鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

兼続 「お屋形様、我らの切手が登場いたしましてございます。」

景勝 「切手とな。どのような切手じゃ。」

兼続 「東北地方限定発売の10枚入りのシートでございます。」

景勝 「ほほぉ。」

兼続 「それがしの兜が3枚。お屋形様の兜が2枚。輝虎さまの兜が1枚。そして前田慶次どのの兜でございます。」

景勝 「兜コレクションじゃな。」

兼続 「左様でございます。どうも最近は、愛の兜ばかりが目立ってしまいましたが、他にもいろんな兜があるという見本にもなりまする。」

景勝 「確かに。輝虎さまの飯綱権現の兜も米沢に来たら見るべきじゃからのぉ。」

兼続 「ほかにも、鉄砲隊、それがしの肖像画、それがしとお船の墓など、米沢ゆかりの切手シートとなってございます。」

景勝 「して、どこで売っておるのじゃ。」

兼続 「郵便局でございます。」

景勝 「では、土日に来る観光客は買えないではないか。」

兼続 「これはしたり。では、こうしましょう。
宿屋の登府屋に命じ、電話をもらえば郵便局で購入し、取り置きをさせるというのは?」

景勝 「うむ。それはよい。『敵に塩を送る』ならぬ、客に切手を取り置くじゃな。ところで、いくらじゃ。」

兼続 「1枚1200円でございます。」

景勝 「切手コレクターは、郵便局に急がねばのぉ。郵便局長も言っておったわ。」

兼続 「なんでございましょう。」

景勝 「早く買いにきってー。」

兼続 「これはしたり。今日は、いつになく低レベルですな。」

景勝 「うむ。わしはこのようなブログには、来とうなかった!」


天地人切手シート、本日より好評発売中です。


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