謎の河井の面長獅子と仲間たち
機会あって、以前から気になっていた河井の若宮八幡神社の獅子頭を拝見した。 一回り小さい獅子頭である。 眉間から鼻筋にかけての凹凸が個性的なサインである。 横から見ると面長 先日、塗り替え依頼し完了した個人所蔵の獅子頭もその獅子とも似ている・・・。 この獅子頭も作者や年代も不明の獅子頭である。 重いけやき材で作られていた また白鷹町広野観音に合祀された皇大神社の獅子頭や長井市平山北向の見渡権現の 獅子も同様で、このブログで勧進代の遠藤森助の作と推測している。河井の面長の 獅子も遠藤森助の作では無いだろうか。その獅子頭には塗り替えの際の記名が残っ ていた。 平山北向 見渡神社 白鷹町広野観音に寄贈された皇太神社の獅子 河井の若宮八幡神社の獅子頭は、その他に明治期 梅津弥兵衛の作、昭和期 渡部 亨の作、平成期 渋谷の作が所蔵されている。小振りの森助の作だとすれば江戸期 の作となり若宮神社の最古の獅子頭となるだろう。また、なぜ子供用獅子頭サイズ なのか謎である。そして勧進代総宮神社の遠藤森助の作の獅子頭と同人物とは思え ない、かけ離れた作風なので何代かに渡って彫師が居たのだろうか? それもまた、謎である。 作風
2023.07.03