FPのひとりごと

加藤和彦率いるサディスティック・ミカ・バンドは
初めて海外で評価された日本のロックバンドだと思う
イギリス公演はロキシーミュージックの前座であったが
英国内では『ミカ・バンドがロキシーを食った』とまで言われた

当時の日本のロックシーンはといえば
鳥取砂丘で盆踊りをしてるような?もんだった
一生懸命やればやるほど空しい状況であった
そんな中で いきなり逆輸入されるハイレベル
時代と音楽性は違えど YMOに似たムーブメントではあった
どちらもナショナリズムの欠片も感じさせないのがクールだった
日本ではなぜかあまり評価されなかったが
日本の音楽シーンにとって画期的な出来事だったと思う
やっぱり加藤和彦は天才だった
でも・・・
才能というのは ないよりあるにこしたことはない
天才などというのであれば それはなおさらのことだ
と 我々凡人は単純に考える
天賦の才能で努力もせずに楽々と生きていく
そういうイメージで天才というものを捉えている
違うんだねー それが
凡人は“伸びしろ”が膨大な分 努力すれば成果が出る
天才には ほとんど“伸びしろ”が残されていないので
努力しても 思うような成果が残せないんじゃなかろうか
イチローのように努力することの天才もいるが
努力する余地のない天才というのもいるんじゃなかろうか
そうすると人生がものすごくつまらなくなるんだろうねー
天才になったことがないので ほんとのことはわからんが

なんだか凡人に生まれてきてよかったような気がする
凡人であることの幸せをかみしめて生きていかねば


2009.10.19:tnw:[メモ/その他]


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