ＦＰのひとりごと
あのころほしかったもの
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中学校のころ
お昼は 弁当でした 男子は 土方弁当に 飯 と おかずを いっしょに 詰めてもらうのが 普通でした 当時 我が家の おかずは ほとんど 毎食 玉子焼き（たまにゆで卵）赤いウィンナー そして 前の晩の残りの 煮物 でした まー どこんちも だいたい そんな 感じ でした でも 中には いわゆる 金持ちのボンボン が いるわけで そいつは 弁当箱のほかに 缶詰のようなものを 持ってきていました 『それ なんだ？』と 聞くと 『コンビーフだ！』と ぬかしました 一同『・・・』 中味が 牛肉だと聞いて ぶっ飛びました すき焼きの肉が 豚肉でなく 牛肉（であるべき）だと 知ったのは まだまだ 先のことです そんな時代に 牛肉？ コンビーフ！？ 心底 うらやましかった カルチャーショック でした 大人になって 牛肉のすき焼きも 食べられるように なって コンビーフも 思い切り 食べました ん〜〜ん なぜか ぜんぜん おいしくないんです でも いまでも 特別な 食べ物なんです 私にとっては （つづく） |
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Ｕコン って 知ってます？
模型飛行機の 翼に ワイヤーをつけて 自分を 中心に ぐるぐる 回すんです 動力は 小型のエンジンです よく おもちゃ屋に ぐるぐる 回り続けているのが あるじゃないですか あんな 感じのやつ です 小学生のころ これを 飛ばしている人を よく 見ていました 甲高いエンジン音 と オイルの いい臭いが 忘れられません もう 何十年も 見たことが ありません まだ やってる人って いるんでしょうか？ なにか 郷愁を くすぐられます 当時 手が届く などということは 完璧に なかっただけに いまでも ほしいんです （つづく） |
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私は、実は、いまだに
トランシーバーが欲しいんです。 笑われますよね 携帯があるのに でも 欲しいんです。 携帯とはやっぱりちがうんです。 なぜか 特別なあこがれが あるんです。 『もどき』を手作りしたことは あるんですが、 本物を手にしたことは ないんです。 なぜかといえば 高価だったんです。 手が届かなかったんです。 小学生の頃、親父が勤め先から借りてきて ちょっとだけ触らせてもらったんです。 めっちゃうれしくて舞い上がりましたが 親父が返してしまって（当たり前ですが） 寂しさは倍増です。 だからいまだに欲しいんです。 （つづく） |
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知る人ぞ 知る！ そう
アマチュア無線 のことです
小学生のころから 『５球スーパー』
などを 組み立てていた ので
愛読書は『子供の科学』→『初歩のラジオ』
→『ラジオの製作』とランクアップしました
そういった雑誌の中には 必ず
ＨＡＭのコーナーが あり 送信機 受信機
トランシーバー アンテナ などのことが
きらびやかに 載っていました
そこで
当然のように 興味を持ち
アマチュア無線の 資格を取りたいと
思うように なっていきました
ちょうど 小学校５年生ぐらいのとき です
受信は なんぼやっても いいので
短波の 入る５球スーパーを こさえ
3.5MH 7MH を受信していたのですが
問題は アンテナ でした・・・
いまでは まったく そんな光景に
お目にかかることは ありませんが
昔は 家の両サイドに ５・６ｍの竹ざおを立て
そこに 銅線を張り アンテナに してました
まずは そのアンテナで 一悶着・・・
（つづく）