当社では毎日、会社の屋内と屋外の一定ポイントの
高さ1cmと1mの所の放射線量を測定しています。
最近は窓を開けても屋内は殆ど変わらぬ数値ですが、
やはり屋外の側溝、軒樋、水溜り跡とかの数値の高さには
驚き、がっかりしてしまいます。
ある日の出来事です。
午前10時いつも通り測定開始し、
測定ポイントの側溝の蓋の所を測っている時の事。
側溝のある所は若干日陰になる為、
乳母車を押しながら歩いてきた20代位の若いお母さんが、
日陰でチョッと一休みといった感じで足をとめました。
側溝の蓋の上に赤ちゃんの乳母車をしっかりと止めて・・
そこで、
ピッピッピッと音がし始めた線量計を見せて、
いかに高い数値を示しているか、
特に赤ちゃんは危険な事とか話をしました。
高い数値を確認した彼女はビックリしていましたが、
私は彼女が数値を見て発した第一声にビックリしました。
「ゲッツ、やべぇー。」
ミニスカートの良く似合う可愛い感じのお母さんからは
とても想像できない言葉で、目が点なりました。
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それから、4~5日過ぎた頃、
乳母車を押している彼女の後ろ姿を見かけました。
側溝を避けて歩いている姿にホッとし、
思わず笑みがこぼれました。
樽川(千)記
見えない放射線にご用心!
2011.07.04:taru_taru:[ハーブ・アロマ]