わたしたちは家づくりの際、暮らし方や環境に合わせて
「中庭」のある間取りをよくご提案させていただいております。
その理由は、中庭を設けることによるメリットがたくさんあるからです。
例えば、「中庭」に面した窓には
人目をシャットアウトするためのカーテンが不要になるので
カーテンコストが大幅に削減出来ますし、
カーテンがいらない分、
カーテンを洗濯する必要もなくなれば、
カーテンレールの上にたまる埃を
いちいち掃除する必要もなくなります。
また「中庭」につくった窓には
台風の時のような強風が直接当たることがなく、
強風によって何かが飛んできて
ガラスが割れるような心配もないので、
シャッターをつける必要もありません。
その結果、カーテン費用だけじゃなく
馬鹿にならないシャッター費用までも
大幅に削減出来るというわけです。
そして、このカーテンが不要であるということは、
コスト的なメリットだけじゃなく
日常に大きな恩恵をもたらしてくれます。
■家の中が劇的に明るくなる
カーテンが不要になれば、
外部からの光を遮るものがなくなるため、
家の中が劇的に明るくなり、
日中は一切照明に頼る必要がありません。
晴れた日はもちろん、
曇りや雨の日でも光は入ってきます。
「中庭」から採光を取るということは、
家の中心部から光を取り込むということなので、
家全体が満遍なく明るくなりやすいことになります。
■常に外が感じられ、空が見える
また、カーテンが不要となれば、
常に外を感じることが出来ます。
晴れた日は、青空と白い雲が流れていく景色。
雨の日は、雨がデッキを叩く姿や窓をつたう雫。
雪の日は、しんしんとデッキに雪が積もっていく様子。
そして、季節によって変わる時間の流れ。
これらを家の中に居ながら見たり感じることが出来るだけで
とっても豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。
中庭のデッキからはもちろんですが、
リビングやダイニング、そしてキッチンからも
雲や月の姿も常に見ることが出来るのも良いですよね。
■開放感がある
そして、これらの要素は
圧倒的な開放感をもたらしてくれます。
まず、カーテンがいらない家は
カーテンがある家に比べて
圧倒的に奥行きが感じることができます。
さらには、「中庭」につくったデッキが
リビングの延長のように感じられるため、
さらに空間に広がりをもたらしてくれます。
こういった効果によって、
リビングダイニングキッチンという空間が
よりいっそう価値ある空間になっていきます。
きっと家族が集まるきっかけにもなっていくでしょう。
いかがでしょうか?
今回は「中庭」がもたらしてくれる明るさと開放感について
お伝えさせていただきました。
なんとなくでも共感していただけましたら幸いです。