料が密着しやすくするための工程です。

具体的な作業:屋根表面のクリーニングや修理を行った後、プライマー(下地処理剤)を塗布します。

下地処理により、塗料が均一に吸収され、密着性が向上します。


中塗り
役割:
下塗りで整えた表面に中塗りをすることによって色の均一性や耐久性が向上して、仕上がりが美しくなります。

具体的な作業:下塗りが完全に乾燥したら、中塗りの塗料を均等に塗布します。


上塗り
役割: 上塗りは、最終的な仕上げです。
屋根を悪天候や紫外線から守るための保護層を作ります。
具体的な作業:中塗りが完全に乾燥したら、上塗りの塗料を使用して屋根全体に均等に塗布します。

 

注意点:

各工程の間には、十分な乾燥時間が必要です。乾燥時間は塗料メーカーの指示に従います。

塗装に使用する塗料は、屋根の材質や気候条件に適したものを選びます。

また、塗料の厚さを均等にして塗ることが重要です。

適切な厚さで塗られていないと、効果が期待できません。

 


●DIYで屋根塗装を行う場合の費用について

 

屋根塗装のDIYの費用は、塗料や道具にかかる費用だけでなく、屋根のクリーニングや修理に使用する洗浄機等の費用、屋根に上るための足場代、使用済みの塗料缶や廃棄物の処理にかかる費用なども考慮する必要があります。

 

一般的に、プロの屋根塗装業者に比べてDIYの場合は材料費が低い傾向がありますが、その分手間や時間がかかることも考慮する必要があります。

 

 

以上が基本的な屋根塗装の手順ですが、屋根の種類や状態によっては特別な手順が必要になることがあります。
また、高所作業や特殊な材料の取り扱いが伴うため、注意が必要です。
繰り返しとはなりますが、専門的な知識や経験がない場合はプロの塗装業者に相談・施行をお任せすることをお勧めします!

 

~前回の記事はコチラ~

屋根塗装は
自分でできる?
自分でペンキ塗りを
するときの手順や
道具、注意点に
ついて解説!
~道具編~:山形の屋根塗装・外壁塗装専門店-TOSyOKU (塗職)

2023.12.04:tosyoku:[トピックス]