鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

当方見聞録 essay
思わせぶりなタイトルでスイマセン。

おらほの田んぼに妻夫木聡さんが・・・来年扮する直江兼続の絵ができました、というお話です。


小野川温泉の田んぼアート、今年は「直江兼続」。

来年の大河ドラマ『天地人』は、上杉の智将・直江兼続の物語です。

ご覧の通り、見事に絵が浮かび上がっています。

ちなみに、一緒に連れていったお客様に

「あのトマトは何?直江と関係があるの?」

と言われちゃいましたが、トマトじゃなくてホタルです。^^;

小野川ということで、蛍がバックに舞っているわけです。

パソコンが故障してしまい、長いお暇を頂戴いたしておりました。
久しぶりの更新です。


まずは、パソコンの故障中に始まった『ほたるまつり』。

オープニングセレモニーの様子です。

甲子大黒天本山の副山主 関谷寛明氏による安全祈願と蛍供養です。

玉串の代わりに甘露水を捧げて、みんなでお祈りしました。


浴衣姿のお客様も混じって、とてもいい雰囲気のセレモニーとなりました。

祈祷の後は、御神酒と御神水の振舞いもありました。

鬼面川の上を舞うゲンジボタルの登場とともにセレモニーは無事終了いたしました。
山野草の季節です!

ということで、三沢コミュニティセンターで山野草展が開催されています。

10日(土)と11日(日)の2日間です。


小さい鉢で見たこともないような可憐な花を咲かせる山野草。

花屋さんに並ぶドドーン!という花たちとは、また一味違います。

山菜の試食コーナーや、山野草の販売コーナーもありますので、ぜひいらしてくださいね。^^
木へんに神と書いて、榊(さかき)です。

語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意だそうです。

神社に植えられ、玉串として参拝に使ったり、神棚にあげたりするあの植物です。

その花が、咲いています。


玄関前の緋榊です。

葉に隠れて見逃してしまいそうですが、白い小さな花ですよ。
小野川の桜です。

散りはじめてはいますが、まだ間に合いますよ。

春の陽気と桜吹雪。

お散歩には最高です。
1200年の時を越え、小野川温泉に小野小町がやってきました。

というのは、お祭のお話。

上杉まつりでは、米沢にゆかりのある人物の仮装行列『時代行列』というイベントがあります。

そこで小野小町役で参加する方が、小野川を訪れ、せっかくなので出発式を行いました。

小野川からは女将会がお供して温泉街を練り歩きました。

尼湯の前では、甲子大黒天本山の副山主さんによる祈祷が行われ、旅の安全とイベントの成功を祈願しました。

さらに、扇屋さんの2階から餅まきをするという、なんとも盛りだくさんな時間になりました。

餅まきって、楽しいですよね。笑
春らしさは、草花だけではありません。

虫たちも活発に動いていますね。

ふと見た木の葉の影に止まっていたハチ。

カメラ目線の1枚。
宿の前に3本並んでいるシンボルツリーのコナラ。

ようやく枝の先から新芽が顔を出しました。

薄緑の綺麗な色です。

今日は肌寒かったですが、小野川はようやく桜が満開です。

猪苗代湖方面へ抜ける西吾妻スカイバレーでは、なんと雪が降ったそうです。

まだまだ、不安定なお天気ですが、桜が散るのが遅くなりそうでうれしいですね。
もうすぐ端午の節句ということで。

端午の節句用の鎧飾りを出してみました。

ぜひご覧ください。
『春の宿まつり』、150番目のお客様のご紹介です。

当館ウェブサイトの特別企画で、30番目ごとに1人その場で無料になるというものです。

今年のキャンペーンは、25日を持ちまして終了しましたが、最後の1名様のご紹介です。

最後に無料でお泊まりになったラッキーなお客様は・・・


宮城県仙台市からお越しの瀧口さまです。

おめでとうございました。


みなさま、また次のキャンペーンをお楽しみに。
今日は、小野川の氏神様 山の神様の祭でした。

お神輿が練り歩き、地域の人はお祓いを受けたり、お参りしたり。

天気もよくて、いいおまつりでした。


...もっと詳しく
市内は桜が咲き始めましたが、里山にはまだ雪が残っています。

そんな雪をバックに赤い実をたたえるヤブコウジ。

落語『寿限無』で「やぶらこうじのぶらこうじ」と登場する縁起のいい植物です。

センリョウ科のセンリョウ(千両)や、同じヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)、マンリョウ(万両)と並べてジュウリョウ(十両)とも呼ばれます。
落ち葉と枯れ草色の大地から頭を出す春の使者。

ふきのとうです。

今、小野川周辺の土手には春の使者が地中から参上しています。

天ぷらがおいしいんですよね。

今年見つけた初ガエル。

春だなぁと思ってよくみると・・・。

わかるかなぁ?


ササッと隠れたのですが、よく見ると2匹重なっていました。

ツガイということですね。

上がオスだと思いますが、オスはピクリとも動かずメスに乗ったまま移動していました。

これから卵を産むんでしょうね。

実に、春らしい貴重なヒトコマでした。
まだ桜が咲かない小野川。

今、小野川周辺では、福寿草が満開です。

黄色のじゅうたんのようです。