藤原京大極殿(694~710年)

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平城京の前の藤原京(694~710年)が気になってきた。造った持統天皇は女性天皇。かなりの実力者だったらしい。役の小角が朝日岳を開いた白鵬8年(679)、大沼を開いた白鵬9年(680)のおよそ15年後のこと。和銅元年(708)最上川より南の地域に越後国出羽郡を新設し出羽柵が置かれた。大沼や大朝日岳のある朝日町も出羽郡となる。持統10年(696)大沼大行院は朝日権現堂を再興し、和銅2年(709)には朝日山箕輪において大宿を立て極楽寺と号すとある。もうすでに大沼大行院は朝廷の後ろ盾があったということだろうか。持統13年(699)に役の小角が伊豆大島に流され、2年後の701年に赦されたが同年に入寂している。出雲族出身の役の小角に何があったのだろう。和銅年間(708~14年)には信越地方より、山形県内陸部に多くの移住があった。そして和銅3年(710年)に平城京遷都。翌4年(711)年には興福寺創建。秦氏が伏見に稲荷神社を創建し、いよいよ奈良時代が始まった。さっそく祭祀線を探してみた。

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※写真は「なら旅ネット」様より拝借 
 

2025.12.03:sikumi:[奈良時代]