内装も完了して、
いよいよ外構の仕上げに入っていきます。
玄関へ、階段とスロープ両方から上がっていけるアプローチ。
もともと高低差のある敷地のため、
スムーズに上がっていけるよう計画しての施工。
完成が楽しみです(^^)
内装も完了して、
いよいよ外構の仕上げに入っていきます。
玄関へ、階段とスロープ両方から上がっていけるアプローチ。
もともと高低差のある敷地のため、
スムーズに上がっていけるよう計画しての施工。
完成が楽しみです(^^)
きれいに組まれた基礎の鉄筋。
第三者の検査員による配筋の検査も無事に終え、
その後しっかり養生。
次は、基礎のコンクリート打設ですが、
当日までの急な天気の変化にも備えます(^^)
一般的に最も多く建てられている家は、
『総2階建て』と呼ばれる
1階と2階の面積がほぼ同じである家ですが、
その理由は、この家の建て方が、
最もコストパフォーマンスに優れているからです。
つまり、建築コストが割安だということですね。
しかし、この建て方には、
割安な建築コストで家が建てられる
というメリットがある反面、
建てた後じゃないと気付けない
手痛いデメリットもあります。
まず、総2階建の間取りを考えてみましょう。
寝室や子供部屋などの居室は、
全て2階に配置するケースがほとんどではないでしょうか?
実はこの間取りだと、
子供たちにとって使いにくい部屋になってしまう可能性が
高くなるんです。
あなたが、子供の時を想像してみて下さい。
わざわざ、自分たちのモノを
2階まで持ち運びするのが面倒ではないですか?
また、親から離れた所で、
1人で過ごすのも心細くはないですか?
そう考えると子供が小さいうちは、
2階にある部屋は使いづらいですよね。
結果、子どもたちのモノは、
常にリビングダイニング周辺に置かれるようになり、
リビングダイニングが散らかった
生活感あふれる場所になっていきます。
そして、
せっかく広々つくったリビングダイニングが、
なんだか狭苦しい場所になってしまいます。
そしてもう1つ、
全ての居室を2階に配置してしまうと、
実は将来、
予期せぬ増築費用がかかる可能性が
高くなってしまうという事実をご存じでしたか?
将来、足腰が弱ってしまった場合、
2階への行き来が大きな負担となるため、
増築することによって、
1階に部屋をつくろうと考えるからです。
貯蓄が必要な老後には、
大きな負担としか言えません。
2つの問題を同時に解決する秘訣!
小さな子どもたちは、
親の気配が感じられないところで遊ぼうとしないし、
親の方だって、目が届かない所で
子どもたちを遊ばせたくありませんよね?
かといって、
わざわざリビングダインングが
散らかるような家にしたいとも
誰も思わないですよね?
出来れば、リビングダイニングは、
いつもキレイな状態を保ちたいと思っていますよね?
であれば、
“子ども部屋を1階につくる”という選択肢を、
お持ちいただいてもいいのではないでしょうか?
あなたが家を建てようと思っている土地が、
40坪以上あれば、ほぼ実現することが出来るし、
45坪以上あれば、確実に実現出来ます。
この選択肢をお持ちいただくだけで、
先程の2つの問題を
あっさりと解決することが出来ます。
1階に子ども部屋があれば、
子どもたちがその部屋を使いやすくなるため、
リビングダイニングをキレイに保ちやすくなります。
また、子どもたちはやがて出て行くため、
将来は、子供部屋を寝室として使えるようになります。
つまり、老後は1階だけで生活が出来るということですね。
ただし、この場合、
どうしても建築コストは割高になってしまうため、
家をコンパクトにすることによって
建築コストを抑えるようにしなければいけません。
しかし、家をコンパクトにすることによって、
最初にかかる建築コストを抑えることが出来れば、
将来かかるかもしれない
余分な増築費用をカットすることが出来る分、
家づくりにかかるコストを
よりミニマムすることが出来るようになります。
ということで、
家にかかるお金をより少なくするためにも、
実現可能なのであれば、
子供部屋を1階につくるという選択肢を
前向きに考えてみていただければと思います。
資金計画の結果、
家づくりの予算を抑えなければいけない
という現実に直面した方、
多くいらっしゃるのではないでしょうか?
その場合、
必ずと言っていいほど、
土地の予算を圧縮しなければいけません。
予算圧縮のしわ寄せを
家だけ集中させてしまうと
住みにくく品質が悪い家になってしまうし、
そもそも、家だけでは、
そこまで大きな予算の圧縮にならないからです。
また、予算圧縮のためには、
同時に、庭や外構工事の予算圧縮も欠かせない要素なのですが、
その実現の鍵を握るのが土地選びです。
それゆえ、今回は、
土地予算を圧縮するための秘訣(知識)
について、
お伝えしていきたいと思います。
では、その秘訣を1つ、
お伝えしていきたいと思います。
■土地の日当たりの良さにこだわらない
土地の値段は、日当たりの良さに大きく左右されます。
つまり、日当たりが悪そうな土地は安く値段がつけられ、
日当たりが良さそうな土地は高く値段がつけられる
ということです。
しかし、日当たりが良いということは、
イコール(=)家が建つ南側がオープンな状態になっている
ということでもあります。
となると、
その南につくった大きな窓は、
そのままでは外から丸見え状態になってしまいます。
そして、視線を防ぐために
カーテンをせざるを得なくなります。
また、大きな窓の防犯を強化するため、
かつ、台風の強風から家を守るため、
かつ、暑くて厳しい直射日光を防ぐために、
その大きな窓にはシャッターまでつけるというケースも
多くあります。
その上、
防犯を強化するためには、
塀や庭にも多額の工事費用を
かけざるを得なくなってしまうわけですしね。
そして、
これらが積み重なった結果、
家や庭にかかる費用までも割高になり、
土地・家・庭の三拍子そろって
割高な買い物をしてしまうというわけです。
なんのための自由設計、注文住宅なのか?
他方、日当たりが悪そうな土地は、
メチャクチャ不人気であるため、
ずいぶん割安で購入することが出来ます。
また、不動産屋さん側から見ると、
売れにくそうな土地ほど早く処分したいので、
大胆に値段交渉が出来、
さらにお得な値段で土地を購入しやすくなります。
それゆえ、土地価格を圧縮するためには、
誰もが狙わないこういった土地を
狙うようにすべきなのですが、
「日当たりが悪そうな土地=暗くてジメジメした家になる」
というネガティブなイメージが
先行してしまっていることから、
どうしてもこういった土地を避けようとしてしまいます。
ですが、
自由設計というのは、
本来、土地が持つメリットを活かすだけでなく、
土地が持つネガティブなデメリットを
解消するための手段であるはずです。
例えば、太陽の光を採り込みたい
リビングダイニングキッチンを、
南に建つ家から十分な距離をとった場所につくれば、
たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても、
明るくて開放的なリビングダイニングキッチンを
つくることが出来ます。
あるいは、より高い位置から太陽の光を採り込めば、
たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても、
明るくて開放的なリビングダイニングキッチンを
つくることが出来ます。
つまり、その土地が持つデメリットは、
設計次第で解決することが出来るというわけですね。
明るく開放的な家をつくるために、
土地の日当たりの良し悪しは、
ほぼ関係ないといっても過言ではありません。
なので、この事実をご理解いただき、
同じエリアで、同じ環境で、
より安く土地を購入していただければと思います。
その分あなたの叶えたい家づくりに、
大きく近づいていく事でしょう!