西高玉の獅子頭制作進捗
まずは皮はぎ
下書きをして木取り
再び、西高玉の稲荷神社一対の獅子頭制作に入って1ヶ月経過し、二頭共に乾燥が進んできた。
昼獅子と呼ばれる長谷部吉之助作の獅子木地は12.8kgまで軽くなったので自宅に持ち帰り眺めて
いる。
生木の時期は切れ目を入れ、ハツると簡単に割れる
11日天候が良かったので外で昼獅子の二作目制作を始めた。二作目になると前回より制作が早く
経験の蓄積と反復で落ち着いて制作が出来る。一作目の倍の速さで進んでいく様だ。
そして、昼獅子二頭分の顎の木取りも行った。
夜獅子の顎は長大で頭部用の材を選定している。
二作目の大型の夜獅子に相応しい木地は残っているのだが、まだ制作する気構えが湧いてこないのだ。
内部を削り室内にやっと移動
一作目をモデルに彫り進める
13日
雛形となる本物の獅子頭を側に置いて制作できる機会は貴重であるから、恐らく夜獅子二作目に挑戦
する事だろう。
お借り出来る期限まで1ヶ月あるので何とかなると考えると、必ず何とかしてきた。
畔藤熊野二作目頭部と平山熊野の習作
畔藤熊野二作目
白鷹町畔藤の熊野神社の二作目頭部も昨年12月伐倒の柳で制作したが、顎の木地は赤太の部分が多く
今の所一作目の顎を使用する事にしている。
平山熊野神社所蔵の高橋小兵衛作の獅子頭写真をモデルに習作
人生と獅子を刻みながら時が静かに流れている。
2024.03.14:shishi9:[コンテンツ]
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