獅子宿燻亭10

  • What's NEW
  • 長井市道の駅「川の港ながい」にて獅子頭展開催中

    2026年2月28日より「川の港ながい」にて獅子頭展示が始まった。 来月15日までの開催。獅子頭は総宮神社大正15年町田与四弥の作1頭 と獅子箱、獅子幕、そして当工房作6頭である。 当工房の作は個人蔵の黒獅子頭で 1.R氏所蔵の獅子頭(総宮型) 2.Y氏所蔵の獅子頭(総宮型) 3.後藤氏所蔵の獅子頭(歌丸型)4.飯澤氏所蔵の獅子頭(成田型) 飛び入り飯澤氏所蔵成田型小獅子 5.獅子頭木地(総宮型元治元年モデル) である。 長井市観光協会 ライブペイントの情報はこちらから http://samidare.jp/ta-nagai/note?p=log&lid=556726
    2026.03.04
  • 西高玉稲荷神社型の昼獅子進捗

     五十川薀安神社型三頭の制作を一旦養生休止し、西高玉稲荷神社型の昼獅子の 彫り込みに入った。2024年2月に制作を始め丁度二年目になる。 昨日計測すると重さは6.4kg有り總宮型の仕上がりの重さになるが、これにFRP や漆工の重さやタテガミ、舌が加わると7kgを超えてしまう。 もうひと頑張りして軽量化をしたいものだ。一作目では顎の厚い部分を空洞にし て軽くしようと試みた。 今回はなんとか巻毛眉の内部を空洞化出来ないものかと企んでいるが逆に仕上げ の補強の重さが加わプラマイゼロになるだろう。結局、内側から彫り込んで軽く するしかないだろう。 この獅子頭の面白さは角度が違うと表情がガラッと七変化する獅子である。眉毛 も左右非対称で比べると違った巻毛の動きを彫り込まれている。長谷部吉之助の 作で今回二作目を制作させてもらえる機会を頂いたので気合を入れて臨んでいる。 額にキレの良い連続した彫りがあり、制作者権限の元で今回一本増やさせてもら った。仕上げればタテガミで隠れるが目印になるだろう。昼獅子を仕上げてから いよいよ超大型の夜獅子の彫り込みに入る。 軽量化のため桐で制作した獅子の舌を空洞化した。底の平面部分からと先の部分を 切って内部を削り取ったが、舌を固定する際のボルト固定に強度に懸案が残る。 顎と舌部の接着はFRPで張り合わせるが、多めに使用する事で、結局減量効果が あったのか疑問である。舌の重さは250gになった。
    2026.02.22
  • 五十川の獅子頭制作三頭目

     昨年11月から成田五十川型の獅子頭の制作を進め2月13日から三頭目の荒彫り に入った。 春の雪解けの様に制作が進み、もう三頭目は内部を13kgまで削り持ち運びが容 易にしてある。 頭部が三頭目の三女(仮名)は頭部に損傷や大きな割れも発生せず繊維も絡み 合い良好な木地だったが左頬に大きな節が有り、正に玉に傷だった。節の部分は 3cm彫り込み別の材をはめ込んで修正した。仕上げの際にFRP補強と漆の工程で 布張りし強化する予定である。 表皮スレスレの部分に木取りして他の木地とは違い木地がまだらに青味かかって いる。 しかし三女用に木取りしていた顎の中央に鉄砲(カミキリムシの穴)があった。 その部分を切開し当て木をして修正した。FRP(強化プラスチック)でカバー出来 るが念の為、次女の獅子とすり替える事にした。次女の頭部前歯から鼻の中央に既 に木取りの際に、収縮の割れが生じていたので補欠降格とした。 偶然だが次女は渡部 亨作の獅子と似ている。モデルの獅子を選択するに平吹獅子と 渡部獅子を拝借し検討する事になった。渡部獅子の表情は平吹獅子と比べても決して 勝とも劣らずの逸品だが、表情から醸し出す「品」や「彫り込みの深さ」の違いを感 じる。 次女はFRP補修で振り獅子にも参画可能だが、今後の様子を見ることにした。 生まれたての巨大な三頭を一列に並べてみると、さすがに迫力が伝わってくる。 それぞれの表情に微妙に揺らぎが有り、またモデルの母獅子の血脈を感じるようだ。 再び制作が始まるまで、三獅子は眠りに入った。
    2026.02.19
  • キレの良いノミ跡の逸品

         相当技術的に高度な彫りのオーラを発する獅子頭を入手した。 その印象は白鷹町西高玉稲荷神社の夜獅子や川西町犬川龍蔵神社の高山正則作の獅子の 彫りと相通ずるものだ。牙の彫りに伴う頬の隆起、眉やタテガミ顎髭の巻毛の表現、歯や 舌、軸棒の形、内部の平滑さ等に技術を惜しみなく織り込んでいる。 軸棒を歯で噛み、後頭部の紐で頭部に装着した痕跡もみられ、伊勢大神楽系の神楽に用い られたと推測される。タテガミの生え際の三角の短毛や軸棒の端を巻毛の中心に合わせる など細部に渡って計算され彫り込まれている。またタテガミの上部端にカールした彫りは あえて左右非対称に彫られている。 大きさは高さ26cm幅25.5cm奥行き27cmと小振りな がら彫師は神社彫刻も手がけた相当な腕前だっただろう。宮城からの出品だったので西高 玉や犬川の獅子を手掛けた彫師の可能性もある。 作者や年号の記名が見当たらないので残念であるが、獅子彫の手本としても獅子宿のコレ クションの中でも逸品中の逸品となるだろう。
    2026.02.13
  • 長井市五十川薀安神社型の獅子制作

     まだまだ先の完成予定だが、五十川型の薀安神社獅子頭二作目の制作を進めている。 今回は三頭分の大きな木地を用意した。以前制作した隣の地区の成田八幡の二作目の 制作の際も三作制作させてもらい、一頭を神社に、二頭を個人にお渡しした経緯がある。 まさか、また成田五十川型の獅子を制作するとは思わなかった。 モデルの獅子は初代獅子頭の平吹市之丞の作 木地の乾燥が進んでいるので、寒い間に形にしないと大きな割れが発生してしまう ので気がきでない。一昨年の晩秋に柳の丸太を運び、昨年11月13日に丸太から木取 りした。24日に最初の獅子を荒彫りし、年明け13日に顎と耳を作り合わせた。 二作目頭部を2月8日に始め11日に顎と耳を制作している。一作目は毎日自宅に持ち 帰り、晩酌のお供に眺めながら形の狂いや違和感がないかチェックしている。 一昨日は重さを量ってみると13kgもあり昨日2kg減量し、持ち運びが少し楽になった。 前歯の左角が歪んできて隙間が目立ってきた。内部を彫り込むとまだまだ変形するだ ろう。大きな獅子なので全体的に厚みを10mm前後にして極力軽量化したいものだ。 二作目の獅子頭 二作目は昨日、顎と耳を制作したがまだ重くて運ぶ気にもならない。 大型の獅子頭を三頭連続して制作するには、体力や気力の勢いが必要だ。制作していると 行動パターンが半自動化して手の動きや判断が早くなっていく。この動きを忘れないうち に三作目も制作してしまおう。
    2026.02.11
  • ...続きを見る
  • Menu
  • コンテンツ
  • プロフィール
  • お問合せ

Copyright (C) shishi9 All Rights Reserved.

[login] Powered by samidare

2020/10/8 ~ 306,271PV
  • HOME
  • TOP