耳の寒仕込み
獅子頭の耳の制作を始めた。 3月6日 強烈な三寒四温・・大荒れの吹雪である。 昨日は獅子宿の軒下で乾燥させた半分の桐の丸太を作業場に運び入れ木取りした。 芯を裂けながらが柾目になる様に6cm厚の板に割り出し、型紙を重ねて下書きをする。 なんだかチェーンソーのキレが曲がるようになってきたので、チェックすると欠けた刃もあり 研ぎ直す。刃が金属に接触したようだ。曲尺に接触した時は確認したはずなのだが・・。 効率を考慮し耳を2つ、軸の部分で連結した形で荒彫りする。 内部まで乾燥したかと思っていた桐材は、かなり水分を含んで湿っていた。柳材と比較すると乾 燥収縮は少ない印象なので仕上がり寸法間際まで削れる想定。 軸部は4cm角に整え、乾燥を促す。仕上げ段階では根元を数mm太くし獅子の耳穴の摩擦抵抗を 考慮する。耳の振動で木地が圧縮され緩々になる事も防げるだろう。 4頭分木取り用意したが、今日は一部内部に腐食部があり3頭分の耳の荒彫りに終わった。 夕方、吹雪の勢いが治ったようだ。今日は寒仕込みには最適な天候である。
2022.03.06