【新発売】エル ミラドール農園2012年ロットのご紹介!

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今回皆さまにお届けするエル ミラドール農園は、エルサルバドルのサンタ アナ山の標高約1800m付近に位置する急な斜面に農園があります。
こちらの画像は、農園に向かう途中の昔火山が噴火してできた湖をバックにパチリ!


こちらが農園主のフェルナンド リマさん。
チェック柄のシャツが似合う紳士さん。
リマさんの特技はマラソンで、ご自宅には数々のメダルが飾ってあり、アスリート的な一面も覗かせます!
この細いカラダからは想像できない馬力で、急斜面の農園をドンドンかけ登っていくんですよ。


こちらの農園のあるサンタ アナ山は数年前に大噴火があり、このエル ミラドールも火山灰が降り積もり被害にあいました。

一時は降り積もった火山灰のお陰で、コーヒーの木たちの成長も危ぶまれました。

なんとかしようと、科学肥料を与えたものの、それがかえって逆効果になりコーヒーの木たちが枯れ始めたということで、それまでの肥料を控えて、自然のチカラに身をゆだねてみたところ、自然再生的にコーヒーの木たちが徐々に、元気を取り戻してきたとのことです。

そんな敬意からか、リマさんは「自然の恵みのお陰で、コーヒー栽培をさせてもらっていると感じるんだよ」と話され、自然環境をとても大事に考えています。


コーヒーの木の脇に大きく掘られた穴があるのですが、これは肥料を埋めるためのものなんです。

先ほども話しましたが、この農園では化学肥料を一切使っていません。それではなにが肥料になるかというと コーヒーの果肉を発酵させて作ったコンポート状の肥料をこの穴に埋めたり、周りに生息している木や植物の葉が自然に落ち、それが乾燥して土に返ったものが栄養素になっています。

意図的にオーガニック栽培をしようとしたわけではないようなのですが、結果、このやり方にしたらこの農園ではコーヒーの木たちが元気になり、再生してきたとのこと。


またこの農園では樹齢 推測80歳ほどの古木も大切に育てられています。
これまで様々な農園へ行きましたが、生産性の低くなる古木は 数十年で植えかえられることが多いので、ここまでのおじいちゃんの木は珍しいですね~

コーヒーの木の命を大切に育てているのを感じます。


これは古木の断面図。
古くなって実のつきが悪くなった部分はこのようにカットすることで、来年にはまた、この断面から新しい芽がでてきます。

上の樹齢80歳の木はこのカットバックを何回も繰り返してきた証拠ですね~

農園内には、この他にも様々な植物が生息しています。

野イチゴも美味しかったな~












そんなエル ミラドール農園のこちらは2012年1~3月に収穫したばかりの新豆。

風味の特徴としては、ミルクティーのような滑らかな甘さ。アプリコットや青林檎のフレッシュ感とフローラルな香りが特徴的です。

自然の恵みをいっぱいに注ぎこまれて育った今年のエル ミラドール農園。

どうぞ、この機会にお楽しみくださいませ。

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2012.09.05:suicafe:[コンテンツ]

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