鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

当方見聞録 essay
米沢三中で長野オリンピック・ジャンプ団体 金メダリストの原田雅彦選手、岡部孝信選手と地元出身の坂野幸夫選手の講演がありました。
演題は『世界へジャンプ』。

坂野選手は、小野川のスポーツ少年団出身のジャンパーです。3選手ともチーム雪印所属の日本のトップ選手です。
ぜひ来年のトリノオリンピックでは『世界へジャンプ』期待と応援しています!
チーム雪印 公式サイト
五月五日「子供の日」は端午の節句。
古代中国では五月初めの丑の日に邪気を払うためによもぎで作った人形や兜を軒に挿し、ちまきや柏餅を食べるなどの行事が行われていたそうです。

鎌倉、室町時代の武家屋敷では、梅雨の前に手入れを行う為に、五月の節句には外に旗織や吹流しを飾り、座敷には鎧や兜、武具を飾りました。「菖蒲」と「尚武」の音が同じであることから、江戸時代に立身出世を願う意味を持つようになり、男子の節句となりました。
以来「降りかかる厄を払い、子供の健康と幸せを願う」端午の節句は家族の絆を深める大切な行事となっています。

というわけで、五月人形を飾ってみました。
土鈴と同じ素材のちょっとかわいらしい人形です。
エピデンドラムが咲きました。

エピデンドラムのエピ(epi)は「上に」、デンドラム(dendrum)は「樹」を意味するそうです。
「樹上」に着生する蘭です。

小さいながらも鮮やかな花です。
君子蘭が咲きました。
オレンジ色でゴージャスな咲きっぷりです。
ロビー脇にございます。

実は君子蘭は、ランと名が付いていますが、ラン科ではなくヒガンバナ科だそうです。
アマリリスに似ているわけですが、アマリリスもヒガンバナ科です。
お国は南アフリカだそうです。
アフリカの大地に合いそうなオレンジですね。
待ちに待った桜が咲きました!
というか、咲かせました。
温泉の近くで温めて、やっと咲いてくれました。

春の遅い小野川では桜が咲くのが、ちょうどゴールデンウィークの頃。
今年も夜桜ライトアップと無料露天風呂の入浴時間延長を行います。
ライトアップは4月28日〜5月7日の予定です。
まだまだ雪が残る小野川ですが、いち早く融けたところでは水仙も咲き始めました。

ギリシア神話では、美少年ナルキッソスが水面に映る自分に見とれ,そのまま花になってしまったのが水仙。
英名は narsissus も自分の美貌に酔いしれるナルシストもここが語源だそうです。
昨日のゴミ拾いのときに発見しました。
なんだか分かります?
子供の頃、よく見かけた『かえるの卵』です。

まだまだ肌寒い日もある小野川ですが、着実に春が来てますね。
ちょうど「小町の湯」の隣の池にありますよ。
だんだん日も長くなり、気温も上がってきています。
春の訪れを感じながらも残り少ない雪でもう少し冬の情緒を楽しもうということで、仕上げてみました。
尼湯前にございます。
雪灯篭と雪ぼんぼりを灯してみました。
やわらかい光が闇夜を照らしますね。
今日で震災から10年、被害に遭われた方のご冥福をお祈りいたします。
遅くなりましたが、昨日の『斎灯焼き』の模様です。

当館にお泊りのお客様もご覧になり、大変喜んでらっしゃいました。
気さくに話しかけて盛り上げてくださった皆さん、どうもありがとうございました。
銀世界、澄んだ空気に青い空、すがすがしい汗で気分爽快
って、いうじゃな〜い?
あーたが立っているのはゲレンデじゃなくて屋根の上ですから!
残念!
私を屋根に連れてかないで 斬り!

久々の青空に雪下ろしも一段落。
お疲れのみなさん、小野川温泉が待ってますよ♪
奴凧に続き、賀正と書かれた凧。
実際に揚げたことはありませんが、飾ると楽しくなってくるのはお正月が持つ独特の高揚感でしょうか?

などといってるうちに、世の中今日から仕事始め。
凧のように浮かれている場合ではありませんね。
雪景色に咲く薄桃色の花・・・。
なんと、桜です。
今年は暖冬で一足早く咲いちゃいました・・・というわけではなく、
もしやサンタさんが・・・というわけでもありません。

山形の冬の名産『啓翁桜』。
毎年クリスマスごろに出荷が始まります。
山形ならではの雪見と花見をいっしょにお楽しみください。
いまだに初雪も降らない暖かい気候ですが、もう少しでクリスマス。ツリーに飾りつける雪のような綿花を置いてみました。
ツルウメモドキを飾りました。
南天、万年青に続いて、赤い実シリーズですね。