洗濯作業がストレスフリーな家を目指すには?

同じフロアで洗濯作業の全てが完結出来れば、

ずいぶんと楽になりますよね。

  

そして、一般的にも多い方法の1つに、

キッチンや洗面脱衣室の勝手口から外に出て

洗濯物を干すという方法があります。

 

2階のベランダまで洗濯物を干しに行くよりは、

遥かに動線が短くなるものの、

実は、同時にいくつかのデメリットもあります。 

 

では、この動線の場合、

どのようなデメリットがあるのでしょうか?

 

 

問題点その1:外に出て作業しなければいけない・・・

 

この場合、洗濯物を干す作業は、

完全に外に出て行うことになります。

となると、夏は気温も高く、日差しの強い中で

洗濯物を干さないといけなくなりますし、

冬は、ブルブル震えながら

洗濯物を干さないといけなくなります。

 

 

問題点その2:いつもキレイにしておかないといけない・・・

 

また、外に出て洗濯物を

干さないといけないということは、

お隣さんやご近所さん、

あるいは郵便や宅配の方達などと

顔を合わす可能性も高くなります。

 

という事は、ノーメイクやパジャマ姿で

外に出て行きづらくなるので、

それなりにいつも、身なりに気を付けておく必要が

出てきてしまいます。

 

 

問題点その3:取り込むのに手間がかかる・・・

 

乾いた洗濯物を取り込む時も、

勝手口から何度も出入りしないといけないため、

取り込むのにも、けっこう手間がかかりますよね。

一回に持てる洗濯物の分量も限られているし、

その移動距離もけっこう長いからです。

 

ましてや、子供が成長するに連れて、

洗濯物の分量は増えていくため、

この作業はますます大変なものになっていきます。

 

洗濯作業を楽にこなせるようにするためには?

 

洗濯作業の手間を減らすためには、

干す動線を短くしないといけないのですが、

この際、注意しなければいけないポイントは、

わざわざ外に出て干さないといけない場所に

干場をつくらないということです。

 

1階でありながら、ベランダに干す時のように、

部屋から手を伸ばしただけで

干すことが出来るとしたら、

干す作業がとっても楽になりますよね?

 

この動線をつくることができれば、

同時に取り込む作業もずいぶんと楽になります。

室内に居ながら、洗濯物を取り込むことが出来るわけですからね。

 

また、もう1つ大切なポイントがあります。

いかに周囲の人たちの目に触れないよう出来るか?

ということです。

 

洗濯物を周囲の人たちから

見えない場所に干すことが出来れば、

生活感が全く外に出なくなり、

常に、美しい外観を維持出来ますし、

家族構成や仕事などが、

洗濯物から外部にさらけ出す事もないですし、

ノーメイクやパジャマ姿のままで、

干したり、取り込んだりも出来ます。

 

つまり、家事の手間を減らせるだけじゃなく、

防犯性も高くなるし、家の景観も美しくなる、

というわけですね。

 

ということで、あなたが、

少しでも家事の負担を減らしたい・・

そして、見た目も美しい家にしたい・・

そうお考えであれば、

プランニングの際、

これらを意識していただく事をおススメします。

ぜひご参考にしていただければ幸いです。

2020.10.08:taru_nobu:[コンテンツ]