あれよあれよと中米出張から帰ってきて時間が経ってしまいましたが、今夜から少しづつ綴っていきますね!
まず中米出張第一弾の訪問国は、ニカラグアにやってまいりました!
初日は現在発売中でもあるエル・ポルベニール農園!そう去年、suicafeの店舗にも来てくれたセルジオさんの農園にやってきましたよ~!
セルジオさんも元気にお出迎えしてくれました!
農園内に一歩足を踏み入れると今年もゴミもなく、綺麗に整備された環境ですくすくとコーヒーの木たちは育っていました。
今回で3年目の訪問ですが、こんなに大きな山の敷地にあるコーヒー農園をきめ細かく管理しているのはセルジオさんの気質と、労働者への教育がしっかり行き届いているからだろうな~と肌で感じます。
小さなことですが、このような場面を見ることで、実際に農園を管理する役割の人や、ほかの労働者も農園主の意図することを ちゃんと受け入れて共に同じ目的に向かって高い意識で働いているんだろうな~という証明にもなりますし、それはほかの工程の仕事になっても 年間通してキチンとこなすんだろうな~と客観的に想像できる指標にもなります。
そういう思いで育て上げられたコーヒーだから、僕らも普段お店でお客様におススメする時には、安心して胸をはって飲んでほしいと言えるんですよね!
話は変わりますが 今年は中米でも異常気象で、エル・ポルベニールでは日照不足に対応するため、下の写真にあるようなコーヒーの木の周りに適度な日陰を作るためのシェドツリーをだいぶカットして、太陽があたるように工夫していました。
やっぱり自然相手のお仕事です。
毎年いろんなケースが出ては、どうやってベストなコーヒーを育て上げるか
考えながら取り組んでいるんでしょう!
このモヤシみたいなの なんだかわかりますか?
実はこれ、コーヒーの赤ちゃんです!可愛いでしょ!
コーヒーもはじめは種を植えて、こんな風に一歩一歩成長していきます。
もう少し成長すると今度は黒いビニールの苗床へ転校します。
はじめの段階で元気に育ったものをこうやって移し替えて育てます。
種をまきはじめて下の写真の状態の大きさに成長するまで だいたいトータル6ヶ月間は、すぐには農園に植えず、丈夫な苗を厳選しながら育てていくんですね~
それにしてもこの苗床 かなりの数があります!写真ではお伝えしきれませんがここにあったものだけでも2万2千本くらいの苗たちが育っていました。
現在エル・ポルベニールではカトゥーラ種、ボルボン種という品種を主軸に育てているんですが、今後はパカマラ種、ジャバニカラグア種といった新たな品種をトライするべくかなりの数がスタンバイしていたのですね~!
もしかしたら近い将来、こちらのコーヒーを皆様にお届けすることになるかもしれません!
まだ見ぬエル・ポルベニールの進化したコーヒーが今から楽しみになりま
す!
この手のひらにある丸い粒。
実はセルジオさんの秘密兵器です。
よく日本のホームセンターで見かけるようなペレット状の肥料なんですが、ニカラグアではなかなか手に入らず、価格も高いためほかのコーヒー農家で使っている人は少ないんだそうです。
それでもゆっくりと長い時間をかけて、従来のものに比べ3~4倍ほどの効果でコーヒーの木に良い条件で成長を促すお手伝いができるということで、高いコストをかけてでも、良い品質のコーヒーを育てたいというセルジオさんの目に見えぬ愛情のかけ方ですね!
セルジオさんの真剣な表情と、その横には この肥料の効果が表れてか、例年より分厚く、緑の濃いゴムの木のようなコーヒーの葉が元気に育っています。
本日のブログの最後は、エル・ポルベニール農園の前でパチリ!
エル・ポルベニールは日本語で「未来」を指します。
毎年、猪突猛進で進化していくエル・ポルベニール農園を見習いながら、自分も頑張らねばと思う僕等でした。
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(地震の影響で、被災地へのお届け、時間帯指定はできませんが配送可能になりましたので、ご注文受付再開します。どうぞご利用くださいませ)
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